このブログでもたびたび交通ルールに関する話を書いてきました👇
実際に自転車を乗っている途中で警察の方に止められたこともないし
止められている人を見たことがないのでイメージしにくいのですが
自転車で検挙されるのってどのような事が多いのでしょうか?
今回はあまりお世話にはなりたくない
自転車の検挙・指導警告について色々と調べてみました!!
目次
そもそも指導警告と検挙の違いは?
指導警告に関しては文字通り
自転車の交通違反が行われていた場合
自転車利用者を停止させて
指導や警告を行ういわゆる”注意する”と言う事ですね
一方検挙に関しては周囲の人に危害が及ぶ場合や悪質な行為や
警察官の停止要請を振り切って逃げた
また指導警告に従わなかった場合などは検挙される可能性があるという事です
自転車の検挙数
今回はネットで調べた2016年のデーターから考えてみます!!
信号無視6809件
検挙件数で断トツ多かったのは信号無視によるものでした
自転車の信号無視で検挙される??
自分の感覚的には信じがたいものでした(^^;
もちろんダメな事に変わりは無いのですが検挙されると言う認識は無く
『自動車の間違いかな?』と思い再度調べてみると
自動車の信号無視による検挙数は桁違いの70万件オーバーでした!!
と言う事はやはり自転車の信号無視で
年間6千件の検挙があるという事なんですね(^^;
歩行者の感覚だと交通量が少ない横断歩道時などは
もちろん悪い事は分かっていますが
『赤信号だけど渡っちゃおうかな~』なんて事を思ってしまいます
でも自動車運転時にはどれだけ人通りが少なくても
『赤信号だけど行っちゃおうかな~』なんて言う発想は起こりませんよね?
そう考えると自転車=車両
この認識を改めて持たないといけないんだなと思い知らされましたね
遮断踏切立ち入り3890件
次に多かったのは遮断踏切立ち入り
遮断機が閉じようとしている時、または閉じている時、警報器がなった時点で踏み切り内への立ち入りはNGなんですね
うちの地元の様な田舎町では電車も頻繁には走っていませんし
踏切なんてちょっと待てば通れるようになるので無理に行こうとは思いませんが
テレビなどを見ていると都心部などでは
いわゆる”開かずの踏み切り”なんていうのもありますからね
無理やり渡ろうとする人もいるんですかね(^^;
一時不停止824件
一時停止って自転車もしないと行けなかったんですね(-_-;)
これに関しては怒られるかもしれませんが知りませんでした・・・
確かに徐行はしていましたが完全に停止する事はしていなかったです
これに関してもあくまで自転車は車両な訳ですから
当然道路標識に従わなくてはいけないのです
また事故を起こした際にも自転車側の一時停止無視により事故になった場合は過失が大きくなるそうなので気を付けなくてはいけませんね!!
乗車・積載違反567件
これはいわゆる二人乗りもこれに含まれます!!
以前はよく二人乗りする人も見ましたが
最近あまり見かけなくなりましたよね
あとは二人乗り以外にも運転に支障が出るレベルでの積載も違反となります
万が一大物の運搬を自転車で行う際は
長さや重さなど細かく規定がありますので確認してから乗りましょう!!
制動装置不良自転車運転424件
これはブレーキの付いてない自転車に乗ってはいけないと言うヤツですね
前輪のみや後輪のみブレーキがあると言うのもダメでした
またブレーキがあるけど整備不良で使えないものもこれに含まれます!!
指導警告票発行件数
自転車指導警告カードなるものがあるのをご存知でしょうか?
わたくしも今回始めて知りました(^^;)
地域によっては自転車イエローカードと言われているようです
ちなみに自転車イエローカードはあくまでも警告の為に出すもので
罰則がある訳度もなく注意されて終わりのようです
たしかに口頭で注意されるだけだと軽く感じてしまいますが
こういうカードをもらうとたとえ罰則はなくても嫌ですよね!!
ちなみにこれも2016年度のデータですが
指導警告票の発行件数がこちら👇
無灯火494,116件
歩行者に危険を及ぼす違反260,746件
2人乗り116,322件
一時不停止97,150件
信号無視75,158件
無灯火が圧倒的に多いですね
皆さん気を付けましょうね!!
あとがき
自転車の検挙、指導警告件数はこの10年ほどで10倍に増えている
たぶん違反する人が増えたのではなく
実際には今まで見逃されていた軽度の違反を
無くすために動き出したという所でしょうか?
『前は良かったのにな〜』と思うことも
今では指導警告の可能性があるという事を再度認識しないといけないなと思いました