ロードバイク

汚なっ!!ロードバイク買って1年半放置していたチェーンの汚れをチェーン洗浄器で落とす!!

2020年6月16日

ロードバイクを買ってから1年半経過しましたが、実は今まで一度もチェーンを洗って無かったんです。

 

『なんかチェーンに黒い汚れが付いてるな~』という認識はあったのですが、あくまでも注油の油汚れだからそのままでも問題ないのでは?と言う認識だったんです。

でもチェーンの汚れが酷くなるにつれてペダリングがイマイチしっくりこなかったり、ギアチェンジもスムーズに行かない気がしたので人生初めてのチェーン洗浄を決意したのです!!

 

 

チェーンの黒い汚れの正体は何なの?

 

チェーンにベッタリ付着しているあの黒い汚れの正体とは?

気になるチェーンの汚れを調査します。

 

チェーンの汚れ① 金属摩耗による削れカス

チェーンに付着しているあの黒い汚れの中には金属摩耗による削れカスが含まれているんです。

 

金属摩耗による削れカスに関しては実際にあの黒い汚れをスプロケットから取って、それを水で溶かし磁石でどの位金属のカスが付くのかという実験されている記事を見ました。

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詳しくはワイズロードの府中多摩川店さんのブログを見て下さい!!!

 

この記事を見るとかなりの量の金属摩耗によるカスが付いている事が分かりますよね?

 

ダダの油汚れが黒くなっただけだと思っていましたが、実は金属カスが大量に混じっていたなんて知りませんでした。

 

チェーンに金属のカスが混ざっているあの黒い汚れを放置すると、必然的にギアとチェーンの摩耗スピードをあげてしまうという事なんですね。

 

 

チェーンの汚れ② 細かいチリ、ゴミ、砂

ロードバイクでは積極的には砂利道等は走らないと思いますが、少なからず道路でもごみやチリなどの汚れは付くと思います。

特に路面状態が悪いぬれた路面を走れば汚れが付着するリスクは高くなります。

 

 

結果として分かった事は『金属摩耗によるカス、ちり、ゴミ、砂』これらの異物がチェーンやギアに塗った油と混ざり合うことでチェーンが黒く汚れてしまうんです。

 

ちなみにちり、ゴミ、砂汚れよりも圧倒的に金属粉の方がチェーンの黒い汚れの中には多く含まれているようです!!

 

 

チェーン洗浄器でチェーンをピカピカにする!!

ここからが本題です、一年半分の汚れを落としていきますよ!!

 

今回使用したチェーン洗浄アイテム

今回私がチェーン洗浄の為に購入した洗浄器がこちら。

 

お値段はAmazonで1475円!!

 

本来はチェーン洗浄器の中に”チェーンディグリーザー”という洗浄液を入れて洗うみたいなのですが、チェーンディグリーザーは1000円位するのでちょっと高いんです。

 

本当に貧乏性の私は『もっと安く出来ないものか?』とチェーンディグリーザーの代用品をずっと探しました、食器用洗剤で代用したと言う方もいましたが泡立ちが良すぎて洗い終わった後が大変なんだとか。

 

食器用洗剤以外でチェーンディグリーザーの代用品を探してみるとスプレー缶タイプの「パーツクリーナー」と言う物でも代用出来て数百円で買えるというではないですか!!

 

ホームセンターにも売っているらしいのですが、なんとなくカーショップの方が良いのかなと思いましてイエローハットで400円くらいだったかな?

こちらを購入しました。

”チェーンに使える”とは書かれていますが自転車に使えるという記載は一切なかったです。

自転車でも使えるよね?

 

 

チェーン洗浄器を実際に使ってみる

一年半放置したチェーンの汚れはさすがに汚れが酷いのでベランダで洗浄を行いました。

 

【チェーン、スプロケット】洗浄前の状態

チェーンやスプロケットも時々ブラシでこすってゴミは落としていたのでそこまで汚れてないですかね?

