最近自転車関連のサイトを見ていると『ミニベロ』ってワードを目にする事が多くなりました。
普段乗っている自転車とは別にミニベロを所有して乗り分けている方もいますし、元々ロードバイクやクロスバイクに乗っていたけどミニベロに乗り換えた方もいます。
ミニベロは確かに見た目はかわいいしお洒落な車種もいっぱいありますが『車輪も小さいし絶対に乗りにくいでしょ!!』そんなイメージしか私にはありません。
ミニベロって一体なぜ人気があるのか?
ミニベロとは一体なんなの?
『ミニベロとは?』フランス語で自転車の事をヴェロと呼び、ミニベロというのはフランス語で小さい自転車という意味でした。
一般にタイヤ径が20インチ以下の自転車がミニベロになります。(BMX等一部を除く)
だから実はミニベロってジャンルが幅広いんです、ドロップハンドルで細いタイヤを履いているロードバイク風のミニベロもあれば電動タイプやMTB風のものまで種類がめちゃくちゃいっぱいあります。
ミニベロは値段もピンキリです、人気のタイプは5万円~20万円程度ですが100万円のミニベロもあるんです!!
ミニベロのメリットとは?
なぜ多くの人々がミニベロを選択するのか?
ミニベロならではのいくつかの特徴、そしてメリットを実際に見ていきましょう!!
ミニベロのメリット① 省スペースである
コンパクトなミニベロは家の中でも街中でも置き場所に困らない!!
現在私はロードバイクを外に置くのも怖いので室内保管していますが結構場所取ります、その点ミニベロはコンパクトですよね。
通勤で使われている方は『駐輪場が無いので事務所の片隅に置かせてもらっています。』SNSでこの様な投稿も目にしました!!
ミニベロであればスペースを取らないので車などに乗せたり電車での輪行とかもより気軽にできますよね。
ミニベロのメリット② 実はスピードも意外と速い
”タイヤ径が小さい=遅い”こんなイメージが私にはありましたが実は意外と速く走れるんです。
ロードバイクタイプのミニベロの場合、一般的なロードバイクとのスピードの違いは”5km/h程度”、ちなみにクロスバイクもロードバイクとの平均スピードの差は5km/h程度と言われていますのでクロスバイク並に走るという事になります。
特に街乗りではタイヤの径が大きい自転車に比べるとミニベロの方が小回りが利きますし、軽い力で漕げますのでストップ&ゴーの多い街乗りにはミニベロが有利なんです。
ミニベロのメリット③ カジュアル、お洒落に乗れる自転車である
『カジュアル、お洒落』ミニベロには確かにこのイメージはある。
ミニベロは他の自転車では採用されにくいカラーリングが採用されていたり、デザイン重視で設計されている車種も多いので余計にお洒落に見えるんです。
ミニベロのメリット④ 小回りが利く
一般的な自転車でもでも『この自転車は小回りが利かない』と思う事はありませんが、やはりミニベロの方が乗り回しはいいでしょう。
街中をぷらぷら走りたい方にとっては理想的な自転車なのかもしれません!!
ミニベロのデメリットは何がある?
ミニベロのデメリット① 車体重量は軽くはない
ミニベロは小柄なので圧倒的に軽いイメージでしたが、実は一般的なロードバイク重量とそこまで大きな差はありません。
むしろ安価ミニベロや、乗りやすさに特化したミニベロはスポーツタイプの自転車より重たかったりします。
ミニベロのデメリット② 乗り心地はイマイチ?!
ミニベロの車種によるところもありますが、タイヤが小さいという事やフロントフォークが短いという事もあり地面からの振動に関しては一般的な自転車と比べて受けやすい。
これに関しては以前友人から借りたタイヤ径の小さい自転車乗った時に私も感じました。
特に体重の重い人は乗り心地の悪さを感じる傾向が高い様です。
ミニベロのデメリット③ 長距離を走るのは不向き
週末にサイクリングを楽しむ方も多いと思います。
ミニベロは短距離、中距離には強い反面、長距離のサイクリングには少し不向きなんです。
スポーツタイプのミニベロであればロードバイクとそこまで変わらないスピード感で走れますし、ペダルの漕ぎだしに関してもミニベロの方が有利だという事が分かりました。
しかしどうしても埋められないデメリットは『車輪が小さい』という事です。
ロードバイクやクロスバイクは車輪が大きい事で漕ぎだしはミニベロよりもペダルが重いのですが、一度漕ぎだしてしまえば回転し続ける力は車輪が大きい自転車の方が強いのです。
ミニベロの場合は車輪が小さいのでその逆の現象が起きてしまうんです。
あとがき
今回はミニベロに関して調査をしてみました、『自転車はやっぱりロードバイクでしょ』と思っていましたがミニベロも魅力が多いですね!!
自転車を購入する際はミニベロも候補として考えてみてはいかがでしょうか?