私はキャンプに行く前にキャンプ地の気温を必ず確認してから行くようにしています。
何故かと言うと”初めてのキャンプの時に痛い目にあった”からです。
初めてのキャンプは春に行ったんです、寒暖差の激しい季節ですが市街地に住む私にとって山間部にあるキャンプ場の気温は想像できませんでした。
いつもの肌感覚で服装や持ち物を選んだ結果、夜通し寒さで震え上がる事となったのです・・・。
今回はキャンプ場の気温(季節)別の服装や寝袋をご紹介します。
個人的に思う「快適にキャンプを過ごせる」気温の目安
まずはあくまでも個人的な感覚ですが私がキャンプを快適に過ごせる気温をお話します。
キャンプを快適に過ごせる最高気温
私的にキャンプを快適に過ごす事が出来る最高気温は「30℃まで」です。
30℃を超える季節でも日陰の多いキャンプサイトではまた違った感想かもしれませんが、日陰のないキャンプサイトで普通にキャンプをした場合は「最高気温30℃まで」がテント内、タープの下で快適に過ごせる温度だと実際にキャンプに行って思いました。
30℃に到達する時間帯にテント内で過ごしている時はポータブル扇風機などを利用して、快適とまでは行きませんが我慢が出来る温度だと感じました。
キャンプを快適に過ごせる最低気温
私的にキャンプを快適に過ごす事が出来る最低気温は「0℃まで」です。
個人的には0℃を下回る環境下でのキャンプ経験はないのでハッキリとは言えませんが、寒い冬場のキャンプでの体験を基に書いております。
0℃付近の気温になれば快適と言う言葉を使って良いかは悩む所ですが、しっかりと防寒をしていれば個人的にはキャンプを楽しむ事が出来た最低限の気温です。
キャンプ服装・寝具の目安 冬キャンプ「気温:0℃〜10℃付近」
最低気温0℃〜10℃付近のキャンプと言えば冬のキャンプです。
『そんな寒い季節にキャンプに行く気が知れない・・・』そう思う方も少なくはないと思います。
しかし冬キャンプは寒くて大変なのですが、冬のキャンプ場は空気が澄んでとても気持ちが良いのです!!
もちろん夜間は防寒対策をしっかりとしていなければ長時間過ごすのが厳しい温度になります。
気温「0℃〜10℃付近」キャンプでの服装は?
寒い冬場のキャンプでも日中は”太陽”という頼もしい味方がいます。
日差しがある日中はある程度の厚着をすれば何とかなりましたが、夜暗くなって気温が下がってきた時にはある程度の厚着では厳しいです。
0℃〜10℃付近」の服装
- 防寒インナー(ヒートテック等)
- ダウンジャケット
- ネックウォーマー
- ニット帽
- ズボン(二枚重ね)
- 厚手の靴下
最低気温が「0℃〜10℃」付近まで下がる場合は『これでもまだ足りないか!!』と言うくらい防寒着を持って行く方が良いです。
インナーの重ね着はマスト、ダウンジャケットも必須アイテムですね。
足元もめっちゃ冷えますので”ズボン二枚重ね”は基本です、足先が冷えると辛いので靴下も出来れば厚手の靴下を重ねて履きたいですね。
とにかく服装は自宅にある防寒着をフル装備で持って行ってください!!
気温「0℃〜10℃付近」キャンプでの就寝時は?
まず知っておいて欲しい事があります、私の持っている寝袋の耐冷温度は「−10℃まで対応」と記されていますが、実際になんの対策もせずに寝る場合は0℃位が限界でした。
寝袋の耐冷実験ってどうやって算出されているのでしょう?!
