自転車を乗る上で危険な事って沢山あると思います。
40代の私は自転車に関しては20年以上乗っているわけですから、そりゃ肝を冷やした事もありましたよ。
今回は「自転車走行中にブレーキが効かなくなった」時の事とその対処法を調査して行きます。
自転車走行中にブレーキが効かなくなった実体験
皆さんは自転車走行中に自転車のブレーキが効かなくなった事はありますか?
私が実際にブレーキが効かない体験をしたのは今から30年以上前の事です、当時小学校2年生くらいでしたがあの時の状況は今考えても恐ろしい状況でした。
その日は学校から一旦家に帰って当時住んでいた自宅から1kmほど坂を登った所にある友達の家に自転車で遊びに行ったんですよね、そして夕方の帰る頃になったら急に雨が降り出したので急いで自転車で坂を下って家に帰っていました。
急ぐあまりさすがにスピードを出し過ぎていたので減速しようとしたら・・・。
あれっ??
”ブレーキが効かない!!”
焦った当時の私は足を地面につけて減速させようとしましたが、下り坂でスピードが出ていた事もあり全く止まる気配もない。
あと500mほど坂道を下ると車通りの多い交差点に差し掛かる、しかも住宅地の交差点なので家やアパートが邪魔で車が来ているかも見えないんですよね。
あの時は小学生ながらある意味頭の中は冷静でした。
『このまま交差点に突っ込んで、タイミングが悪く車が走ってきたら死ぬ・・・』
そう思った私の選択肢としては一択しか思い浮かばなかったんです、本当にとっさの判断でとりあえず自転車から飛び降りました。
自転車から飛び降りた事で足やら手やらすり傷だらけになりました、その後血だらけになって自転車を押して家まで帰った記憶があります。
余りにもショッキングな出来事だったので痛かったはずなのに涙も出なかった記憶がある、一歩判断を間違えたら事故死していた可能性もありましたからね。
本当に危なかったし、もし今同じ状況になっても自転車を飛び降りれる自信がないですよ。
自転車のブレーキが効かなくなった時の対処法はあるのか?
”自転車でブレーキが効かなくなった場合にどのように対処したのか?”を調べて見ました。
前輪後輪どちらかのブレーキが急に効かなくなったり、平地でブレーキが効かなくなった場合は『靴底でブレーキをかけた』と言う意見が多かったです。
確かに平地であれば安全な方法ではありませんが靴底ブレーキでどうにか対応できるかもしれません。
しかし私と同じように”下り坂で自転車のブレーキが効かなくたった”時は正直絶望的な状態です。
実際にヤフー知恵袋で同じ様な経験をされた方がいました。
その方も私と同様に下り坂でブレーキが急に効かなくなったとの事、靴底ブレーキで自転車スピードを減速させることは出来たが自転車を停車させる事は出来ない。
そんな時に下り坂の途中で上り坂のある脇道を思い出し、とっさの判断で脇道に曲がってどうにか自転車を停止させる事が出来たんです。
その方もその脇道に入らなければ国道の交差点にノーブレーキで突っ込んでいたと言うケースだったので間一髪の状況でしたが、脇道に車が走っていたり、通行人がいれば悲惨な状況になっていた事は間違いありません。
その他にも”下り坂で自転車のブレーキが効かなくなった時にどう対処したのか?”皆さんの実例をいくつか紹介します。
・下り坂の途中でUターンして減速させた。
・草むらに突っ込んで停車させた。
・壁やガードレールに自転車を擦って停車させた。
・自転車と一緒に道路に倒れた。
う~ん・・・、どれもかなり危険な停車方法ですね。
でもこれぐらいしかブレーキ以外で自転車を止める方法は無いのかもしれません。
あとがき
大人になった今”自転車のブレーキ”に関して思うことは『最低限のメンテナンスはやりましょう!!』という事です。
自転車のブレーキは本当に命に直結しますので、自分の自転車やお子さんの自転車もこまめに確認してください。
あとはスポーツタイプの自転車はパンク修理などでタイヤを取り外す機会もあると思います、私も以前パンク修理した後にタイヤの取付時の調整をミスして片方のブレーキシューがホイールに当たってない時があったんです。
たまたまその後購入した自転車店に立ち寄った際に指摘されて気が付いたので良かったのですが、そのまま走り続けたら危なかったです!!