ロードバイクのタイヤに関しては今1番興味があるので何度か当ブログにも書いてきました。
”タイヤ、タイヤってしつこいよ!!”というくらい書いちゃっているかも・・・。
なぜ私がこんなにロードバイクのタイヤについて調べているかと言うと、ロードバイクのタイヤを25Cから28Cに変えてみたいのです!!
『だったら勝手に28Cのタイヤに変えれば?』と思われるかもしれませんが、私が乗っているジャイアントのコンテンド2に関しては2019年モデルからは28Cのタイヤにフレームもブレーキも対応しているんですけど、私が買った2018年モデルは25Cのタイヤまでしか対応してないんです!!
だから変えたくても変えられないんですよ。
それでも28Cにタイヤを変えたい、でも私のロードバイクは25cまでしか履けない、諦めるしかないのか??
ダメもとで自転車屋さんに相談してみた
28Cのタイヤにどうしても変えたかった私はネットで散々調べたが答えが見つからなかったので、ロードバイクを購入した”サイクルベースあさひ”に相談をしに行く事にしました。
さっそく店員さんにコンテンド2の2018モデルのタイヤは25Cまでしか対応していないのは理解しているけど『それでも私は28cのタイヤを着けたいんだ!!』と熱弁します。
店員さん的には当たり前ですがメーカーさんが推奨しないタイヤサイズへの変更を良いとは言えませんよね、『さすがにそれは諦めた方が良い』との回答でした・・・。
さらに話を聞いてみるとその店員さんいわく、知人がたまたま私と同じコンテンド2 の2018モデルに乗っていまして、そしてその知り合いもなんと私と同じ事を考えて実際に28Cのタイヤに変えたそうなんです。
でもやはり25Cまでしか対応していないフレームに無理やり28Cのタイヤを付けていますので、フレームとタイヤのクリアランスが極端に狭くなる事でゴミなどが挟まりタイヤから異音がする事が実際にあったんですって!!
物理的には25C対応のフレームに28Cのタイヤを付ける事は可能だけど、それによって弊害が出てしまうという事なんです。
その後も”タイヤを28Cに変えたい自分”と”それには賛成できない店員さん”両者の押し問答が続く。
店員:『なぜ無理に28Cに変えたいのですか?』
自分:『とにかく乗り心地を良くしたいんです、25Cタイヤでは体への衝撃が私には強すぎるんです!!』
店員:『単純に乗り心地を上げるだけなら”TPIの高いタイヤに変えてみては?”』
最終的にはこの様な提案をして頂きました。
TPIについてはお店で店員さんに教えてもらいましたがすっかり忘れちゃたのでこちらをご覧ください。
TPIとは?
ケーシングの太さ(細さ)を示す数値として一般的なものに、TPI(スレッド・パー・インチ)がある。
1インチ(25.4mm)の間に、何本の糸が並んでいるかを示しており、TPIが少ないほど太いケーシング、多いほど細いケーシングとなる。
同じ素材でケーシングを作れば、TPI値が大きいほど乗り心地とグリップ力に優れる傾向となる。
出典:サイクルスポーツ
う~ん・・・、これ見てもいまいち分からない??
ざっくりと自分なりに説明しますと、タイヤって細かい繊維の塊なんですよね、そしてこの繊維の太さが細いほどグリップ力も上がれば乗り心地が良くなるんだとか。
個人的には28Cに変えたかったけど、とりあえず店員さんの話も一理あるので25CでTPIの高めなちょっと良さげなタイヤを紹介して貰いました。
180tpiくらいのタイヤでしたが1本7000円でしたので前輪後輪変えたら14,000円も掛かる。
当たり前ですけどTPIの高いタイヤは値段も結構高かった!!
参考までにこの高級タイヤ320tpiでした👇
自分が履いている2000円位の安いタイヤのTPIを調べてみましたが40~60tpi位でしたので、やっぱりTPIと言うのはタイヤにとって重要な指標なんでしょうね。
乗り心地が上がればもちろん25Cのタイヤでも良いかなと思いましたが、私はいつだって金欠なので高いタイヤ買う余裕はない!!
店員さんにはとりあえず”もう少し考えさせてください”と言い残し帰りました。
自転車屋の店員さんが言うんですから、やっぱりフレーム規格より大きなタイヤはダメなんだよな・・・。
それでもやっぱり諦めきれなくて、タイヤ関連のネット記事を探しちゃうですよ。
ダメだよって分かっていてもやっぱりバカなんですかね?
