2020年・・・、今年の夏は本当に暑かったですね(^^;
連日のようにテレビでは
『記録的な猛暑になりました』
『観測史上最高を記録しました』
『今日も40度を超えました』
こんな報道であふれかえっていました
特に自分は屋外の仕事がメインなので
本当にうんざりする様な日々でした・・・
また今年はコロナの影響もあり
マスクしないといけないし
そんでもってマスクは汗でびちょびちょになるし(-_-;)
このモヤモヤした気持ちどこにぶつければいいの??
また学生さん達は夏休みも短かったですね
うちの子供も9日しか夏休みなかったですから
1番暑い時期も学校に行かないといけないなんて・・・
でも自分知らなかったのですが
今時の学校って冷房が入れられる学校が多いの知っていました?
自分達の学生時代を思い返すと
どんなに暑い日でも窓を全開にして
うちわ代わりに下敷きで扇いでいましたよね?
だから嫁さんにも
『今の学生は冷房があるなんていいよな〜』なんて話をしたら
”今と昔では暑さがちがうでしょ!!”って結構マジなトーンで怒られました
そこで思ったんです
”結局温暖化はどの位の進んでいるの?”って事を
個人的には暑さってそこまで変わっている様な気がしないんですよね
日本の平均気温はどのくらい上がっているの?
そこで気象庁のデータを元に
自分が学生だった1980年代、1990年代と
今の2020年の気温を比較してみたんです
ちなみにデータは東京都の記録となります
まずは1980年の8月の平均気温
23.4℃
えっ!!
そんなに低い?
この年はたまたま冷夏だったのかもしれません・・・
あまり当てにならないので
1980年〜1989年までの8月の平均気温をみてみる事にしました
計算したところ結果は
26.9℃
夜間の気温もあるのでこんなものなのかもしれませんね
次に1990年〜1999年の8月の平均気温がコチラ
27.2℃
微増って感じですね
最後に2020年の平均気温がコチラ
29.1℃
一気に上がっているじゃないですか!!
ちなみに過去10年間の8月の平均気温は
27.9℃でしたので
やっぱり今年が異常な暑さだったことが分かります
そして自分が学生1980年代の頃に比べて
急激な温度上昇はありませんが
少しずつですが温度が上昇しているは間違いないです
1980年代が26.9℃
そして2020年の過去10年間が27.9℃ですから
東京の8月の温度は1℃くらいの上昇ですか~
驚く程では無いですね(^^;
そして世界的にも100年前と比べると
年間平均気温は1℃上昇しています!!
たった1℃の上昇がもたらしている変化
日常生活で1℃変わったとしても変化なんて
はっきり言ってないですよね?
でもやはり見えないところで
知らない所で徐々に影響は出始めているんです
①熱中症によって亡くなる方が増加している
各地で毎年のように記録的な猛暑が記録されています
熱中症に関しては様々な対策や呼びかけも行っていますが
毎年無くなってしまう方は多いのです
特にお年寄りの方は気温の変化を感じにくい傾向にある様ですので
充分な注意が必要なんです!!
②豪雨被害が多発、台風の巨大化
毎年のように被害が起きているのが
豪雨災害ですよね
過去数十年間起こってなかった川の氾濫
水没被害など想定を超える災害が多くなってきています
また台風に関しても海水温度の上昇によって
近年巨大な勢力の強い台風が増えている
③海面の上昇
過去100年での海面の上昇は16センチと言われています
そして近年の方が上昇率は高くなる傾向にあるんです
日本ではあまり感じた事はありませんが
フィジー、トンガ、サモアなどの南大西洋の島国では
実際に浸水が進んできているんです
④生態系の変化
植物の中には育つのに適した気温や降水量などがある植物もあります
中にはこの気候の変化に対応しきれずに絶滅なんて事も・・・
そしてその植物に恩恵を受けていた動物などが
生息域を変えないと生きていけなくなったり
最悪絶滅なんて事もありうるんです
結論!!
やはり温暖化は確実に進んでいます!!
夏は自分が学生だった1980年代と比べると
毎年気付かないくらいのレベルですが
確実に暑くなってます!!
子供の頃は寝る時に冷房なんて入れたこと無かったです
基本的には窓を全開に扇風機!!
でも今はそういう時代では無いですよね(^^;
夜間でも熱中症の被害が出ています
だからこそこの温暖化の現状をそろそろ受け入れないと
イケないのかなと改めて感じました