寝袋に記載されている耐冷温度はあくまでも参考程度で、実際は耐冷温度の「+10℃位しか耐えれない」と思って頂いた方が良いです。
あまりにも寒い時は寝る時もダウンジャケットを脱ぎたくない時もありますが、ダウンジャケットを着たまま寝るのはめっちゃ寝にくいです・・・。
高価な寝袋を用意出来ればダウンジャケットを脱いでも寒くないかもしれませんが、私も安価な寝袋を購入しましたので寝袋の中に毛布を入れて寝ています。
自宅にある普段使っていない毛布があれば、寝袋に毛布を入れるだけで抜群に暖かくなり寝やすくなるのでおススメです!!
キャンプ服装・寝具の目安 春、秋キャンプ「気温:10℃〜20℃付近」
最低気温10℃〜20℃付近のキャンプと言えば、個人的に一番好きな春、秋シーズンのキャンプです!!
しかし春、秋シーズンのキャンプは1年で最も寒暖差が激しいこの時期なので、日中の暖かさに惑わされてはいけません。
あくまでも最低気温を参考にキャンプの準備をしましょう。
気温「10℃〜20℃付近」キャンプでの服装は?
春や秋のキャンプでは日中は半袖でも汗ばむ陽気の日もあるので、服装に関しても油断してしまうんですよね。
日中は暖かく過ごしやすい時間が流れますが、日が沈む時間になるとキャンプ場の温度は間違いなく寒くなります!!
10℃〜20℃付近」の服装
- 防寒インナー(ヒートテック等)
- ダウンジャケット
- 厚手のパーカー
『春や秋の季節にダウンジャケットなんていらないでしょ?』って思いますよね。
ダウンジャケットはかさばるので持って行きたくはないと思いますが、それでも”備えあれば患いなし”です。
気温の予報が外れる事もありますし、風が強い日は体感的に寒さを感じてしまうので個人的には春や秋の季節のキャンプでもダウンジャケットを必ず持って行きます。
気温「10℃〜20℃付近」キャンプでの就寝時は?
私の場合は春や秋のキャンプでも寝る時は毛布を持参しています、さすがに10℃くらいの気温があれば寝袋さえあれば毛布無しでも十分寝れます。
だた個人的に出来るだけ薄着で寝たい派なので、この位の温度でも毛布を寝袋に入れて寝る様にしています。
キャンプ服装・寝具の目安 夏キャンプ「気温:20℃以上」
キャンプ場が一番賑わう季節は夏です。
お子さんの夏休みや、会社のお盆休みを利用してキャンプに出掛ける方も多いのでは?
キャンプは基本的にテントの外で過ごす時間が長く、必然的に外気温による影響は受けやすいので、なんだかんだ言ってもキャンプはある程度暖かい季節の方が楽しめるのかなと思っています。
気温「20℃以上」キャンプでの服装は?
最低気温が20℃を超える季節になれば服装で気を付ける事は特にないかと思います。
さすがに夏場には山間部にあるキャンプ場でもダウンジャケットは要らないですよね。
私が過去に行ったキャンプでも最低気温が20℃くらいだった時は、夜間が若干寒かった事もありました。
日が暮れたあとに風が強い日などは肌寒く感じる事がありますので、服装としては薄手の物でもいいので長袖のパーカーを1枚持って行く事をおススメします。
気温「20℃以上」キャンプでの就寝時は?
寝る時は薄手の寝袋だけでバッチリです、寝袋を買う予算が無ければ薄手の掛布団を持参しても良いかもしれません。
私の封筒型の寝袋はサイド側のファスナーを開けて寝てちょうど良いくらいでした。
先日行った初夏のキャンプも夜は最低気温の20℃でしたが、朝方になれば太陽の日差しでテント内が蒸され、目覚めた頃にはちょっと汗ばむ位に暑くなってました。
あとがき
キャンプを計画する中で改めて”気温”と言うモノを頭に入れて置かないとダメだなと思います。
私もキャンプで何度も苦い経験をした事で”備えあれば憂いなし”という感覚になれました。
家とは違ってキャンプ場はあくまでも屋外ですからね、寒さ暑さの対策は「これでもか!!」と言う位が対策する事が需要ですよ!!