いつもの当ブログとはちょっと思考を変えまして
本日は”40代おっさんの思い出シリーズ”と題しまして
毎年の様にやってくる
バレンタインデーの思い出を書いてみたいと思います
バレンタインですか・・・
あんまり良い思い出無いんだよな・・・
学生時代はね何となくドキドキしながら過ごしていた記憶がある
学校帰りもいつもよりちょっと長めに教室に残ったりして
チョコ貰えないくせに(;'∀')
でのあの何とも言えない気持ちはもう味わう事は出来ない気持ちだと思う
今の会社は男だらけのむさ苦しい会社なので
職場でチョコを貰う事も無いですし
ここ数年は家族からしか貰ってないので
チョコにまつわるエピソードでは無いのですが
少しお付き合いください
あの年から僕の中で2月14日は・・・
もうあの年のバレンタインデーから
10年以上が経ったのかな？
その年のバレンタインは僕にとって特別なものになった
その年のバレンタインデーである2月14日は
専門学校時代の友人の結婚式だったんです
高校時代にとても仲の良かった友人がまさかの
マルチ商法にハマってしまって・・・
それからは音信不通になって
当時の自分にとって唯一繋がっていたのは
専門学校時代の友人でした
その専門学校時代の友人とも頻繁に遊ぶ事も無かったのですが
何となく結婚式があると
”学生時代の友人枠”で呼ばれて参加するのが恒例となっていたんです
でもバレンタインデーを結婚記念日にするって
絶対に忘れないでしょうし
ちょっと良いなって思いますよ
それで2月14日バレンタイン当日は予定通り
友人の結婚式に参加します
当時はまだ晩酌とかしていなかったので
お酒も好きではありませんでしたが
お祝いの席ですからね
ちょっと無理して飲んだ記憶がある
そして結婚式も終わりに近付いた時
母から電話がかかったんです
もちろん結婚式中に電話に出るのも失礼なので
スルーしていたのですが
何度も何度も電話を繰り返しかけてくる
『あぁ～もう！！しつこいな～、後でかけ直すから！！』
心の中でそう思ったのですが
あまりにもしつこいので
式場の外に出て電話に出たら
母から父が危篤状態だと告げられました
酔いも一気に覚めて
僕は同じテーブルにいた友人に
事情を簡単に説明してタクシーに乗りこんだ
父は末期がんで余命が長くない事は分かっていたんです
でも容体が悪くなりつつも
意識もあったし
まだ大丈夫と思っていたんですけどね
病院に向かうタクシーの中で
父との色々な思い出が駆け巡った
『子供の頃は怒ってばかりで大嫌いだった・・・』
『末っ子だった父は子供の自分から見ても自分勝手でわがままだった・・・』
悪い記憶が頭の中を巡ったけど
『それでも大好きな父親だ！！』
最後に奇跡が起きてくれたらと祈りながら病院に向かったが
病院に着いた時にはもう死んでしまっていました
2月14日の夜の21時位だったと思う
父の葬式も終わり
友人に結婚式を途中退席した事を伝えようか迷ったが
2人のせっかくの記念日に水を差すようで伝えられなかった
さすがに喪中はがきを送った事で
察してもらったとは思いますが・・・
あとがき
僕にとっての2月14日ぼバレンタインデーは
父の命日なんです
今となれば忘れたくても忘れられない日に
父は死んでくれたのかなとも思います
そしてもし結婚式に参加してなかったら
父の死に目に会えたのかなとも思うのですが
親の死に目に立ち会う事は
僕としても望んでいたのですが
父はどうだったんでしょうね？
生前は弱さを見せる事の無かった父の事です
衰弱した姿や辛く悲しい瞬間を見せる事無く死にたかったかもしれない
そう思うようにしています
いかがだったでしょうか？
皆さんもバレンタイン2月14日には
嬉しいエピソード、悲しいエピソード
多かれ少なかれ思い出はありますよね？
そして今年も早くも1か月半が経過しましたよ！！
毎日を何となくやり過ごしてはいませんか？
目標に向かって歩んでいますか？
一日一日を大切にしながらお互い過ごしましょうね
最後に一つ皆さんの気持ちを代弁して言わせてください
偉そうな事お前が言うな！！
その通りでございます
失礼いたしました(^^;)