プロ野球を見ていて以前から不思議に思っていた事がある。
それはプロ野球選手の目の下に書かれている黒いラインだ。
『お洒落に見せる為なのか?』『野球選手特有の験担ぎなのか?』
しかし炎天下のスタジアムの中で大量に汗をかくであろう野球と言うスポーツで、お洒落の為にわざわざ黒いラインを書くとは思えません!!
今回は以前から不思議だった野球選手の”目の下の黒いラインの正体とは?”、この疑問を解決すべく調査をしていきます。
野球選手は何故目の下を黒く塗るのか?すべての疑問を解決する!!
まずは目の下の黒いラインですが、コチラは一般的に『アイブラック』と言われているようです。
個人的には黒いペンで書いているのだと思い込んでいましたが、実際には黒いステッカーを貼っていたり、黒い色のグリースを塗っているという事でした。
野球選手が目の下を黒くする理由は?
本題に入りますが何故野球選手は目の下を黒くするのか?
答えは「光の反射を防ぐため」という事でした。
もっと細かく言いますと、頬の上の皮膚による光の反射を抑える事が目的なのです。
”ステッカーを貼ったくらいで反射を抑えられるの?”と私も考えましたが、実は色の力と言うのは凄まじいのですよ。
夏場の炎天下の空の下で真っ白なTシャツで過ごすのと、真っ黒なTシャツで過ごすのではどちらが涼しいと思いますか?
正解は白いTシャツです!!
なぜ白いTシャツの方が涼しいかと言いますと、白は光を反射するからなのです。
白だけでなく黄色やオレンジも反射しやすい色で、太陽光を浴びても反射して熱がこもりにくいんですね。
一方で黒や紺のTシャツは光を反射しにくい色なので、太陽光の熱が生地の中に蓄積されて熱くなってしまうんです。
だから目の下を黒くすると言う行為は光の反射を防ぐ観点からは理にかなった行為だったんです。
ナイトゲームやドーム球場でもアイブラックを見かけるけど・・・
アイブラックは太陽光の反射を抑える為に目の下を黒くしていると言う答えが分かって納得していた私ですが、先日ナイターゲームを見ていてまたもや悩まされました。
”ナイターゲームでも目の下黒くしてるけど意味あるの?”
もっと言ってしまえばドーム球場でも目の下を黒くしている選手もいるんです。
再度調査をしてみると、結局ナイターゲームでもドーム球場でも照明の光の反射でボールが見えにくくなる為、どの様な状況でもやはりアイブラックが必要なんですって。
目の下を黒くしない選手がいるのは何故?
斧な字野球選手でも目の下を黒くする選手と、全く何も対策をしていない選手もいます。
でもこれは人の顔の骨格によって反射しやすい骨格の人もいれば、反射しにくい骨格の人もいるんですね。
言われてみれば一昔前はほりの深い顔立ちの外国人選手がアイブラックをしているイメージがありましたので、これも理にかなっているのかもしれません。
高校野球でアイブラックを見かけない理由とは?
今回このアイブラックに関する疑問を調べている期間にちょうど甲子園の地区予選があったので、アイブラックに注目しながら見ていたのですが、高校野球でアイブラックをしている選手は見かけませんでした。
【高校野球でアイブラックは禁止なのか?】
高野連が定めている「高校野球用具の使用制限」ではアイブラックに関する記載はないという事ですので、高校野球でアイブラックは明確には禁止されていませんでした。
ただアイブラックをする選手を見かける事が無いという事は、暗黙の了解で使わないのでしょうかね?
ちなみに近年サングラスでプレーするプロ野球選手も増えてきましたが、高校野球でも目の保護の観点からサングラスの使用は認められているようです。
まぁ、高校野球ではsサングラスもあまり見かけませんけど・・・。
まとめ
長年抱いていた疑問がようやく解決しました。
プロ野球選手が目の下を黒くするのは光の反射を軽減する為でした!!
まぁ、私は野球を実際にする事が無いので、知った所で何のメリットもないですけど・・・。