セミの一生は儚い・・・
たまたま先日ロードバイクでツーリングしていて
休憩する為に座ろうと思ったら
セミの抜け殻を見つけたんですよ
今年は梅雨の期間が長かった事もあり
なかなかセミの鳴き声を聞く事もなかった
でももうそんな季節なんですね(^^;)
それで次の日家でダラダラしていたら
急に雨が降り出したので慌ててベランダの窓を締めようと思って
ふとベランダを見たらセミの死骸を見つけたんです
なんかその時に冒頭の言葉が頭をよぎったんです
『セミの一生は儚い』のかなと・・・
目次
セミの一生・・・実は1週間ではない!!
セミ=1週間しか生きられない
自分の中ではこんなイメージがある
昔からこういう風に言われていますよね?
だからこそ今年は鳴き声も聞こえないまま
死んでしまったセミを見て余計に儚く思えた
でも実は近年の研究で
セミはカラスなどの天敵に捕まらない限り
実は1週間以上生きられるんだとか
なにもなければ1カ月くらい生きられるそうです
昆虫類は基本的に短命だったんですね・・・
セミって考えた事もありませんでしたが
昆虫の一種なんですって!!
そして昆虫と言ったら蝶やカブトムシなどが思い浮かびますが
蝶で言うとモンシロチョウは時期にもよるみたいですが
成虫になってからは約2週間
卵の状態から考えても大体2ヶ月くらいしか生きられない
だから春に見たモンシロチョウの子供を
僕らは夏に見ているって事ですね
カブトムシの寿命は成虫になってから約1ヶ月~3ヶ月
幼虫時代を含めて約1年と言われています
そう考えたら昆虫の一生は全て儚いモノなのかもしれない
さっきお酒飲んだから酔っ払ってるのかな・・・??
なんか急に感情が高ぶってきた
ちょっと泣きそう・・・
セミの一生を振り返ってみましょう!!
そして本題であるセミについてなんですが
セミに関しては成虫になってからは先ほども書きましたが
1週間~1か月程度生きられると言われています
でもここからが驚くべきところ!!
実はセミに関しては幼虫の期間が他の昆虫に比べると長いんです
セミの幼虫期間は短くても3年あると言われています
有名なアブラゼミは約6年
そして最も長いセミで言うと
ジュウシチネンゼミと言うセミに関しては17年間も幼虫の期間があるですって(^^;)
しかし幼虫の期間は地上ではなく地下の土の中で過ごし
地下生活では木の根から樹液を吸って過ごしているんだとか
セミが地上に出てわずかな時間でする事とは?
長い長い地下での生活を終えて
ようやく地上に出てきたセミですが
わずか1ヶ月しかない地上生活でセミがする事は一体何なんでしょうか?
答えは子どもを作る事!!
人間だったら考えられない事ですよね
長きにわたる地下生活を経て
普通だったら遊びたいですよ
ゆっくりしていたいですよ
でもセミは地上に出て精いっぱいの声で鳴いて
オスはメスと、メスはオスと出会って
卵を産んでほどなくして死んでしまうんです
セミにとって地上に出て子孫を増やす
次の世代にバトンをつなぐ
セミの一生はそれだけなんですね
何だかそう考えたら急にセミって言うか
昆虫自体を大切にしたいなって思った
あとがき
今回セミの一生は儚いという事で色々な資料を見ていたら
更に儚い昆虫がいました
それはカゲロウと言う水生昆虫
カゲロウは成虫になって数時間の命しかないんです
1日も生きれないんです
昆虫は子孫繁栄の為に精いっぱい短い時間で生きる
人間は一体何なんだろう?
結局昆虫だけでなく人間も
子孫繁栄の為に生きているんですかね?
答えは出ませんが考えさせられるそんな今日この頃です!!