キャンプに毎回必要な消耗品がいくつかありますが、その中でも個人的に『地味に高いな・・・』と感じるのは焚き火で使用する薪です。
薪の代金は本当にバカにならないんです、「それなら焚き火しなければ良いのでは?」と言う話なのですが、焚き火はやっぱりキャンプの中でも大切な時間であり最重要必須イベントです。
今回はキャンプ最大の消耗品「焚き火の薪を安く手に入れる方法」を探っていきます!!
薪の種類による値段の違い
今回は薪を安く手に入れる方法と言う事で色々と調査をしていきますが、まずは薪の基礎知識として薪の種類を覚えておきましょう!!
薪となる木には”針葉樹”と”広葉樹”の2種類に分けられます。
針葉樹の特徴とは?
針葉樹は燃えやすく火付が良いです。
焚き火ど素人の自分でもあっさりと火をつける事が出来ました、ただその反面すぐに燃え尽きてしまうんです。
また針葉樹は軟木(やわらかい木)と言われており薪割りもしやすく、乾燥するのも早い事が特徴です。
広葉樹の特徴とは?
広葉樹は針葉樹と比べると燃えにくく火が付きにくいです。
私も広葉樹で焚火した時には何度か火を消してしまった事があります、ただし火持ちは良いので長く焚火を楽しめます。
広葉樹は堅木(かたい木)と言われており堅いと言うのも特徴です。
ちなみに針葉樹と広葉樹は価格だけで言いますと一般的には針葉樹の方が安いのです!!
今回は原木、薪の販売をされている業者さんのHPを参考に考えてみましょう。
画像出典:meiho-yamazatoken
針葉樹であるスギやヒノキは一束300円ですが、それに対して広葉樹のナラは一束450円でした。
価格だけを単純に考えても広葉樹の方が1.5倍高いので、圧倒的に針葉樹の方がコスパが良いと思いがちですが、問題なのは燃焼時間です。
針葉樹の燃焼時間は大体一束で1時間半ぐらいですが、一方で広葉樹の燃焼時間は一束あれば3時間くらいは焚火を楽しむ事が出来るんです。
夕方から夜にかけて6時間ほど焚火を楽しんだ考えると針葉樹の場合は燃焼時間が一束で1.5時間焚き火が出来ますのでですので「4束✖300円=1200円」。
一方で広葉樹の場合は燃焼時間が一束で3時間焚火をする事が可能なので「2束✖450円=900円」。
結果的にコスパ重視で考えますと、長時間焚火を楽しみたい場合は広葉樹で焚火をする方がコスパが高いんです!!
焚き火用の薪を安く買う方法とは?
私は基本的に焚き火用の薪はキャンプ場で購入しています。
キャンプ場で薪を購入すれば、わざわざ事前に薪を購入して持って行かなくても良いですし、キャンプ場にもよるかもしれませんがキャンプ場の薪は割とお手軽価格で購入できます。
もっとお得に薪を購入する方法はあるのでしょうか?
薪を安く入手する方法① 地元で無料配布している薪を探す
TwitterのフォロワーさんからDMもらい、快晴で立山も綺麗に見える中、薪の無料配布に初めて行ってきました。
直径20cm前後、長さ2m前後を30本までOKだったけど、軽トラだと20本位が限界で半日かけて薪サイズにするだけで疲れた…😭
ただ…これでジオンは後1年は戦える…w
まだ、薪割り必須ですが…w pic.twitter.com/9KctRY7FsU
— え〜ちゃん (@9y7C5YzGvGdp8jN) November 5, 2020
薪の無料配布ですって?!そんなものある訳ないでしょ!!と思っていましたが、実は意外と探してみるとあったりするんです。
試しにうちの地元大分県でも探してみると、どうやら昨年流木の無料配布があったようです。
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随時無料配布している訳でもありませんが、こまめに『薪 無料配布 ○○県』などのキーワードで検索していれば無料で薪をゲットする事も可能なんです!!
薪を安く入手する方法② 現地調達する
当フィールドは薪拾い放題、直火OKです! pic.twitter.com/oCfXW4i4Dm
— YAV@札幌野営場【公式】 (@yavclub) July 17, 2021
最もコスパが良いのはやっぱり薪をお金を出して買うのではなく、薪を拾うと言う事でしょうね!!
私は割と整備されたキャンプ場に行っているのでなかなか手ごろな薪が落ちていないのですが、現地調達が可能であれば一番コスパは良いです。
『事前に近所の公園で薪拾いして持って行こうかな~』なんて事も考えたのですが。公園などで薪拾いをする場合は一応ルール上は管轄する自治体で許可取りをするのがベストだという事です。
ちなみに国か管理している国立の自然公園などでは、自然の物は自然のままにと言う事で落ちている木の枝などでも基本的には持ち帰りが出来ません。
薪を安く入手する方法③ 薪を無料・格安価格で譲ってもらう
本日の、作業の成果。
先週は、この小屋を作ったらしい。里山の 間伐ボランティア。始末を請け負う代わりに、木材はもらう。薪代、ただになる。winwin!買うと最低でも3万かかると聞き。 pic.twitter.com/Q7K0tpsTWV
— 麻生圭子 Keiko Aso (@keiko_aso) July 30, 2016
今回薪を安く手に入れる方法という事で色々と調べていたのですが、意外と多かったのが『知り合いの大工さんに無料で貰ている!!』、『伐採のボランティア参加して薪を貰った!!』このように薪を無料で譲り受けると言う方もSNSなどを見て頂くと分かりますがめっちゃ多いんです!!
頻繁にキャンプに行く方や自宅で薪ストーブを使用している方など、薪を大量に消費する方は”お金貰うより薪を貰った方がうれしい!”と言っていました。
その他にも造園業者さんや製材加工所などに問い合わせて薪を無料で貰ったり、安く譲ってもらうなど皆さん結構積極的に動いているんです!!
まとめ
焚き火用の薪に関してはまともに購入すれば結構な価格になります。
薪を無料で手に入れる事が出来るのであれば積極的にツテを活用したいところです。
もしもツテが無いのであれば、短く焚き火を楽しむ場合は針葉樹の薪を購入し、長時間焚火を楽しみたい時は広葉樹の焚火を購入する事で、最もコスパの良く焚火を楽しむ事が出来ますよ!!