一時期このブログでも自転車のタイヤに関する記事を多く書いていました
きっかけは自分のロードバイクのタイヤを太くしようと思い
色々と調べていたからです
詳しくはコチラ👇
自転車のタイヤに関してよく言われるのは
”自転車で唯一のゴム製品”
それがまさしくタイヤと言うヤツなのです
さて話は変わりますが
ロードバイクのタイヤを太くしてから約2年が経過しました
個人的には元の太さに戻したいと思わないので
タイヤは太い方が良いと思っていますが
果たして自転車のタイヤは”細い方が良いのか?太い方が良いのか?”
今回は両者のメリットを洗い出し
再びどちらが良いのかを考えて見ようと思います!!
ロードバイクのタイヤが太い事によるメリット
それではまずはロードバイクのタイヤを太くするメリットを考えてみましょう
ちなみにデメリットに関しては
”太いタイヤのメリット”=”細いタイヤのデメリット”
”細いタイヤのメリット”=”太いタイヤのデメリット”
このような観点から重複してしまうので
今回はあえてデメリットに関しては書きません!!
乗り心地が上がる
自転車のタイヤを太くする事で受ける恩恵の中でも
一番はやはり”乗り心地が上がる”という事では無いでしょうか?
実際に自分が自転車のタイヤを太くしたのも
乗り心地を上げる為ですから!!
そして実際にタイヤを太くしてみて
一番に自分が感じたのも乗り心地の良さでしたね
いくらフレームで乗り心地を向上できるとしても
やっぱりゴム製品であるタイヤによる効果は絶大なのです
パンクしにくい
ママチャリで考えますと
毎日の様に自転車に乗っていた頃を考えても
パンクする事はせいぜい1年に1回ある程度でした
それに比べてロードバイクの細いタイヤになると
週末ライダーの自分でしたが
月に一度はパンクしていました
しかもママチャリに乗っていた頃よりも
段差に気を使って走ったり悪路を避けて走っても
どうしてもパンクしてしまっていたんです
単純にタイヤの太さだけでなく
空気圧の問題もあるかもしれませんけど
悪路でも走りやすい
太いタイヤという事で一番に思い付くのは
マウンテンバイクです
マウンテンバイクも以前乗っていましたが
地面との接地面が広い分グリップ力が高いですからね
必然的に悪路であっても安定感が違うのです
一方で細いタイヤの場合は本当に滑りやすい!!
ちょっとした砂利道の走行でも
気を使って走らないと怖いです(^^;
自転車のタイヤが細い事によるメリット
自転車のタイヤが細い事によるメリットって
色々と調べてみたのですが
実はそんなに無いのではないかと思うんです
唯一大きなメリットがあるとすれば
重量が軽い!!
実際にスポーツバイクのタイヤで重さを調べてみました
今回の比較対象は
パナレーサー社のパセラと言うタイヤで比較しております
タイヤサイズ | 重量 |
700×23C | 410g |
700×32C | 630g |
23C?32C?ってどういう事ていう方もいると思います
これはタイヤ幅になります
ちなみに一般的なママチャリのタイヤ幅は35mmですので
35Cです!!
重さに関してはスポーツバイクの
23Cの細いタイヤと32Cの太目なタイヤで比べても
220gしか違いはないのか・・・
そう思いましたが
自転車の足回りで220gと言う重さは結構な違いになります
220gと言う重さで調べてみましたが
中ぐらいサイズのサツマイモ1本が200gだそうです
その他ではレンジでチンするご飯でおなじみの
サトウのごはん1パックが220gでした
このサトウのごはん1パック分の重さがタイヤの中に入っていると考えたら
タイヤが細い事でかなりの影響が出る事が想像頂けると思います
実はタイヤの太さではスピードへの影響はさほどない?!
個人的にはずっと
細いタイヤ=速く走れる
ずっとこの様に思っていました
実際に自分のロードバイクも
タイヤを25Cから28Cに太くした時に
やっぱり少しもっさりした感じもありましたし
スピード感を失った気がしたのも事実です
でも今回タイヤに関して調べてみると
実はタイヤが細くてもスピードに影響はさほどない?!
こんな情報を目にしました
確かにすごく違和感を覚える事がありまして
スピードマシンであるロードバイクですが
近年こぞって各メーカーさんが
ロードバイクの標準装備のタイヤを
太くする傾向があるんです!!
ロードバイクのタイヤに関して調べてみると
本当に何十年前は21Cのタイヤが主流だったと言います
3年前にロードバイクを始めた自分は
21Cのタイヤなんて見た事もありません
ママチャリが35Cと言われていますから
半分とまでは言えませんが
ママチャリのタイヤを4割ほど細くしたタイヤ幅になります
だから21Cはめっちゃ細い訳です!!
その後ロードバイクのタイヤは21Cから23Cに主流が移り
2015年くらいから徐々に23Cから25Cのタイヤが主流になり
2019年頃からはついに28Cが標準装備のロードバイクが主流になりつつあります
現在プロのロードレーサーの方々も
25Cのタイヤを使うのが当たり前になっていると言います
スピードを求めるロードバイクのタイヤが太くなるって
それはちょっと違うんじゃない?
そう思ったのですが
コチラの記事を見ますと👇
近年の検証結果などによって
”細いタイヤの方がエネルギーロスが大きい”
”空気抵抗に関してもタイヤの太さで変化がほとんど無い”
この様な結論に変わって行っているんです
もちろん走行スピードに関しても
”実験ではタイヤの太さによってスピードの差は殆どない”
この様な事が分かってきてしまったんですね・・・
結局細いタイヤと太いタイヤはどちらが良いの?
ここからはかなり個人的な見解になってしまいますが
現在プロのロードレーサーの方々の主流も25Cと太くする傾向になりますので
やっぱり太いタイヤの方がメリットはあるのかなと思います
でもどうなんでしょうね?
プロのロードレーサーの方々も
タイヤを太くすると言っても25Cな訳で
現在主流の28Cにはしていない所を見ると
やはり現時点でのベストは25Cなのかもしれませんね
それでも近年タイヤが太くなる傾向にあるのは
ロードバイクと言うものが
”スピードを求めるだけの自転車では無くなった”
そういう事じゃないでしょうか?
自分の様に単純に街乗りでロードバイクを利用するユーザーにとっては
乗り心地の良さを求める方も多いのかなと思います!!