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”3勤3休”の勤務ってどんな感じなの?現役で働いている自分が出来るだけ詳しく解説します!! 

2020年4月16日

『”3勤3休”ってどんな勤務なの?!』

初めて仕事の求人票を見た時に私も目を疑いました。

 

 

3勤3休という仕事ってイメージできますか?

 

はっきり言って私も実際に働いてみるまでは『3勤3休』と言う勤務形態が全く想像もできませんでした。

 

実際に会社の面接を受ける前に『3勤3休』というワードでネットを色々調べてみましたが、ほとんど情報は得られませんでした。

 

一般的に考えれば5勤2休の会社が圧倒的に多いので『3勤3休』と言う勤務形態の仕事は少ないと思います。

今回はあんまり需要がないかもしれませんが「3勤3休」の仕事を始めて5年目に突入しましたので、働き始めた当時「3勤3休」の勤務に抱いていた不安に関するアンサーや実際に働いて感じたメリット&デメリットを書いてみたいと思います!!

 

 

これが「3勤3休」と言う勤務形態です!!

 

3勤3休と言う勤務形態は製造系の方が多いのかなと思いますが、今回は実際に自分が働いている”設備管理”の仕事を基に書いていきます。

 

 

 

3勤3休の勤務時間

まずは3勤3休の勤務時間に関してですが、基本的に1日12時間労働となっております。

 

私の例を申しますと8時~20時までの12時間の勤務です。

 

もちろん12時間ぶっ通しで働く訳ではありません、ちゃんと休憩はあります。

 

私が勤める会社のケースではありますが、休憩時間はお昼に1時間、その他にも15分休憩が取ることが出来ます。

 

実労働時間は”10時間45分”という事になります。

 

私が行っている設備管理の仕事は広い施設内を動き回る仕事なので、ひと仕事終えたらその都度休憩していますので実際にはもっと休憩しています。

 

この休憩時間に関しては業種によって異なるかもしれません。

 

 

3勤3休には大型連休がない

自分の今までの社会人生活では基本的に土日祝が休みで、その他にお盆と正月に大型連休がありました。

 

ですが3勤3休の仕事には大型連休がありませんので少し不安であり悲しい思いもありました。

 

でも実際にお盆と正月に出勤してみ『別に大型連休とか必要なくない?』と感じたのが正直な感想です。

 

確かに大型連休はゆっくり休めます、しかし大型連休明けの憂鬱感は半端なくないですか?

 

個人的に大型連休がない事は全く嫌ではありません!!

 

どうしても大型連休が欲しい場合には勤務と勤務の間に3日間有給を入れちゃいましょう。

 

そうすれば9連休は出来ます!!

 

 

3勤3休の仕事でも有給は取れるの?

そもそも3勤3休の仕事は休みに関しては年間の半分は休みですから”年間休日”が正直半端じゃなく多いです。

 

有休に関しては私が勤める会社は普通に取れます、私の知人の会社も2勤2休という勤務している人が居るのですが普通に月1で有給取っているようです。

 

私の会社の場合勤続年数にもよりますが有休が最大で20日付与されます。

 

フルに有休を使えば年間202日休む事が可能なんですよ!!

 

 

1日12時間労働は体力的にキツくない?

確かに3日間とは言え12時間勤務が連続で続きます。

 

『1日12時間労働は全くきつくないよ~』といえばウソになります、特に私は夜勤の3日間がキツイですからね。

 

でもポジティブに考えてみましょう、私が以前勤めていた会社は1日8時間の週5日勤務でした、もちろん残業も当たり前にありました。

 

しかし3勤3休と言う仕事は”3日間12時間労働”を耐えれば3連休が来ます、今まで働いていた会社で『3時間残業しているんだ』と思えば意外と平気になりました!!

 

 

3勤3休と言う仕事は何歳まで続けられる?

『若い時は3勤3休でもいいけど体力的に何歳まで続けられるの?』

これも大きな悩みの一つですよね。

 

何歳まで続けられるのか?

こればっかりは何とも言えません。

 

私の職場の実例では職場で3勤3休勤務している最高年齢者が60歳。

 

確かに夜勤の時はキツイって言っています。

 

でもキツイって言っても実際に60代で3勤3休の勤務を働いている方は居るんですからね、気合で頑張れば定年までは働けるんじゃないでしょうか?

 

ちなみに40代前半の自分は全く持って大丈夫です!!

 

また私の会社でも管理職や事務職は通常の5勤2休勤務です、将来的に体力がきつくなった場合でも通常勤務に戻る方法もあるかと思います。

 

 

夜勤で朝から寝れる自身が無い?!

これも結構厳しい話なんですけど、夜勤明けの朝はぶっちゃけ自分は熟睡は出来ません。

 

人によっては普通に夜勤明けでも眠れる方もいますけど・・・

 

でも体って不思議なもので疲れがたまるほど眠れるようになるんです、私も3日間のうち眠れない2日続いた日の3日目は爆睡できます。

 

あとは遮光カーテンで部屋を暗くしたり耳栓をしたり色んな対策も必要ですかね。

 

 

 

計り知れない恩恵がある「3勤3休」のメリット5選!!

3勤3休のメリット① 平日が休みになる

サービス業の方々は平日休みを当たり前に感じるかもしれないのですが、土日祝休みの一般的なサラリーマンをしてきた自分にとって”平日に休める”と言うのは特別な事でした。

 

平日に休む事はなぜあんなんに特別に感じるのでしょうね?

