自転車乗りの方であれば多かれ少なかれチェーン周りにベッタリと付いた黒い油汚れによってズボンが汚れた事があるのではないでしょうか?
特にスポーツ系の自転車であロードバイクやクロスバイクはチェーン周りにカバーが無いので、私もロードバイクに乗り始めた当初はスボンの裾がベッタリ汚れていた事もありましたし、半ズボンにしても脚の内側が真っ黒になっていた事もありました。
そしてこの自転車の黒い油汚れが厄介なのは汚れが頑固なので普通に洗濯機で洗っても落ちないのです。
今回はこの厄介者である”自転車の油汚れの落とし方”については調べていきたいと思います!!
自転車の黒い油汚れの正体とは?
まずは自転車チェーンにベットリと付着したあの黒い汚れの正体について調べていきましょう。
あの黒い汚れの正体は「金属摩耗によるカス、チリ、ゴミ、砂」これらの汚れが自転車チェーンに塗布されている潤滑油と混ざり合う事で見事な黒い汚れになってしまうんです。
走行ルートを工夫する事でチリ、砂汚れは回避できますが、金属摩耗によるカスを出さない事は不可能ですので、諦めてこの黒い汚れと付き合うしかありません!!
自転車の黒い汚れが手に付いた時の洗い方
自転車のメンテナンスで黒い汚れが手に付いた事はありますか?
私も外れてしまった自転車のチェーンを戻したり、パンクの修理の際に黒い汚れがベッタリとついた記憶があります。
普段は頑張って石鹸で手をゴシゴシ洗いますが、あの黒い汚れは油性の汚れなので綺麗には落ちませんよね。
でも今回調べてみると実は家にあるもので簡単にあの汚れが落とせるのです!!
それが何かと言いますとクレンジングオイル。
画像出典:花王hp
化粧を落とす時に使うオイルですね!!
【クレンジングオイルで自転車汚れを落とす手順】
①汚れが付いた手にクレンジングオイルを付ける
※クレンジングオイルは水に強くないので手が濡れている場合は出来るだけ水分を飛ばしてから使用しましょう。
②汚れとクレンジングオイルをしっかりとなじませる
③水で洗い流す
④ハンドソープで仕上げ洗いを行う
口紅やファンデーションなどの化粧品にもに油分が含まれており、それらの油分も含めて綺麗に化粧品を落とす為にクレンジングオイルは開発されていますので油汚れを落とすのが得意なんです。
ちなみに機械油で汚れがちな自動車整備士の方も「仕事終わりにクレンジングオイル油汚れを落とす」と言う方もいるくらい実はクレンジングオイルは有名な油汚れ落としアイテムでした。
自転車の黒い汚れが衣類に付いた時の洗い方
自転車の油汚れが衣類に付いた場合は普通に洗濯機で洗うだけでは取り切れません。
実際に洗濯機で洗ってもこの位汚れは残りました。
この汚れも2年以上前に付いた自転車の油汚れで、洗濯を繰り返し行って薄くはなりましたが汚れは完全には落ちていません。
私は油で汚れたズボンをそのまま洗濯機で洗ったのですが、実は油汚れが付いたままの状態で洗濯機で洗うとズボンの繊維の奥まで入り込んでしまうので「やってはいけない洗い方」でした。
では衣類に油汚れが付着した場合はどうすればよかったのか?
ベストアンサーは”固形石鹼で洗う”という事でした!!
固形石鹸中でも皆さんがおススメしていたのがウタマロ石鹸です。
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【固形石鹼で自転車の黒い汚れを落とす方法】
①ウタマロ石鹸を汚れた衣類にこすりつける
②汚れ部分をこすり合わせて洗う
汚れが落ちにくい場合は使い古しの歯ブラシなどで擦ると汚れが落ちやすくなります。
③すすぎ洗いもしくは洗濯機で洗う
いきなり洗濯機で洗うのではなく、最初に固形石鹸で汚れを落とす事が肝心なんですね、探してみたらうちの家にもウタマロ石鹸あった!!
自転車チェーンに注油しなければ汚れなくなるのか?
手袋や軍手などを使用して自転車のメンテナンスをすれば黒い汚れがつく事を回避出来るのかもしれません。
しかし自転車には突発的なトラブルが付きものなので、走行中に突然チェーンが外れたり、パンクの修理が必要になったりします。
通常の汚れであれば近くの公園にある水道を借りて手を洗えばいいのですが、油汚れは先程から書いていますがかなり頑固なんです。
チェーンを一度ピカピカに洗浄して注油するの辞めてみようかとも考えましたが、自転車チェーンに注油をしないと言う選択肢はもちろんNG行為です!!
やっぱり潤滑油としてのチェーンへの注油は必要なんです。
チェーンとギアはペダルを漕ぐたびに擦れますので、オイルが無かったら摩耗する頻度も上がりますしあと潤滑油には錆防止と言う役割もあるんです。
自転車の黒い油汚れは煩わしいですが自転車の寿命が縮まるのも嫌ですからね、定期的に注油する事をおススメします!!