結局数日後に無理やり28Cのタイヤに交換する事を決意しました!!
25Cまでしか対応していないフレームに28Cのタイヤを無理やり取り付ける!!
覚悟が決まってからは早かったですね、もちろん予算は少ないので2本で3,000円の28Cタイヤを購入しました。
タイヤに関してはAmazonの方が安かったんですけど、チューブは楽天で2本で1,380円という最安セットがあったのでそれをチョイス。
タイヤとチューブの交換で費用は4,500円位です。
普通の自転車タイヤは1本で5000円とかしますが、2本で3000円って・・・
大丈夫なの??
タイヤ交換スタート!!
タイヤとフレーム、ブレーキ間のクリアランスが心配ですがタイヤ交換を始めていく、因みに25Cタイヤ装着時の時のブレーキとタイヤの隙間はこんな感じ。
まぁ写真で見ても分かりにくいですね・・・、実際に見ると思ったより狭いなって個人的には思いました。
これ28cのタイヤ入るのかな・・・。
後輪側のチューブはパンク修理用パッチで1年間粘ったので修理箇所が5か所位ありました。
本当にボロボロな状態でした、本当にご苦労様でしたって感じですよ!!
因みにこれダイソーのパンク修理パッチで修理した場所。
結局普通に空気が漏れる事も無く走れましたね、メーカーにこだわらない方はダイソーのパンク修理キットでも良いのかも?
さあではいよいよ28cに変えていきましょう!!
25Cと28Cタイヤ取り付け時の写真。
見た感じあんまり変わらない?
もう一度言いますけど写真ではわかりにくいですね。
このタイヤの空気圧は80~100psiが適正空気圧なので90psi位にしてみました、タイヤ交換前は120psiまで空気を入れていたのでどんな感じになるのやら。
一番気になっていたブレーキとの隙間はこんな感じになりました。
確かに比べると明らかにフレームとのクリアランスが狭くなっているのは分かる、この隙間にゴミが挟まって異音がするって事ですね。
実際にタイヤを28Cに無理やり変えてどう感じた?
若干太くなったタイヤどうですか?
それでは無理やり28cに変えたこのコンテンド2に乗って感じた事をレビューしていきます!!
乗り心地は爆上がり!!
25Cタイヤから28Cタイヤに変えて一番最初にすぐに感じたのは乗り心地の良さ!!
これに関しては本当にすぐに違いが分かりました!!
ネックだった体(特にお尻)への衝撃が殆どない、たぶんタイヤを太くしたのと空気圧が下がった事が大きく影響しているのだと思います。
『やばい位に乗り心地がいい!!』これぞ自分が求めていたものですよ。
スピードに関しては?
確かに漕ぎ出しに関してはタイヤを太くした分抵抗は上がりますので、意識的な物かもしれませんが今までのタイヤよりも少し重く感じました。
平坦な道の走行でも今までよりは少し抵抗を感じたのも事実あります、1度走り出してしまえば思ったよりは気にならない程度ですかね。
『タイヤとフレームの間に異物が挟まる』のは本当にある
今回のタイヤ変更で親身になって相談に乗ってくれた店員さんが言っていた『タイヤに異物が挟まる』と言う忠告ですが、私の場合普段の街乗りやショートライドでは殆ど影響はありませんでした。
しかし路面状況の悪い未舗装の道路でゴミが挟まったり、雨上がりのライドの時に枯れ葉や草が挟まり異音が出てしまう事は実際にありました。
タイヤがブレーキシューに引っ掛かり取り外せない
異音も確かに面倒な問題ではありますが、タイヤが外せない問題も結構厄介な問題です。
もちろん全くタイヤを取り外せない訳ではなく、タイヤを取り外す時は一度タイヤの空気を抜いて細くしてブレーキシューを逃がさないと取り外せなくなりました。
自分の場合は輪行などは予定もなく、パンク修理の時くらいしかタイヤは外さないので何とかなるとは思いますが実際にパンクした時は面倒くさいでしょうね。
まぁこれは自業自得!!
あとがき
まずはせっかくアドバイスしてくれた店員さん忠告を無視してタイヤを替えてしまって済みませんでした!!
まぁこのブログを見る可能性はまず無いと思いますが・・・
でもやっぱり28Cのタイヤは街乗りには抜群にいいなと思う、これだけ乗り心地が良くなればロングライドでの体への負担も確実に少なくなるでしょう!!