夢を叶えたい。
若かりし頃の私も夢を追う若者でありました。
プロミュージシャンになりたくて20歳で東京に出て23歳までの3年間私も夢を追いかけた。
もちろんお金もなく貧乏生活で挫折の繰り返し、全く芽も出ず順風満帆ではなかったけれど40年以上生きてきた人生の中でも一番楽しかったと思える3年間だと思う。
私は23歳と言う若さで夢を諦めてしまいましたが実際何歳くらいまで現実的に夢を追う事が出来たのでしょうか?
今回は自分の夢追い後の実体験と当時一緒に夢を追いかけていた仲間のその後を書いていきたいと思います。
一般的な夢を追う期間は何歳までなのか?
田舎暮らしの私の周りには堅実な未来を歩む人が多かったのですが、東京に上京後働いていたバイト仲間には役者、声優、ミュージシャン、モデルと多くの夢を見る人たちと共に働いていました。
夢を追いかける事はもちろん素晴らしい事だと思うのですが、同世代の仲間が社会経験を積む中で『いつまで夢を追いかけて良いのか?』そう感じるのも事実です。
私が夢を諦めた年齢 | 23歳 |
平均的な夢を諦める年齢 | 24歳 |
友人A君が夢を諦めた年齢 | 25歳 |
友人B君が諦めた年齢 | 30歳 |
過去に実施された大手飲料メーカーが実施したアンケート結果などを参考に調べた結果ですが
夢を諦める平均年齢は24歳
そして夢を諦める年齢として皆さんが区切りにしているのは
【夢を諦める年齢】25歳、30歳
夢を追う期間で調べた結果『25歳までは夢を追いかける』と言う方が一番多かったです。
そして『フリーターとして許されるのは30歳まで』一般的に企業は若い人材が欲しいのです、そして30歳になると未経験でも採用される求人が減ると言うのも現実としてあります。
10代にして若くから才能を開花し夢を叶える方もいます。
そして夢を諦める年齢のアンケート結果も今から10年前のデータです、遅咲きの苦労人が夢を叶えるケースも最近は増えているように感じます。
遅咲きで夢を叶えた代表例と言えば、お笑いコンビ錦鯉ではないでしょうか?
錦鯉はM-1グランプリ2021の王者です、ボケ担当の長谷川さんは当時50歳ですから夢を追いかける年齢の概念を破壊する遅咲きの夢追い人です。
錦鯉の長谷川さんの様に25歳、30歳と言う年齢の壁を越えて夢を叶える人もいますので、今回示している夢を諦める平均年齢はあくまでも参考値でしかないんです。
夢を追いかけ諦めたそれぞれの人生とは?
ここからは私と私と同じくミュージシャンになる事を夢見た3人のそれぞれの夢を諦めたその後についてまとめてみました。
ちなみに3人とも今では40代半ばのミドル世代になっております。
夢を追いかけ『23歳』で夢を諦めた私の場合
私が夢を諦めたのは23歳の時
18歳ぐらいからギターを始め、本格的に夢を追いかけるようになったのは20歳の時。
20歳から23歳までの3年間はとにかく音楽に打ち込みました、今思えば『たったの3年で夢を諦めたのか・・・』そんな事を思ってしまう。
20歳で夢を見て上京した東京、そして夢に破れ地元に戻ったものの音楽への想いは捨てきれずフリーターをしながら、そして将来の新しい未来を模索しながら音楽を続けていました。
そんな私も25歳の時に結婚をきっかけに音楽を諦めそれ以降はギターを弾いていない。
その後子供も生まれそれなりの幸せを感じている。
夢を追いかけ『25歳』で夢を諦めたA君の場合
A君が夢を諦めたのは25歳の時
20歳の時に私の誘いで音楽を始めたA君。
A君は大学生でしたが音楽にのめり込み1年浪人したが23歳の時に大学を卒業している。
大学卒業後私はバンドを脱退したがA君はその後も2年間バンド活動を継続、だが25歳の時に将来への不安を覚えバンドを脱退して夢を諦める。
その年に猛勉強をして公務員試験に合格、27歳で結婚し子宝にも恵まれ今現在も公務員として働いている。
A君とは今でも連絡を取っていますが順風満帆な人生を送っている。
夢を追いかけ『30歳』で夢を諦めたB君の場合
B君が夢を諦めたのは30歳の時
18歳の時に音楽を始めたB君。
B君は大学に通う傍ら大手音楽教室の大会でも優勝した事がある実力者でした。
B君は私と組んでいたバンド解散後も精力的に活動を続けていた、私が夢を諦めた中でも『B君はインディーズレーベルでCDを出した』、『ライブツアーで全国を回っている』そんな情報を聞いていたので私も応援していたが30歳と言う年齢を気に音楽活動を諦めた。
B君も不安と希望を抱えながら音楽活動をしていたようです、音楽を諦めた後は8年間B君を支えてくれた彼女と31歳で結婚しその後子供が生まれる。
派遣や契約社員を経て現在は大手家電メーカーで正社員として働いている。
昨年久しぶりに連絡した時も元気に頑張っていました。
夢を諦めても人生は明るい!!だから今は思いっきり夢を追うべし
20歳で専門学校を卒業した私は25歳で正社員として働きだした、会社の面接の際に必ず聞かれるのは『学校を卒業後に5年間も何をしていたの?』という事。
私は『ミュージシャンを夢見て音楽活動をしていました』そう素直に答えると意外にもそれ以上深く追及される事も無いですし、面接官も過去に夢を追った経験がある方であれば好感を持たれる事もありました。
高校、大学を卒業してすぐに働きだした同級生に比べれば『出遅れてしまった・・・』と言う思いは確かにある、しかし私を含め夢を追いかけた私の仲間に後悔は無いし夢を追いかけたあの時間は決して人生の無駄遣いではないと思います。
夢を追い夢を諦めた後も自分の頑張り次第で明るい未来は開けます。
それが例え自分が夢見た世界でなくとも私や私の友人たちは確かな幸せを感じています。
今現在進行形で夢を追うあなたへ。
今は将来への不安は考えなくても良いのです、思いっきり夢に向かって突き進んでください!!