キャンプ

キャンプに斧やナイフはいらないんじゃない? 持ってなくても焚火は出来ます楽しめます!!!

2021年4月3日

キャンプでの最大の楽しみと言えば焚き火ですよね。

 

そして私は焚き火と言えば斧であったり鉈やナイフで薪割りするのが当たり前だとキャンプをするまでは思っていました。

 

テレビとかyoutubeでキャンプに関する動画を見ても斧は持ってなかったとしても、最低限サバイバルナイフは皆さん持っていっているイメージがあります。

 

だから当然のごとくキャンプに斧やナイフは必需品だと思っていましたが・・・。

 

私はキャンプ歴が3年になりますが斧、ナイフ等のアイテムは一切持っていませんし、もちろんキャンプ場で使った事もありません!!

 

 

今回は少数派かもしれませんが「斧、ナイフ不要派」の意見として”キャンプに斧、ナイフが要らない理由”について書いて見たいと思います!!

 

 

そもそもナイフって屋外で所持しても良いの?

 

”銃刀法違反”

皆さんも聞きなじみのある言葉だと思います。

 

キャンプとは言え斧やナイフを所持する事に問題はないのか?

もちろん皆さん持っているので銃刀法違反ではないと思いますが、良い機会なのでとりあえず調べてみました。

 

銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)

~ナイフに該当する部分の抜粋~

何人も、業務その他正当な理由による場合を除いては、内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが6センチメートルをこえる刃物を携帯してはならない。

ただし、内閣府令で定めるところにより計った刃体の長さが8センチメートル以下のはさみ若しくは折りたたみ式のナイフ又はこれらの刃物以外の刃物で、政令で定める種類又は形状のものについては、この限りでない。

出典:Wikipedia

 

私もじっくり読んでみましたが銃刀法に関しては結構複雑な言い回しで、”どういう事????”って思いました。

 

ザックリとまとめてしまえば業務で使用したり、その他正当な使用理由がない場合は刃物を携帯する事はダメだという事です。

 

キャンプに関しては業務ではありませんがその他正当な理由には該当するようです、だから「キャンプで使用する目的」でナイフを所持している事は問題はないんです。

 

ただしナイフの保管に関してはちょっと注意が必要です、例えばキャンプの撤収準備の際にナイフを片付け忘れていたので車のダッシュボードにナイフを入れて帰ったり、あとは車からキャンプ道具を降ろす際にナイフがトランクの中に落ちてしまった場合もあり得ない話ではありません。

 

もしこのままナイフに気が付かずたまたま翌日警察に呼び止められ車内を捜索されたら、その場合は正当な理由が無いので銃刀法違反に該当してしまうケースがあるんです。

 

”先日キャンプに行って降ろすのを忘れていたんです!!”と言う言い逃れが通用するかは分かりません。

 

キャンプに行く際に斧やナイフを持っていく場合は、例えば調理器具と一緒にセットで持って行ったり、焚火台のケース内に一緒に入れて保管したり十分保管には注意して下さい!!

 

 

キャンプで斧、ナイフが要らない理由

それではここからは実際にキャンプ歴3年目の私が「キャンプで斧やナイフが要らない」と思う理由を書いていきます。

 

キャンプに斧、ナイフは不要① 無くてもキャンプや焚き火が出来るから

先ほども書きましたがキャンプを始めたての頃は私も色々なブログやYouTube等でもキャンプ動画を沢山見ました。

その中当たり前のように皆さん斧で薪割りをしたり、ナイフでフェザースティックを作っていました。

 

フェザースティックはこんなヤツです。

画像出典:Goods Press

薪に火が着きやすくする為にやっています。

 

あとはバトニングと言うナイフで薪割する方法もあります。

画像出典:Goods Press

 

多くのキャンプ動画で皆さんが斧やナイフを使用しており「焚火には斧やナイフは必要な道具」だと認識していましたので私もキャンプ道具を買い揃える際に購入する予定でした。

 

しかし人生初めてのキャンプに実際に行ってみて考えが変わったのです。

 

私の人生初キャンプは会社の同僚でキャンプ歴2年の4人のメンバーとソログループキャンプに参加しました。

そのグループキャンプで実際に斧とナイフを持っていたのは2人しかいませんでした。

 

そしてその夜に楽しみにしていた焚火が始まったのですが、バトニングで薪割をする事もなかったですし、フェザースティックを作る事もないまま普通に薪に火が点き焚火が始まりました。

せっかく持っている斧やナイフの出番がないまま焚火が終わりました。

 

わざわざ薪割をしなくてもあらかじめちょど良いサイズにカットされた薪を購入すれば斧やナイフは使いませんし、着火剤があればフェザースティックも要らなかったのです。

 

テレビやYoutubeでは当たり前の様に斧やナイフを使ってキャンプをするシーンが流れていましたが、私は人生初めてのキャンプに参加して焚火で斧やナイフが要らない事を知ったのです・・・。

 

 

キャンプに斧、ナイフは不要② ブッシュクラフトをしない

”ブッシュクラフト”は個人的には上級キャンパーさん達がやっているイメージですね。

現地にあるものでキャンプをやっていくキャンプで、以前テレビ番組で芸人のヒロシさんがキャンプ場に落ちている木の枝をナイフで切ってお手製のランタンフックにしたりテントポールとして活用したりしていました。

 

確かにブッシュクラフトはカッコ良いなと思いましたが私は”既製品で良いかな”と思ってしまったのです。

 

確かにブッシュクラフトをやるのであれば最低限ナイフは必要かなと思いますが私は興味が無いのでやっぱり要らない!!

 

 

斧やナイフ、あればもちろん便利な時もある

キャンプ場で調理を全くしない私はキャンプに包丁すら持って行きません、唯一の刃物と言えばコチラ。

全くアウトドア用のハサミでも何でもないダイソーの100円で買ったハサミ!!

 

キャンプを始める時に買いましたのでかれこれ2年ほどキャンプに持って行っていますが、ほとんど使った記憶がないのですよね・・・。

 

まぁここまでは散々「斧やナイフなんて要らない!!」と言う事を強調してきましたが、ぶっちゃけ”斧かナイフがあればな・・・”と思う事も実際にはあります。

 

さっきと矛盾していると思われるかもしれませんが、やっぱり焚火の時ですかね。

 

私は基本的には火が点きやすい針葉樹を焚火の薪として使います、しかもキャンプ場での丁度良い位のサイズにカットされた薪です。

 

ある程度程よく焚き火台のサイズにカットされた針葉樹の薪であればそれ以上薪割する必要は感じませんが、問題は丁度良いサイズにカットされていなかった時です。

 

さらに針葉樹の薪が売り切れており、火が点きにくい広葉樹の薪しかなかった時はかなり着火するのに苦戦した記憶があります。

 

本当に焚き火を楽しみたい方や焚き火が好きな方は、自分の好きなサイズに薪をカットして自分の思う様に火の調整をしたりして楽しんでいます。

 

この他にも時と場合によっては斧やナイフがあった方が便利な時もあるのも事実です。

 

もし心配なのであれば非常にベストなマルチツールと言うアイテムがあります。

 

もちろんこのマルチツールで薪割などは出来ませんが、いざと言う時は便利かなと思いますよ!!

 

 

あとがき

今回調べてみて改めて思ったのですが”斧やナイフを要らない!!”と思っているのは少数派なのかもしれません・・・。

 

やっぱり皆さん少なからず斧やナイフを持って行くみたいですね。

 

でも個人的には今後も本格的な斧やナイフを買うつもりはありません、そして使う事もたぶんないのかなと思います!!

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