ただ黒ずんでいるの分かりますね・・・。

 

まずはベランダにロードバイクを運んで、一応汚れ防止の為に新聞紙を下に敷きました。

そしてチェーン洗浄器にパーツクリーナーを入れていきます

再度言わせてもらいますがこのやり方は正式な洗浄方法ではないので、あくまでもちゃんとした洗浄液を使って洗浄する事を推奨します。

 

ある程度チェーン洗浄機にパーツクリーナーの液体が溜まってきたのでチェーンに装着してみる。

チェーン洗浄器を持った状態でペダルを回していきます、最初は洗浄器内のブラシが馴染んでいなかったのでめっちゃ硬かったのですが、何回かゆっくりとペダルを回していくとスムーズにペダルが回り始めました。

 

 

いや〜!!

 

 

30秒回しただけでパーツクリーナーの液が真っ黒に!!

 

最悪な色してる・・・。

 

でもチェーンはあっという間にキレイになってる!!

 

その後もしばらくペダルを回したのですが、これ以上キレイになりそうも無かったので3分ほどペダルを回してこれでひとまずチェーン洗浄は終了しました。

 

パーツクリーナーでスプロケットの汚れを落とす

次はパーツクリーナーを直接スプロケットにかけて汚れを落します。

パーツクリーナーって本当にすごいです、みるみる内に黒ずみがとれて銀色が見えてきました!!

 

たぶん本来はスプレーで汚れが浮いた所をウエスで拭き取るんですけど、私はキッチンペーパーを準備したんですよね・・・。

キッチンペーパーが破れたり、切れたりしてうまく拭き取れなかった。

凄く時間も掛かりましたし、中途半端な感じになっちゃいました。

 

【チェーン、スプロケット】洗浄後の状態

チェーンもスプロケットもかなりキレイになりました!!

初めてのチェーン&スプロケット船上でしたがにまずますの出来ではないでしょうか?

 

ピカピカとまでは行きませんでしたが、ずっと気になっていた黒ずみ汚れはある程度落とすことが出来ましたので今回はこれで終了とします。

 

チェーンオイルを塗布して仕上げる

せっかくチェーンをキレイにしましたので、実は今まで塗った事無かったのですがチェーンオイルも初めて使ってみました。

 

チェーンオイルも種類が多くどれが良いのか分からなかったので、とりあえずネームバリューがあって口コミの良かったこちらを購入しました。

 

 

 

 

初めてのチェーン洗浄作業終了後の反省会

個人的には「ピカピカに光り輝くチェーン」を想像していましたが、さすがにそこまで仕上げる事は出来ませんでした。

 

そして今回始めてのチェーン洗浄だった事もあり上手くいかなかった事もありました。

皆さんの参考の為と私自身が次回チェーン洗浄時に同じミスをしないために反省点をまとめておきます。

 

チェーン洗浄時の反省点① 専用の洗浄液を使わなかった

本来自転車のチェーン洗浄時には”チェーンディグリーザー”と言うチェーン洗浄専用の洗浄液を使った方が良かった思うんです。

私はこの洗浄液を買う予算をケチってパーツクリーナーを購入しました、パーツクリーナーでもある程度綺麗になりましたが、やはりちゃんとした洗浄液を使った方がもっとチェーンをキレイにする事が出来たのかなと思いました。

 

チェーン洗浄時の反省点② 仕上げでウエスではなくキッチンペーパーを代用で使った

最後に仕上げで汚れを拭き取る時に私はウエスではなくキッチンペーパーを使ったんです。

 

キッチンペーパーなら何枚でも気兼ねなく使えるし良いと思ったんですが、さすがにウエスの代わりにはなりませんでした。

ボロ布でもいいのでウエスを使う事をお勧めします

 

チェーン洗浄時の反省点③ ベランダに新聞紙を適当に敷いた事で後片付けが大変だった

チェーンやスプロケに付着している汚れを舐めていました。

 

ベランダの汚れ防止の為に気持ち程度新聞を敷いていましたがチェーン洗浄終了後ベランダが悲惨な状態になっていました。

 

チェーンに付着していた黒い汚れはオイル汚れですからね、キレイにするのにかなりの時間を要しました。

あとチェーン洗浄器内の汚れた廃液も何も考えずに一気に洗面台に流したのですが、ベランダに続いて洗面台も悲惨な状態になりました、廃液の処理も慎重に行いましょう。

 

 

まとめ

今回1年半放置していたロードバイクのチェーン洗浄を行ってみました。

 

まぁ~汚かったですね!!

 

チェーンの汚れは走行性能を低下させるだけでなく、ロードバイクのパーツにもダメージを与えてしまいますのでこまめな洗浄をおススメします。

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