ロードバイク

アルミフレームのロードバイクってどうなの? メリット、デメリットを調査してみました

2022年2月4日

私が乗っているロードバイクはコンテンド2の2018モデルです。

ジャイアントの中でも最もお手頃価格のロードバイクですし、他社のエントリーモデルのロードバイクと比較しても安価なロードバイクだと思います。

 

エントリーモデルのロードバイクフレームはアルミフレームが採用されている事が一般的です、カーボンフレームへの憧れもありましたけど、予算的に厳しくて買えませんでした。

 

今回は”アルミフレームの良い所を探そう!!”という事でカーボンフレームに負けないアルミフレームならではのメリットを見つけていきたいと思います!!

 

 

【ロードバイク】アルミフレームのメリット

それではロードバイクのアルミフレームのメリットをまずは探っていきましょう!!

 

アルミフレームのメリット① アルミフレームはコスパが良い

いきなりコスパの話なんかい!!と言う話ですが、でも実際にロードバイクのフレーム素材で考えますとコスパと言う話は避けては通れません。

 

単純に素材そのものの価格をネットで調べてみると、アルミよりもカーボン(炭素繊維)の方が5倍くらい高いんですよ。

 

ロードバイクのフレームにはアルミやカーボン素材以外にも、フレームの強度を増すために他の素材も混ぜているので一概には言えませんけどね。

 

でもカーボン素材の1/5の価格で購入できるアルミ素材はコスパが高いのは事実です。

 

 

アルミフレームのメリット② 錆びにくい

基本的にハンドル部が黒く塗装されている安価なママチャリ等は鉄製フレームです、そして鉄に関してはイメージの通りですがサビやすい素材となっています。

 

一方でアルミフレームに関しては”まったくサビない!!”とまでは行きませんが、錆びにくい素材なんです。

 

ちなみにカーボンもサビにくい素材ですし、ママチャリでもステンレス素材のママチャリであればサビにくいんです。

新しく自転車を購入する際に予算に余裕があればフレーム素材を確認してみて下さい。

 

 

アルミフレームのメリット③ アルミフレームは軽くて強い

アルミフレームはカーボンフレームといつも比較されるので、『重たいフレームなのかな?』と思ってしまっていましたが実はそんな事はありません。

アルミフレームは鉄のフレームと比較すると1/3ほどの重量になります。

 

アルミフレームの強度に関してばさすがに鉄には劣りますし、素材そのものの強度はカーボンにも負けてしまいます。

しかしアルミと言えばアルミ缶の様に柔らかいイメージを持ってしまいますが、実際にロードバイクのフレームではアルミ合金と言われるアルミに他の成分を混ぜる事で強度を上げて作られているので、決して強度の弱いフレームでない事もお伝えしたいですね。

 

またアルミフレームは強度でカーボンフレームに劣ると書きましたが、カーボンフレームには設計者が想定していない方向からの衝撃時に弱いと言う弱点があります。

アルミフレームの場合で想定外の強い衝撃を受けた時はフレームが変形したり、凹みが出来たりしますが、カーボンフレームで想定外の強い衝撃を受けた時はフレームが破断してしまうんだとか・・・。

 

そう考えたらある意味アルミフレームの方がカーボンフレームよりも強いのかも?!

 

 

【ロードバイク】アルミフレームのデメリット

アルミフレームの良い所を探してきましたが、一方でこんなデメリットからも目を背けることは出来ません。

 

アルミフレームのデメリット① 振動吸収性が低い

アルミフレームは振動の吸収性が低いと良く言われます。

 

振動の吸収性に関してはカーボンフレームはもちろん、鉄のフレームと比較してもかなり低い事が分かっています。

 

結局アルミに関しては柔らかい素材であるがゆえに、他の素材を合わせてアルミ合金にしますので、強度を上げる為にフレーム自体を厚くしないといけないんです。

だから振動の吸収と言う面に関してはアルミフレームは不利な素材なのです。

 

でも実際にロードバイクの設計は優秀な方が設計していますので、アルムフレームのロードバイクでも振動吸収が必要なタイヤ付近のフレームのみカーボンを使用していたり、出来るだけ衝撃吸収できるようにフレーム設計してくれていますので、個人的にはアルミフレームのロードバイクに乗っていても、そこまで振動が気になる事は無いかもしれません。

 

 

アルミフレームのメリット② カーボンフレームには劣る

今回色々と調べて見て分かったのですが、確かにママチャリなどで採用されている鉄のフレームと比較すれば圧倒的にアルミフレームの方が良いのですが、カーボンフレームと比較すると軽量の面でも強度の面でもカーボンフレームには勝てません。

 

やっぱり素材としてはカーボンの方が優秀なんです。

そして実際にロードバイクの設計にかかわる方の記事なども見てみましたが、カーボンの方が自由度が高い素材なので「フレーム設計時により理想的な走りを追求出来る設計が可能」という事なんですね。

 

 

まとめ

ロードバイクのアルミフレームってどうなのよ?!という事で今回は色々と調べてみましたが、アルミフレームにも良い所は沢山ありました。

 

まぁでもやっぱりカーボンフレームと比較しちゃうと負ける所も結構ありますけど・・・。

 

でも実際にはカーボンフレームとひとくくりにされていますが、安価なカーボンフレームもあれば高価なカーボンフレームもあって「カーボンフレームだから良い自転車だ!!」と言う訳でもないんです。

 

ちなみに私はアルムフレームのロードバイクで大満足していますよ!!

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