皆が仕事している平日に遊んだり、ゆったり過ごす事に優越感を感じる事が出来るのかもしれません。

 

しかし普通のサラリーマンが平日に仕事を休めるなんて体調不良の時か年に数回使える有給休暇で休める程度なんです。

 

個人的には土日祝休みよりも大型連休よりも楽しみにしていた”平日休み”という貴重な時間を日常的に味わえるというのがうれしい!!

 

 

3勤3休のメリット② 1人の時間が増える

”1人の時間が増える”

1人は寂しいという方にとってはもしかしたらデメリットかもしれませんが、自分にとって1人で自由に過ごす事が出来る時間が増えた事は大きなメリットです。

 

週末は良くも悪くも常に家族が居ますから自分中心に過ごすわけにはいきません。

 

それでも平日は子供は学校ですし嫁さんも仕事なので本当に自分勝手にできるんです!!

 

結局1人が好きなだけ??

 

 

3勤3休のメリット③ 休日が年間200日取れる

年間休日に関しては多くの企業が年間休日120日位が一般的ですよね?

 

有給休暇をフルに取れる企業であれば140日位休める方もいるのでしょうか?

 

でも現実的にはやっぱり有給休暇は取りにくいですからね、前の会社も年間20日有給を毎年もらえても実際は5日位しか使えませんでしたから・・・。

 

でも3勤3休という仕事であれば一年の半分が休みです。

 

有休など使わなくとも

182日は普通に休めます!!

 

更に有給休暇を使えば

年間200日休めちゃいます!!

 

これこそが3勤3休の最大メリットだと思います、ただし休みが多いので1か月、1年経つのが驚くほど早い。

 

3勤3休のメリット④ メリハリのある生活が出来る

個人的な感覚ではありますが、仕事のある3日間はもちろん10時間以上働きますしキツいと言えばキツいです。

 

比較的自分の様な設備、保守関係の仕事は実はそこまでキツく無いのですが一応キツイという事にしておきます!!

 

そして一日の12時間を仕事で拘束されますので、仕事の日は自宅に帰ってから自由にする時間は少ないと言う事も事実です。

 

でもたったの3日間頑張れば3連休が訪れます、3日間残業を3時間したと思えば終わっちゃいます。

 

休みの3日間に関しても体の疲れは1日で取れます、初日だけ疲れを癒やすためにゆっくり休んで残り2日間は好きな事をする。

 

このメリハリのある感じが個人的には過ごしやすいと言いますか、性に合っているんだと思います。

 

 

3勤3休のメリット⑤ 残業がほとんどない

自分としては大きなメリットなのですが、交代勤務という事で仕事が終わる時間になれば次の勤務の人が来るので残業する必要が無いんですよ。

 

勤務終わりギリギリにトラブル発生で残業する事もありますけど、年に数回ある程度。

 

業種にもよるかもしれませんが私の昨年度の残業時間は”0時間”す。

 

 

3勤3休のデメリットとは?

3勤3休のデメリット① 体調管理が難しい

交代勤務という事で昼夜逆転する日があるので体調管理という所は正直難しいなと思いました。

 

特に朝寝るのが厳しい!!

 

皆さん少し考えてください、太陽が出てきて『よし!!一日が始まるぞ!!』っていう時に眠れますか?

 

やっぱり眠れないんですよ!!

 

交代勤務での体調管理は未だに難しいと感じますね。

 

3勤3休のデメリット② 家族、友人と休みが合わせにくい

平日が学校の子供たちや一般的な土日祝休みの企業の方達とはなかなか予定が合わせにくくなります。

 

以前勤めていた職場の人からもたまに飲み会のお誘いがあったりするんですが、指定されるの日はだいたい週末ですからね。

 

タイミングが合わなければ参加出来なかったりします。

 

また子供達や家族ともなかなか予定が合わないのは少し嫌な所です。

 

でも予定が入ったとしても年間の半分が休みなので1/2の確率で有休を取らなくても良かったりもします。

 

 

3勤3休のデメリット③ 大型連休はありません

この仕事に就く以上は大型連休はありません。

 

この現実は受け止めないといけないんです!!

 

GW??お盆休み??お正月??

そんな休みはありません!!

 

今まで大型連休を楽しみに働いていた方にとってはデメリットですよね。

 

 

しかし私の場合は正直大型連休は不要派です。

 

大型連休中に思う『あと〇日でまた仕事だ・・・』大型連休特有のあの感情は嫌ですよね、だから大型連休は無い方がある意味心の平穏が保たれるのかもしれませんね。

 

 

あとがき

3勤3休の仕事を始める前に思っていた疑問やメリット&デメリットに関して書いてみました。

 

本文の中でも書きましたが「3日間だけ3時間残業をした」と思えば12時間労働はやっていけます、3日間終われば3連休が来ますので個人的には楽だなと思っています。

 

また職種にもよるかもしれませんが、12時間フルに働くなんて事は無いのではないでしょうか?

 

特に夜勤の時は管理職も不在で人も少ないですし、何かあった時の対応も難しい為、私の会社では夜勤の時は仕事がめっちゃ少ないです。

 

 

実際に友人から『3勤3休ってどうなの?』って聞かれる事もありますが私は『年間の半分休めるし理想的な勤務形態!!』と答えます。

 

もちろんデメリットもありますから100%良いとは言えないですが、個人的にはもう普通の勤務には戻れません!!

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