ロードバイク

今までずっとロードバイクのタイヤの空気圧を勘違いして高く入れ過ぎていた?! タイヤの空気圧の違いでどんな影響が出るの?

2020年3月3日

ロードバイクやクロスバイクのタイヤってなんであんなにパンパンに空気を入れるんでしょうね?

 

タイヤのメーカーさんが推奨する空気圧力なので素人の自分が考えても仕方ない事ですが、本当に推奨する空気圧を入れる必要はあるのでしょうか?

 

何故自分がこのような疑問を抱いたかと言いますと、以前ロードバイクで旅をしていた時に途中でパンクした事があったんです。

 

この時は携帯用の空気入れで空気を入れましたが、メーカーさんが推奨する規定の空気圧までは自分が持っている携帯用の空気入れでは入れることは出来ませんがそれでも普通にその後60kmもの道のりを違和感なく走れちゃったんですよ!!

 

そう考えると『あんなにパンパンになるまで空気入れる必要無いんじゃない?』なんて事を思っちゃいます・・・。


今回は分からない事だらけの”タイヤの空気圧の謎”について調べてみようと思います!!

 

 

タイヤの空気圧の見方を勘違いしていた?!

自転車の空気入れには『PSI・BAR』この2つの単位が書かれていると思います。

 

タイヤ側にもこの2つの単位のいずれかが記載されていると思います、ちなみに私のロードバイクのタイヤには『PSI』で記載されていました。

 


空気圧の量に関してはタイヤのこの部分を見て空気いれてますよね?



自分のタイヤの場合空気圧は120psiとなっていますので、毎回120psiを少し超える程度に空気を入れていましたが、でもよくよく見てみると120psiの下に”maximam ”と言う文字が・・・。

 

 

maximam??

 

 

えーっと、maximamって何よ?

 

maximamは”最大値”と言う意味ですので私のロードバイクのタイヤは『最大で120psiまで空気を入れる』と言う記載がされていましたが、私は勘違いして毎回MAXの120psiより少し多めに空気入れていました。

 

 

いつも空気入れすぎ状態で走っていたのかも・・・

 

 

さらに自転車のタイヤに関して調べてみると”maximam空気圧”を超える圧力で空気を入れる事はNGでしたので、私の場合は今までずっとタイヤに悪い空気管理をしていた事になります。

 

 

自転車タイヤの圧力が高い状態のメリットとデメリット

自分が毎回やってしまっていた『タイヤの空気圧が高い状態だとどうなるのか?』について調べてみました。

 

自転車タイヤの圧力が高い状態のメリット

自転車タイヤの空気圧が高い場合はタイヤが沈みにくくなります、そしてタイヤと地面の接地面が少なくなり摩擦が減りますので”転がり抵抗が少なくなる”んですよね。

 

転がり抵抗が少なくなるという事は「少しの力で軽く漕げる」って事です。

 

その他にはタイヤの圧が高い状態ではタイヤの表面が固くなることで、”リム打ちによるパンク”や異物を跳ね退け易くなりますのでパンクのリスクが少なくなります。

 

 

自転車タイヤの圧力が高い状態のデメリット

一方でタイヤの空気圧が高い事によるデメリットも当然あります。

 

まずタイヤの圧力が高い事で乗り心地が悪くなります、ロードバイクでは数少ないゴム製品であるタイヤは振動を吸収してくれる数少ないパーツです。

タイヤの空気を入れ過ぎてしまえば振動が吸収されにくくなりますので当然乗り心地への影響は出てしまいます。

 

自分の場合は普段スピードを出さないので感じた事はありませんでしたが、タイヤの空気圧が高い場合地面との摩擦は少なくなる反面グリップ力の低下は避けられません、その結果コーナリングで滑りやすくなる(地面をとらえにくい)んです。

 

また摩擦抵抗が減るって事は当然自転車のブレーキの利きも悪くなります、もしかしたら自分が走行中に「ブレーキが利きにくい」と感じていたのも空気圧が入れ過ぎていたせいかもしれません。


その他にも空気を入れすぎる事で走行中にタイヤが外れてしてしまう事もあるそうです。

 

 

自転車タイヤの圧力が低い状態のメリットとデメリット

続きましては自転車タイヤの圧力を規定値より低くする事による走行への影響を見ていきましょう。

 

 

自転車タイヤの圧力が低い状態のメリット

基本的には自転車タイヤ圧力が高い状態の反対の減少が起こります。


摩擦は大きくなりますがグリップ力が上がります、それによって安定感のある走りが出来るんです。

 

タイヤ空気圧力が低いママチャリなどを考えれば確かに安定感は高いですよね!!

 

また乗り心地も空気圧か高いよりかは良くなりますよね、乗り心地向上やグリップ力を上げる目的で『あえて低い空気圧にしてロードバイクで走っています』と言う方もいましたからね。

 

 

自転車タイヤの圧力が低い状態のデメリット

タイヤの空気圧力が低い事によって1番怖いのは”リム打ちパンク”が増えるという事。

 

街乗りがメインの方は街中は段差が多いのでリム打ちパンクの可能性が高いですもんね、あとはタイヤが柔らかい事で異物によるパンクのリスクも上がってしまいます。

 

走行に関してのデメリットは摩擦抵抗が増えますので、転がり抵抗も増えますので当然速度は出にくい状態になります。

 

 

体重と空気圧の関係

今回調べていく中で初めて知ったのですが、自分に最適な空気圧を決めるうえで体重も大きく関係しているっていう事なんです。

 

確かに体重でもタイヤへの負荷は変わりますよね、自分も現在75kg位体重ありますから60kg位の体重の人と比べたらタイヤの沈み方はかなり変わってくると思います。

 

体重が重ければ当然タイヤは沈みやすくなりますので”空気圧は少し高め”にしておいても良いという事なんです。

 

自分の場合は体重が重めなので空気圧を少し高めにしていても良かったんですね。

 

あとがき

結局どうなんでしょうね??

空気圧に関しても指定の空気圧内であればある程度自分に合った空気圧を見つけて探っていくしかないんですかね。

 

自分のように最大値を上回るくらい入れちゃうのはNGですけど、規定範囲内であれば若干高めにしておいた方がパンクリスクも防げるしメリットは大きいような気はします。

-ロードバイク