『車でのドライブにBGMは欠かせない!!』
音楽と言う物は何気ないただのドライブでさえ気分を高揚させてくれます。
そういう意味では自転車でのサイクリングも車のドライブと同じだと思うんです。
”だから私は自転車に乗りながら音楽を聞きたい!!”
勝手に自転車で音楽聞けばいいじゃん!!って思われる方もいると思います。
実際に街中でもイヤホンをしながら自転車で走っている人もいますが、実は自転車に乗りながらイヤホンやヘッドフォンで音楽を聞く事は多くの自治体で禁止されている事もあり条例違反となってしまうんです。
イヤホンやヘッドフォンで耳をふさげば周りからの音が聞こえなくなり自転車走行中の危険察知が遅れてしまうんです。
自転車を安全に走行する為に作られた条例だという事は理解できます。
『それでも私は音楽が聴きたい!!』と言う訳で色々と調べてみると、自転車に乗りながら音楽を堂々と聞ける骨伝導イヤホンと言う物があったのです!!
骨伝導イヤホンとは? メリットはあるの?
骨伝導イヤホンとは何なのか?
通常のイヤホンやヘッドフォンは耳の中の鼓膜を振動させる事で聴覚神経に伝わり音が聞こえているのですが、それに対して骨伝導は音の振動が骨を通して聴覚神経に伝わるのです。
私が骨伝導イヤホンを知ったのは数年前でしたが、実は骨伝導で音が聴けると言うのは古くから知られたものだったんです。
有名な話で言えば難聴を患ったベートーベンが指揮棒を歯で噛み、それをピアノに押し当て骨伝導で音を聞いていたと言われています。
骨伝導イヤホンのメリット
●耳を塞がないので周りの音も一緒に聞く事が出来る。
●会話をしながら使う事が出来る。
●耳が痛くなりにくい。
イヤホンの使用用途によって骨伝導イヤホンで感じるメリットは異なると思いますが、個人的な骨伝導イヤホンの最大のメリットは”周りの音も一緒に聞く事が出来る”と言う点です。
そして骨伝導イヤホンであれば自転車走行中であっても耳を塞ぐことなく周囲の音も聞こえていますので”自転車に乗りながら堂々と音楽を楽しめる”のです。
ゲオで買える!!骨伝導ワイヤレスイヤホンレビュー
骨伝導イヤホンに関してはサイクリングを趣味として始めた2年前くらいからその存在は知っていていましたが、通常のイヤホンに比べると値段が高かった事もあり欲しいなと思いながらも買えなかったんです。
名の知れたメーカー品の骨伝導イヤホンはやっぱり1万円位するんです、全く聞いた事のないような無名なメーカーの骨伝導イヤホンであれば安価な物もありましたがレビューを見てみると評価も悪いし信用できませんでした。
自宅でメインで使っているヘッドフォンですら300円のダイソーヘッドフォンを買っているような私ですから1万円のイヤホンなんて買えなません。
しかしゲオに3,000円で買える骨伝導イヤホンがある事を知り急いでゲオに向かいました。
このゲオの骨伝導イヤホンがかなり話題になっていて”品切れ続出中!!”と言う話でしたが、私の家の近所のゲオでは普通に買えました!!
でも残り2つしか在庫が無かったので人気がある事は間違いありません。
【ゲオ】骨伝導スイヤホンの内容物・基本スペック
●イヤホン本体
●充電用USBケーブル
●耳栓
●取扱説明書
耳栓は何のために使うんだろう・・・?!
本体価格:2,980円(税込み3,278円)
本体価格 | 2,980円(税抜) |
bluetooth | Ver.5.0 |
通信距離 | 10m |
質量 | 33g |
本体バッテリー量 | 180mAh |
充電時間 | 2.5時間 |
連続通話時間 | 5時間 |
連続音楽再生時間 | 7時間 |
連続待機時間 | 200時間 |
防水規格 | IPX4 |
※防水規格:IPX4は生活防水レベルです。(雨のしずくが当たったり手洗い時の水しぶきが掛かっても大丈夫な程度)
【ゲオ】骨伝導イヤホンの音質はどう感じたのか?
正直普段から安物のヘッドフォンを使っているので『お前が音質語る?』って話ですけど音質に関しても書かせていただきます。
まずは音に関して感じたのは骨伝導イヤフォンは通常のイヤホンの様に耳に入れる訳でないので、ちゃんと聞こえるのかな?と不安になりましたけど思ったよりもしっかりと音が聞こえました。
ただやはり骨伝導という事で一番音が響く場所からズレてしまうと聞こえにくくなります。
また音質に関してはさすがに通常の2,000円程度で購入できるイヤホンと比較すると若干音がこもった感じがしましたので少し劣る印象を受けました。
ただ骨伝導イヤフォンは耳を塞がないので音楽だけでなく周囲の音も聞こえているんです、だから多少音質が悪くても個人的にはそこまで気にならなかったですね。
【ゲオ】骨伝導イヤホンはサイクリング中にイヤホンがズレたりしない?
