ロードバイクを趣味として始めた事をキッカケに
40代で改めて自転車が好きになったワタクシです
定期的に自転車屋さんに行って
新型の自転車を眺めたりしています
決して手の届かない上位グレードのロードバイクを見たり
あと以前から興味のあったクロスバイクを見たり
子供にどうかななんて考えながら
シティサイクルも見てみたり
まだ自分が購入したロードバイクは
3年程しか乗ってないので買い替える予定は無いのですが(^^;
先日もそんな感じで店内をうろついて居る時にふと目に止まったのが
クロスバイクの変速機の段数の多さ!!
27段変速とかあるし・・・
この変速数の多さは実はロードバイクの最上位グレードのモノより多いのです
そこで今回調べてみたい事はですね
”自転車のギア数は多い程有利なのか?”という事です!!
目次
一般的な自転車の変速機のギア数を見てみよう!!
まずはどの自転車がどの位変速段数があるのかを見ていきましょう
●ママチャリ 3段・6段
基本的にホームセンターなどで最安値のママチャリは
変速機が付いていません!!
自分も歴代のママチャリを思い返してみると
変速なんてした事が無かった!!
”男はだまって無変速ママチャリ!!”
坂道を上る時とかはきつかったですけど(^^;
少し良いグレードになると
フロント1枚×リア3枚の3段変速や
フロント1枚×リア6枚6の段変速のタイプもあります
●マウンテンバイク 7段~12段
街乗り使用のマウンテンバイクは
フロント3枚×リア7枚の21段変速のモノもありますが
山間部などを走るマウンテンバイクに関しては
フロントが1枚の変速機が主流になっているという事で
段数に関してはそこまで多くは無いのですね
ちなみに自分が昔ホームセンターで購入した
1万円以下で買えたマウンテンバイクは
6段変速でしたけどね(^^;
●クロスバイク 8段~27段
マウンテンバイクとロードバイクの良い所取りをした自転車が
クロスバイクと言う自転車です!!
だからマウンテンバイクの寄りの設計をされたクロスバイクは
シングルフロントで変速数の少ない物もあれば
街乗り使用で自分が見たような
フロント3枚×リア9段の27段変速のタイプもあります
●ロードバイク 16段~22段
ロードバイクの変速機に関しては16段変速~22段変速という事でした
実際には14段変速のモノもありますが
正規のコンポーネントを使用したものは16段変速からとなっております
ちなみに自分が買った入門用のロードバイクの変速数は
16段変速でした
最上位のグレードになると22段変速のモノもあります
ギア数はやっぱり多い方が良いのでしょうか?!
実際に自分が今まで購入してきた自転車は
ママチャリでもロードバイクでも
ギア数が多い方が購入金額の方が高かったんです
特にロードバイクなんてスピードに特化した自転車だから
もちろんギア数が多い方が速く走れると思いました
先ほども少し触れましたが
自分が購入した入門用のロードバイク
”ジャイアント:コンテンド2”
定価は10万円程のロードバイクとしてはかなり安価ですけど(^^;
変速数は16段変速
ちなみに100万円を超えるクラスのロードバイクでも
変速数は22段変速です!!
一方で同じメーカーのクロスバイクに関しては
”ジャイアント:エスケープR3”
6万円台のグレードの自転車でも
24段変速とかが普通にある訳ですよ!!
だからもしも今まで自分が抱いていた
”ギア数が多い=速く走れる”
これに当てはめてしまえばかなり矛盾したことになります
自転車のスピードに直結する要素は実に多いので
今回気になったギア周辺で見てみると
ギア数よりも重要なのは
”ギア比”と言うモノだと言う
ギア比とは?
ペダル側についているフロントギアと後輪側についているリアギアの
歯数を割った数値の事で
ペダルを1回転させた時に後輪が何回転するかを知る事が出来る
とても便利な指標なんです!!
今まで計算した事無かったので
実際に自分のロードバイクのギア比を計算してみました
それぞれ一番軽い組み合わせと重たい組み合わせ👇
●フロント50T
11T | 13T | 15T | 18T | 21T | 24T | 28T | 34T | |
ギア比 | 4.5 | 3.8 | 3.3 | 2.8 | 2.4 | 2.1 | 1.8 | 1.5 |
●フロント34T
11T | 13T | 15T | 18T | 21T | 24T | 28T | 34T | |
ギア比 | 3.1 | 2.6 | 2.3 | 1.9 | 1.6 | 1.4 | 1.2 | 1 |
コンテンド2・2018モデルはフロント側は50-34T
リア側は11-34Tと言う仕様になっている
ちなみに数字の後についている"T”というアルファベットは
TeethのTで歯と言う意味だ
だから自分のコンテンド2は
一番重たい組み合わせならペダル1回転させると
後輪が4.5回転
一番軽い組み合わせならペダル1回転で
後輪が1回転
一方でクロスバイクのエスケープR3でも同様に調べてみると
一番重たい組み合わせならペダル1回転させると
後輪が4.4回転
一番軽い組み合わせならペダル1回転で
後輪が0.9回転
全く変わらない事が分かります!!
要するにギア数は多いけどMAX・MINのギア比は同じ位なんです
だから結局の所
ギア数が多い=スピードが速い
コチラの説は崩れ去ってしまったという事になりました・・・
まとめ
自転車のギア数は多い方が速いのか?
この答えはギア比の大きさで決まるので
無条件で速いわけではない!!
24段変速のクロスバイクに乗っている知人と話した時に言っていましたが
実際にメインで使うのは8段くらいしかないんですって!!
だから後の16段分は使っていないと・・・
もったいないでしょ!!
まぁ自分もほとんど変速しないダメサイクリストなので
人の事言えませんけど!!