昨今のキャンプブームはまさにうなぎ登りとも言える状態になっています、特にコロナ渦の状況でキャンプブームにより一層拍車が掛かったと言っても過言ではありません。
キャンプブームに関してはキャンプをやっている私としてもプラスに働く事があります、キャンプユーザーが増えれば増えるほどキャンプ用品が売れますのでキャンプ用品を扱う企業としても販売や開発に力を入れてくれます。
例えば私が週1で通っているダイソー等の100円ショップ等でもアウトドアコーナーが出来たり、ホームセンターでもアウトドア用品を扱うコーナーが拡充されたり、またテレビ等のメディアでも多く取り上げられることでキャンプに関する様々な情報も入りますのでキャンプブームの恩恵は少なからずあります。
ただしもちろんキャンプブームによる弊害も生まれているんです。
例えばキャンプ場が混んで予約が取りづらくなったり、キャンプビギナーの方が一気に増えた事でキャンプ場でのマナー違反、ルール違反によるトラブルも増えています。
そんなキャンプ場での問題で現在深刻になっているのが今回取り上げたい”ゴミの放置問題”です。
そしてこのごみ問題が発端となりキャンプ場の閉鎖に繋がった所もあります。
では一体どのくらのこの「キャンプ場でのゴミの放置が酷いのか?」について今回は調べて行きたいと思います。
キャンプ場でのリアルなゴミの放置の実態
キャンプ場ゴミ問題① ごみ問題により閉鎖したキャンプ場
キャンプ場のごみ放置深刻、当面閉鎖に 猪名川:https://t.co/Ai9sLXgU5K #神戸新聞 #猪名川 #キャンプ pic.twitter.com/iiQH6OmLkY
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) December 30, 2018
これは兵庫県猪名川町にある”大野アルプスランド”内にある無料キャンプ場で実際にあった光景です、さすがにここまでひどい光景は見たこと無かったのでかなりショッキングな映像ですね。
キャンプ場でのごみの放置に関してはこの場所だけでなくキャンプ場内の至る所であったと言います。
同じキャンパーとしてもやりきれない気持ちになりましたね、確かにこんな光景が続いたら「そりゃキャンプ場閉鎖するよな!!」って思いますよ・・・。
またこのキャンプ場ではあろうことか芝生の上で直接焚火を行った形跡もあったと言います。
この大野アルプスランドのキャンプ場も閉鎖までの過去3年間のキャンプ場の利用者は実に5倍にも膨れ上がったと言います。
キャンプ場内はにぎわった一方でマナー違反が続出したと言えますよね。
そして同キャンプ場は2019/1/1から閉鎖されました・・・。
しかしこの状況を受けて立ち上がったのは、古くからこのキャンプ場を利用していたキャンパーさん達でした。
『キャンプ場のゴミ清掃をしたい!!』このような問い合わせが相次いだそうで、ゴミ清掃だけでなくキャンプ場内の補修にも参加しています。
ちなみに大野アルプスランドのキャンプ場は2020年12月24日に利用が再開しています、そして今後ゴミを放置するような行為が収まる事を願います!!
キャンプ場ゴミ問題② 焚火のやりっぱなし
焚火跡の放置の◯か✕を決めるのはキャンパーではない。所有者、管理者(自治体、観光協会、漁協やボランティアの方々など)。一度、そうした方々の清掃活動に参加してみて欲しい。焚火跡の放置がいかに悪かわかる。キャンプBBQ禁止条例を制定する自治体も増えて来た。もうこういう悪事はやめて欲しい。 pic.twitter.com/qYPgQYXyJU
— ソロキャンプ - 日本単独野営協会®️公式~大阪支部~ (@osaka_shibucho) December 17, 2020
キャンプ場ではゴミの放置問題と同じくらい問題になっているのが”焚き火の放置問題”です。
いわゆる”焚き逃げ”と言うヤツですね。
確かに焚火後の炭の処分は面倒くさいです、でも”やりっぱなしで良いのか?”と言われてら良いわけがないでしょ!!
焚き火に関して個人の見解を申しますと、しっかりと薪を燃やし切ってしまえばあとは炭になるだなので持ち帰る際は非常にコンパクトになります。
焚き火の後しっかりと消火してアルミホイルで巻いて持って帰ればいいだけなのに、何故それくらいの事が出来ないのか憤りを覚えます!!
昨日、キャンプ地に放置してあった薪🔥
— ちょろきち (@Chorokichi_) September 27, 2017
巡回の人に聞いたら、使っていいよ!と言われたが‥
焚火台がB6君では、無理だよ😅
細いのを2本、鉈で割って2時間も焚火ができました😀 pic.twitter.com/lmOsBxyh2B
人によっては使いきれなかった薪をそのまま放置している方もいますか「薪はまた次回のキャンプで使えるんだから持って帰れよ!!」って言う話ですけど・・・。
キャンプ場ゴミ問題③ BBQごみ放置も深刻に・・・
BBQ台ほかしてる
— ハゲ弐段 (@hagenidan) May 3, 2021
毎年この絵は見てる、金持ちなんやね……
直火跡っていうか、BBQ後の火の付いてる炭を放置跡かな?
この公園もいつまで使えるのか💦 pic.twitter.com/ZoRyO2P3xC
河川敷や浜辺でのBBQあとのごみ放置も深刻です、キャンプ場と同等、もしかしたらそれ以上かもしれません。
BBQ台ごと放置して帰る方もいるんですね・・・。
このTwitterを上げた方も言っていますが「どこの金持ちなんですかね?」と私も思いました、BBQ台とか何回も使えるでしょ!!
キャンプ場のゴミは”捨てる人”がいれば”拾う人”もいる
おはようございます☺️
— kasaginia TV (@plumpheart) December 4, 2021
12月5日「笠置キャンプ場」朝パトです
マキストの火入れからスタート😄
沢山のキャンパーさんがお越しくださってます。
昨日は野営協会さん兵庫支部さんと清掃活動してきました。
大量のゴミと釜戸跡の処理が出来ました。
感謝です。
本日もマナーを持ってNICE Campを! pic.twitter.com/2CPofc9Y3M
キャンプで使ったゴミを持ち帰るのはそりゃ、どちらかと言えばやっぱり嫌ですよ。
キャンプ場で捨てられれば楽なもんです、でもその放置されたゴミは自然に還るわけではありませんし、自然界の養分にも肥料にもなりません。
そして心無いキャンパーが捨てたゴミは他の誰かが拾ってくれているんです、ツイッターで検索しただけでも実に多くのキャンパーさんがボランティアでキャンプ場内のゴミ拾いをしてくれていたんですね・・・。
まとめ
私が良く利用していたキャンプ場も元々はゴミをキャンプ場で捨てる事が出来たんです。
確かにキャンプ場にゴミを捨てて帰れたら楽なんです、生ゴミとか匂いも気になるし、家に持って帰るの嫌ですから・・・。
でも現在はゴミは各自で持ち帰る事になりましてルールはルールですからね、嫌ですけど持って帰っています。
今回このキャンプ場でのごみ問題を書いてみて当たり前のことを感じたのでそのまま言ってしまいます。
”ルールは守りましょう!!”
まずはルールを守ったうえでキャンプを楽しみましょうね!!