先日久しぶりにキャンプに行ってきました
自分が良く行くキャンプ場は市営のキャンプ場で
以前はごみを捨てる事が出来ましたし
炭を捨てる事も可能だったのです
しかし新型コロナウイルスが流行りだした頃から
何故かゴミは全て持ち帰る事になったんです・・・
それからキャンプの撤収準備をする際にいつも思う事がある
『BBQや焚き火の炭って埋めちゃダメなの?』
一般のゴミと一緒に持って帰ればいいのですが
炭ってなんだか重たいし・・・
消火するために水をかけるので濡れているし・・・
間違いなく家には持って帰りたくはない!!
過去に疑問を抱いた事があり
炭を埋めて帰ったらダメなのか調べた事がある
だから答えは知っているんです
埋めちゃダメ!!
でも何故埋めて帰ったらイケないのか
理由までは覚えていないんです
そこで今回は再び
『炭はなぜ埋めたらいけないのか?』
また使用済みの炭の活用法も合わせて調べていきます!!
目次
炭は本当にキャンプ場に埋めて帰ったらダメですか?
まず初めに自分を含めて多くの方が
”炭を埋めたらなぜイケないのか?”
このような疑問を抱く理由を考えてみる
改めて色々と考えると2つの要因が浮かび上がってきました
①炭って害のあるものでは無いでしょ?
②炭を埋めれば自然に還るのでは?
この2つの事です
皆さんもそう感じませんか?
それではこの2つを調査していきましょう!!
①炭って害のあるものでは無いでしょ?
炭って結構身近なものに使われていますよね
調べてみると炭に関連した商品はかなり多い!!
●消臭剤
●石鹸
●歯磨き粉
●クレンジングオイル
●靴の中敷き
その他多数・・・
数えきれないほど出てくる!!
また現代では『チャコールダイエット』と言う
食用の炭を使ったダイエットもあるくらいだ
だから炭自体は決して悪い物ではない事が分かる
②炭を埋めれば自然に還るのでは?
過剰な接種はダメみたいなのですが
人間が食べたり肌に塗ったり出来る物が
果たして本当に自然界に影響を与えるのでしょうか?
”キャンプ場に埋めて帰れば良いんじゃない?”
こう感じたわけですが
実は炭と言うモノは一筋縄ではいかないものだったんです・・・
では改めて本題に入って行きましょう!!
『本当に炭は自然に還らないのか?』
炭の原料である木そのものは土に還りますし
木くずを加工して肥料にする事も出来るそうです
一方で炭に関してはどうなのでしょうか?
専門家の方がこのように語っていました
炭は、木などを蒸し焼きにして炭化させたものです。
炭化すると、ほぼ炭素の集まりになります。
成分だけでいうと、グラファイトとかダイヤモンドと同じですね。
出典:どこでもサイエンス
木を炭にしてしまえば
炭素になる!!
成分的にはダイアモンドや
グラファイト(鉛筆の芯などの原料)と同じ成分になってしまうんです
鉛筆の芯が自然に還るかは分かりませんが
ダイアモンドが自然に還るか考えれば自分でも答えは分かる
炭素=炭は自然には還らない
もしもキャンプ場に炭を埋めて帰れば
ずっと炭は土の中に残ったままになるんです!!
だからやっぱり炭は持って帰らないといけないんですね(^^;)
しかしこの様な話がある一方で・・・
炭と言うのは肥料にもなったりする訳ですから
”本当に埋めたらイケないの?”と言う気持ちは薄らと残る・・・
でもよくよく考えたら
”キャンプ場に炭を捨ててOK!!”ってなったら
キャンプ場の至る所で土が掘り起こされて
大量の炭が各地に埋められることになる
そう考えたらやっぱり埋めちゃだめだよね(^^;)
使用済みの炭の活用法!!
使用済みのゴミは燃えるゴミとして捨てるのが一般的だ
家に帰って燃えるゴミのゴミ箱に捨てればよいのです
もちろん消化はしっかりしてくださいよ!!
でもこの使用済みの炭を再活用する術はないのかとも思う
そこでここからは炭の再利用に関して調べていこうと思います
①消臭剤として使う
まずは消臭剤として使うと言う方法
そもそも炭に関して消臭効果があるのは有名な話
炭には細孔と呼ばれる無数の小さな穴が空いています
そしてこの小さな穴ににおい成分が吸着する事で
消臭しているんです!!
ただ一般的に消臭材に使われているのは活性炭と言う
通常の木炭よりもさらに細かい穴が開いているものです
だから通常の活性炭と同様の消臭効果は木炭には無い・・・
除湿剤として使う
除湿効果に関しても消臭効果と同じで
炭に無数にある細孔が湿気を吸収してくれるのです
ちなみに除湿に関しては竹炭と言う竹を炭にしたものが
除湿効果が高いと言われています!!
肥料として使う
炭には実はミネラルが大量に含まれている事もあり
作物や植物を丈夫にしてくれる働きがあるんです!!
だからガーデニングを趣味とする人が書いていましたが
BBQで使った炭は肉の脂分などが付いている為使わないけど
焚き火で使い終わった炭は細かく砕いて
鉢植えやガーデニングの土に混ぜるんですって!!
再び炭として使う
一度使い終わって火を消した炭を”消し炭”って言うのですが
消し炭って小さいしボロボロだし
とても炭として再利用出来るとは使えるとは思えません
でもこの消し炭をしっかりと乾燥させておけば
未使用の炭より着火しやすいんです
だから火種として再利用する方が居るんです!!
まとめ
キャンプ場で炭を埋めて帰ったらどうなるのか?
⇒土に還らずに残り続ける!!
だからやっぱりキャンプ場のルールに乗っ取り
適切に処分しましょう!!
ただし炭自体は悪いものでは無いので
再利用出来ればベストですね!!