ロードバイクのウエアと言えばピチピチのサイクルジャージにレーパンが一般的かと思いますが、私は割と長い距離を走る時もロードバイクで旅に出た時も普段着で毎回走っています。
そもそもサイクルウエアを持ってないのです。
なぜサイクルウエアを持っていないのか?と聞かれれば「サイクルウエアは高くて買えない」からです。
私の普段着はホームセンターとかGUとか基本的に安いお洋服しか着ません、ホームセンターのTシャツであれば一着700円程度で買えます。
しかもそのお安い服をよれよれになるまで着てますからね!!
だから自転車に乗る時だけしか着る機会がないサイクルウエアに数千円掛ける事が出来ないのです。
今回は”普段着で乗るロードバイク”と言うテーマで普段着で走る事のメリットや注意点をご紹介します。
なぜサイクリストは皆サイクルウエアを着るのか?
サイクリストの方々は普段着よりお高めなサイクルウエアをなぜ着るのか?
私としてはサイクルウエアは”見た目がカッコいい”とか”動きやすい”とかそんな理由を想像していましたが実は違うんですよね。
サイクルウエアの地味にすごいメリット
まずはサイクルウエアを着る事によるメリットを改めて調べてみました。
一般的な普段着はスポーツをする事を考えてデザインされていませんし、ましてや自転車に乗る事を想定して作られた普段着はありませんよね?
その点サイクルウエアは名前の通り自転車に乗る事に特化して作られています、生地やフィット感、縫製技術など少しでも自転車で快適に走れるようにデザイナーさんが考えて作られているんです。
だからこそサイクリストの皆さんはこぞってサイクルウエアを着るんですね。
普段着でロードバイクに乗るメリット
この前ローディクラスタと会話してて、「クラシカルなロードバイクは普段着に合う」って言って見せた画像になります。
— りゅー@たまねぎ愛らんど (@taru_taro) February 7, 2019
お納めください。
相手からは『あー、合うな』と完全に笑いどころをスルーされた事も合わせてご報告致します。 pic.twitter.com/mDZGMK3c1E
自転車に乗るのであれば圧倒的にメリットの多いのはサイクルウエアです。
そう考えるとサイクリングでの普段着はデメリットしかないのかもしれませんがそれでもやっぱり普段着で走りたい!!
普段着で走るロードバイクにメリットはあるのでしょうか?
正直ロードバイクにスピードを求める方であれば普段着で走るという事はナンセンスな事だと思います。
しかしロードバイクでゆっくり寄り道をしながら走る私にとっては「ロードバイクを普段着で走る」大きなメリットがあるんです。
私はサイクリング中にショッピングや飲食店で食事を途中に挟む事が多いんです、気になるお店が道中にあればフラっと立ち寄るしショッピングセンターや飲食店を目的地とする事もあります。
そう考えた時に普段着とサイクルウエアでは大きな差が出ます、お店に入る場合はやっぱり圧倒的に普段着の方が入りやすいですから!!
百歩譲って仲間とライドを楽しんでいる方であればまだピチピチのサイクルウエアでも恥ずかしくないと思いますが、私の場合はいつも一人で走る100%おひとり様ライドです。
さすがに一人であの格好でショッピングをしたり飲食店に入る勇気がないんです・・・。
今回ロードバイクを普段着で乗る方に関して調べて驚いたのは”ジーパンで普通に30km位ならロードバイクで走るよ!!”って方がいました。
ペダルは確かに漕ぎづらいかもしれませんが街乗りが目的ならジーパンでもアリなのかもしれませんね。
普段着でロードバイクに乗る時の注意点は?
街乗り派の方は普段着でロードバイクを乗る事もアリだなと思うのですが、実際に普段着でロードバイクに乗って感じた注意点をいくつか紹介したいと思います。
なるべく動きやすい服装を選ぶ
これは私が普段ロードバイクに乗る時の服装です、家の中にある洋服の中でも動きやすい服をピックアップして選んでいます
自転車の動力は脚です!!
先ほどジーパンでロードバイクを走る方もいると書きましたが、ペダルを回すために何度も膝の曲げ伸ばしがありますのでジーパンの様にカッチリとした素材で走るよりは動きやすい服装が良いです。
せめてズボンは収縮性のある素材のズボンを選びたいですね。
そんな私もロードバイク乗り始めた当初はチノパンで普通に走っていましたけど・・・。
ズボンの裾破れに注意が必要
昨日自転車乗ってたらギアの歯車的なところに引っかかってズボンの裾思いっきり裂けたw pic.twitter.com/b2C3Y9BaHr
— ぼっち (@bottisan_01) July 23, 2021
ロードバイクやクロスバイクのギアクランクはむき出し状態なのでほぼ間違いなくペダリング時に裾が引っ掛かります。
そして気を付けて走っていても長距離走ればいつの間にか裾が破れている事が多いです。
私が冬場に履くズボンの裾がコチラ。
そしてチノパンでロードバイクに乗った結果この様に黒ずんでしまい、何度洗濯しても落ち無くなってしまったズボンもあります。
でもこれは普段着でロードバイクに乗るあるあるで、皆さんは裾バンドなどで留める事でこの問題を回避していました。
多くの方が指摘していますが、出来れば面積の大きい反射素材が入った(交通誘導員が着るような)服を着るのがベストですが、この足に付ける裾バンドだけでもあるとかなり違います。(1つだけなら右足に付けるといいぞ) pic.twitter.com/fmB0HUkZf6
— ムニエル (@muni_eru) November 16, 2020
裾バンドはちょっとお高めなお洒落なタイプもありますが100円ショップにも普通に売っていますよ!!
普段着でもインナーには配慮が必要です
普段着でロードバイクに乗るのは全然アリなのですが、さすがにインナーは少し気を付けたいところです。
インナーは吸収速乾タイプのインナーが良いです、普通にポロシャツとかでも今は吸収速乾タイプがありますので夏場のウエアはそれ一枚でも良いかもしれません。
またズボンもインナーパットは履かないとお尻が持ちません、私はインナーパットを履くのが嫌なので見た目は悪いのですが未だにサドルカバーを付けて走っています。
まとめ
今日改めて街を走るロードバイクを見ましたがやっぱり圧倒的にサイクルウエアを着ている方の方が多いですね。
まだまだ普段着で堂々と走るのは少数派なのかもしれません、私の様にロードバイクをショッピング目的で走る人が少ないのかも?!