現在はサイクリングの際に骨伝導イヤホンを使っていますが、ゲオの骨伝導イヤホンは運動でも使えるようにイヤーフックモデルとなっています。
サイクリングははランニングほど激しく体が動くわけではないですが、段差などを乗り越える際に衝撃を受けても激しくズレたりする事はありません。
【ゲオ】骨伝導イヤホンを長時間使用しても耳は痛くならない?
実際に3時間ぶっ通しで使用した感想は、2時間くらい連続で使用する若干耳と言いますか、イヤホンが当たっている部分が痛くなりました。
でも通常のイヤホンやヘッドフォンでも長時間使っていたら痛くなりますし、顔の大きさやイヤホンを当てる場所によっても変わるとは思います。
ちなみに自分は顔が大きい方です・・・。
ゲオの骨伝導イヤホンは音漏が気になる!!
個人的に骨伝導イヤホンを使う上での一番のネックポイントは『音漏れが凄いんじゃないのか?』って言う事でした。
以前サイクリングで信号待ちをしている時に隣に骨伝導イヤホンらしきものをしたサイクリストが隣に来たんですが音楽がダダ洩れだったんです。
あの光景を見てから『骨伝導って音漏れ凄いのね・・・』と言うイメージが離れません。
ゲオの骨伝導イヤホンも音漏れが最大のネックでしたので色々な場所で音漏れを検証してみました。
私が普段使っているスマホと繋いでの検証で、音楽はロックを流して聞いてみました。
ゲオ骨伝導イヤホン音漏れ検証① 自室の静かな空間での音漏れ
まずはゲオの骨伝導イヤホンの音漏れ検証を自室の静かな空間で行ってみました。
結果は以下の通りです。
スマホ音量 | 音楽の聞こえ方 | 音漏れ具合 |
30% | 小音量で聞こえる | 10cmの距離まで近づくと音漏れする |
50% | 普通に聞こえる | 1mの距離まで近づくと音漏れする |
70% | 大音量で聞こえる | 2m以上離れても音漏れする |
静かな空間での骨伝導イヤホン使用時は音漏れがありました。
私が普段使用しているスマートフォンでは音量を30%位にした時に、骨伝導イヤホンからの音の聞こえ方は小さかったですが、10cmの距離ですのでよほど接近される事がなければ周りを気にせずに音楽を聞く事が出来ると感じました。
ただし普通に音楽が聞こえるレベルまでスマホの音量を上げると1m圏内にいる人には音漏れしてしまいます。
またスマホの音量を70%まで上げると部屋中どこにいてもスピーカーのごとく音漏れしていました。
ゲオ骨伝導イヤホン音漏れ検証② 人通りの多い街中での音漏れ
次はゲオの骨伝導イヤホンの音漏れ検証を人通りの多い街中で行ってみました。
結果は以下の通りです。
スマホ音量 | 音楽の聞こえ方 | 音漏れ具合 |
30% | 聞こえない | - |
50% | 小音量で聞こえる | 10cmの距離まで近づくと音漏れする |
70% | 普通に聞こえる | 50cmの距離まで近づくと音漏れする |
人通りの多い街中での骨伝導イヤホン使用時は街中の様々な音に音漏れがかき消されました。
今回は国道沿いのスーパー小売店が立ち並ぶ場所で検証しましたが、正直ある程度の音漏れはかき消されて聞こえなくなります。
逆にスマホの音量を50%くらいまで上げないと骨伝導イヤホンから音楽を聴く事が出来ませんでした。
スマホの音量を70%くらいまで上げるとさすがに音漏れがしましたが、信号待ちで立ち止まっていても50cm以内まで接近してくる人はまずいないと思いますので、自転車乗りやランニングでこのイヤホンを使うのであれば音漏れはそこまで心配しなくて良いのかなと思います。
ゲオの骨伝導ワイヤレスイヤホンで私は十分満足しています!!
骨伝導イヤホンも本当にピンキリです、本当に粗悪なものであれば以前私が見かけた方が使っていた様な完全に音漏れしちゃう骨伝導イヤホンだってあるんです。
それらに比べるとゲオの骨伝導イヤホンは”めちゃくちゃ良い!!”とは言い切れませんが最低限骨伝導イヤホンの役割は果たしてくれています。
SNSや口コミなどでお高い2万円位の骨伝導イヤホンとゲオの安い3,000円の骨伝導イヤホンを比較している方もいましたが
やっぱりお値段相応の様で、お高い2万円位の骨伝導イヤホンの方が音質も向上するし音漏れも少ないようです。
しかし私の様に趣味の時間に少し使う程度であればゲオの骨伝導イヤホンはおススメです!!
先日サイクリング以外にもキャンプでも骨伝導イヤホンを使ってみました。
骨伝導イヤホンであればキャンプ場の自然の音も聞きながら音楽が聴けるのかなりベストなアイテムだと改めて感じましたね!!
ただ本当に静かな空間での利用は通常のイヤホン、ヘッドフォンを使った方が良いかも・・・。