キャンプ ロードバイク

◆キャンプで使うテントやカッパの『耐水圧』についてとことん調べてみました

2020年5月8日

今回はまたよく理解しないまま使っている言葉をお勉強するお話です!!

 

以前からテント購入する際やカッパを購入する際に気になったのですが

耐水圧っていったい何なんだろうって事・・・

なんとなく水に耐える能力だという事は想像できますが

どのくらいの耐水圧があればいいのか?なんていう事は分かりません!!

 

ちなみに自分のテントの耐水圧は3000mm

数字だけはちゃっかり覚えています

じゃあこの3000mmが何を意味するのかは分からない(^_^;)

と言う訳で今回は耐水圧に関する事を色々と調べていきますよ!!

 

 

耐水圧とは

そもそも耐水圧とは何ぞやという事で色々と見てみましたが

WILD-1さんの説明が一番わかりやすかったので

こちらを引用させていただきました👇

耐水圧とはJIS規格に基づく耐水圧試験によって算出された数値の事です。

簡単に言えば「その生地はどのぐらいの水圧に染み出さずに耐えることができるのか」という意味になります。

つまり、耐水圧が高ければ高いほど、より雨に強い生地であるということです。

それでは、この耐水圧の試験はどのような形で行われているのでしょうか。

耐水圧の測り方はJISで決められていて、実際の装置は複雑ですが原理的には生地の上に筒を置いて水を注ぎ、生地の裏側に水が3滴染み出してきた時の高さが耐水圧の表記ということになります。

例えば、耐水圧1500mmとは高さ1メートル50センチの水が生地の上に載せられるまで染み出しませんよという意味です。

出典:WILD-1(アウトドアアカデミー)

 

実際の検査では水圧を掛けながら検査しているようです

という事は自分のテントは耐水圧3000mmなので

3mの水が載ったとしても漏れないという事になる

だとしたらかなりすごいですよね!!

 

まぁでも実際に3mの水がテントに乗ることはないですけど(^^;)

 

 

実際にどのくらいの雨量に耐えられるのか?

耐水圧300mm・・・

小雨程度なら大丈夫

(小雨=数時間降り続いても雨量が1mmに達しない)

 

1時間当たりの雨量が1mmと言うと

感覚的には傘を差すか差さないか迷う程度の雨量だそうです

 

ちなみにナイロン製の傘の耐水圧が約500mmと言われています

実は思ったより低いんですね(^_^;)

 

ただ傘には防水加工がされていたり表面張力などにより

よほどの大雨でない限りは漏れることはない様です

 

言われてみれば自分が使ってる安物の折りたたみ傘

雨が強い日は結構な頻度で内側が濡れる時があるんですよね

だから単純に素材だけで行ってしまうと

ナイロン傘よりコンビニとかにあるビニール傘の方が優秀なんだとか(・_・;)

 

 

耐水圧2000mm・・・

中雨程度なら大丈夫

(通常降る雨の量目安としては24時間で10mm~25mm)

 

いつも位の普通の雨の場合が耐水圧2000mmだったんですね

自分のテントは安物なんですが耐水圧3000mmという事は

もう少し雨足が強くなっても耐えられるという事ですか~

 

素晴らしい!!

 

ちなみにカッパになると最低でも耐水圧2000mmが必要になってきます

 

何故かというとテントは張っているだけですがカッパは着るからなんです

よく例として挙がるのが

体重75Kgの人がベンチに座ると

圧力が2000mmかかるという事

 

だから通常の雨でもカッパの場合は耐水圧2000mmが最低の基準となります

 

 

耐水圧10,000mm

大雨にも耐えられる

 

スキーやゴルフ

また外での作業をする際のカッパとしては

この耐水圧10,000mmが推奨されています

 

先ほどと同じく75kgの人が膝をついて居るときに

膝に掛かる圧力が11,000mmと言われている為なんです

 

ちなみに自分が買った2000円位のカッパもネットで調べたら

一応耐水圧は10000mmとなっていました

本当なのかな(^-^;

 

 

耐水圧20,000mm

嵐にも耐えられる

 

登山などの気象変動の激しい環境が想定されるものに関しては

長時間雨に打たれても大丈夫なように

耐水圧20,000mmが推奨されています

 

カッパを選ぶ際は透湿性にも気を付けましょう!!

実はカッパに関しては耐水圧の次に”透湿性”と言う物が重要になってきます

透湿性はカッパの内部の蒸気をどれくらい外に出してくれるかを表したもの

単位はg/m2/24hと言う単位で

24時間あたりに何グラムの蒸気を外に出してくれるかの数字になる

もちろんこの透湿性もある程度高くないと

カッパの内部が汗で蒸れてしまいます

 

軽い運動を1時間行った場合に人は

500gの汗をかくと言われていますので

1時間の軽い運動で蒸気を溜め込まないためには

透湿性500g/m2/24hが必要になります

 

私の2000円カッパの透湿性はどのくらいかを調べてみると

メーカーページにも記載がありませんでした・・・

 

たぶんかなり低いと思います

 

だってめっちゃ蒸れますから!!

 

 

あとがき

耐水圧もやっぱり奥が深い!!

 

ちなみに耐水圧に関しては生地の劣化により

長年使用していると下がってくるようです

なので少し高めの耐水圧が望ましいですかね

 

何をするにしても屋外であれば雨は避けられませんし

天気予報も当てになりませんからね(^^;)

雨と上手く付き合っていくしかないのですよ

 

皆さんもテントやカッパを購入する際は

耐水圧も一応頭に入れておきましょう

カッパの場合は透湿性も!!

-キャンプ, ロードバイク