キャンプに行く前に必ず確認するのは天気予報だと思いますが
天気予報と同じくらい自分が気になるのは
気温なんですよね!!
最高気温が何度まで上がるのか?
逆に最低気温は何度まで下がるのか?
気温によってキャンプに持って行く装備も大きく変動しますからね!!
でも気温に関しては平地にある市街地と
山間部に多く存在するキャンプ場では大きな差があります
だから単純に天気予報の気温を鵜吞みにしてしまうと痛い目に合うんです
そこで今回のブログでは
”標高差によってどのくらい気温の差が生まれているのか?”
こんなテーマで調査して行きます!!
目次
そもそも気温はどこで測っているの?
今回標高差によって気温がどのくらい変化するのかを調べるにあたって
まず初めに知っておきたかったのは
気象庁が発表している気温は何処でどの様に測っているのかという事です
測定方法に関しては気象庁のホームページで確認しました👇
気温はどこで、どのように計測しているのですか?
気温の観測は、風通しや日当たりの良い場所で、電気式温度計を用いて、
芝生の上1.5mの位置で観測することを標準としています。
また、電気式温度計は、直射日光に当たらないように、通風筒の中に格納しています。
通風筒上部に電動のファンがあり、筒の下から常に外気を取り入れて、気温を計測しています。
出典:気象庁HP
実際の電子温度計の写真がコチラ👇
画像出典:jma-net
様々な地域の観測場を調べてみましたが
『周りに建物が無く風通りの良い広場』
『地面は芝生になっている』
上記の様な場所で観測されている地域が多いです
気温の測定は観測地点で温度を測っているのですが
ちなみに今後の気温の予測に関しては
全世界の気温、湿度、風力などすべての観測データを同時刻に収集する事で
スーパーコンピューターで予測する事が出来るんですって!!
”A市に風速3mの風が南向きに吹いているから、〇分後にA市の暖かい風が南側のB市に移動する”
この様な計算をスパコンがしているのだとか・・・
標高差によってどれだけ気温は変わるのか?
それではここからは今回の本題であります
標高による温度の違いのお話です
まずは答えから行ってしまいますが
”標高が100m上がるごとに温度は0.6度下がります”
これを自分が良く行くキャンプ場に当てはめてみました
私が住む地域の気温の観測場は大分地方気象台です
この気象台の標高は5mという事でした
そして自分が良く行く地元の志高湖キャンプ場の標高を調べた所
標高600mと言う高さである事が分かりました
だから単純に計算してみますと
自分が住む地域の標高より600m高くなりますので
6✖0.6℃=3.6℃
実際に気象庁が発表している気温より
3.6℃志高湖キャンプ場の方が気温が低いという事なんです!!
3.6℃と言う気温差ですが季節によっては
ほとんど影響がない事もあるかもしれませんが
冬の寒い時期などはかなり大きな違いになるのではないでしょうか?
キャンプ場が寒く感じる理由は他にもある!!
キャンプ場は標高が高い場所が多い為
夏場は涼しく感じますし
冬場は寒く感じるんです
でも個人的には冬場のキャンプ場は
標高が高いと言う事では言い表せないくらいの寒さを感じたんです
そこで他にも要因があるのでは?という事で調べてみると
実はですね・・・
風速が1m強くなるごとに体感温度が1度下がるという事が分かったのです!!
だから標高0mの市街地では10℃と言う気温であっても
標高1000m高い場所では100mあたり0.6℃気温が低いので
10✖0.6℃で6℃低くなりますので
標高1000mの場所では4℃になります
更に風速5mと言う条件下での体感温度は
風速1mごとに1℃下がりますので
氷点下1℃と同じくらいの感覚になってしまうんです!!
市街地では10℃あったとしても
標高が1000mで風速が5mと言う条件下では
-1℃の寒さが襲ってくるんですよ!!
だから周りに遮るものの無いキャンプ場では
やたらと寒く感じるという事なのです!!