ロードバイク

自転車の24インチ、26インチ、27インチ、28インチ 色々種類があるけど結局どれが一番良いのか?

2020年9月20日

一般的にママチャリと言うと個人的には”26インチ”の自転車を思い浮かべます。

 

今まで私が乗ってきたママチャリも全て26インチでした、でも実際には27インチ、28インチと少し大きなホイールの自転車もあり、そして自分は大きなホイールの自転車に憧れてもいました。

でも27インチ、28インチの自転車って若干高いので今まで買った事はありませんでした・・・。

 

 

今回は”自転車のインチのサイズによってどのような違いが出るのか?”を掘り下げていきたいと思います!!

 

 

自転車のインチと身長の関係性

 

ママチャリの場合タイヤのインチで乗れる身長が決まってきます。

 

【インチと身長の目安】

自転車のインチサイズ 適応身長
24インチ 130cm~
26インチ 140cm~
27インチ 150cm~
28インチ 156cm~

 

ざっと調べてみるとこんな感じです。

もちろんあくまでも参考ですので自転車を購入する前に実際に乗ってみて確認してください!!

 

注意点としては”適応身長ギリギリのサイズを選ばない”という事です。

 

私も兄弟のお下がりで適応身長よりも高いサイズの自転車に乗った事がありますが、身長に合わない高いサイズの自転車に乗るとかなり乗りにくいです。

 

大きな自転車のサドルを一番下げた状態で乗ると自転車のバランスを保つのも難しいですし、そもそも足が地面にしっかりと着かない状態では安全に運転する事が出来ませんのでご注意ください。

 

 

自転車インチのサイズ感の違いはどれくらいあるの?

具体的に自転車のインチが1サイズ違うとどの位の違いがあるのでしょうか?

 

ちなみに”1インチは2.54cm”です。

 

これを自転車のインチで計算してみると

自転車のインチサイズ タイヤの大きさ
24インチ 約61cm
26インチ 約66cm
27インチ 約68.5cm
28インチ 約71cm

 

『1インチってたったの2.5cmしか違わないんだ!?』と思うかもしれませんが、自転車の2.5cmはかなり大きな違いがあります。

これは実際に試乗してみると感じると思いますよ。

 

ちなみにロードバイクやクロスバイクの700Cと言う規格のタイヤは約70cmです。

なのでロードバイクやクロスバイクのタイヤは、28インチの自転車より大きなタイヤを履いているという事になります。

 

 

「小さいタイヤ」、「大きいタイヤ」それぞれのメリット

タイヤのサイズが違う事でどの様なメリットがあると思いますか?

 

個人的には大きなタイヤの方が”楽に速く走れる”と思っていましたが、実はその様な事実はありませんでした。

 

今回調べてみて分かったのですが、24インチの自転車も28インチの自転車も”ペダルひと漕ぎで進める距離”はギアの歯数で決まるので、実はタイヤが大きかろうが小さかろうが楽に走れる訳でもなければ、速度も変わらなかったんです。

 

スピード的にも大きな違いがないタイヤのインチですが、小さいタイヤと大きなタイヤではそれぞれにどの様なメリットがあるのでしょうか?

 

インチの小さい自転車のメリット

小さいタイヤのメリットですが、まずはタイヤが小さい方が重心が低くなりますので走行中に安定感ある走りをする事が出来ます。

 

またタイヤが小さい方が狭い道を走る際も小回りが効くという事もメリットです。

 

そして自分自身も深く理解はしていませんが『慣性の法則』と言う法則で、ペダルの漕ぎ出しに使用する力は小さいタイヤの方が軽くなるんです。

 

なので信号によるストップ&ゴーが多い街乗りや、お子さんを乗せて走る自転車等は24、26インチの自転車の方が無駄な力を消費しないので有利なんです。

 

インチの大きいタイヤのメリット

一方で27インチ、28インチの自転車のメリットとは?

 

大きいサイズのタイヤはペダルの漕ぎ出しに使用する力は大きくなりますが、こちらも慣性の法則により一度走り出したあとは大きなタイヤの方がスピードを楽に維持出来るんです。

 

大きなタイヤの自転車を選ぶのであれば、通勤通学で長い距離を走らないといけない場合やサイクリングを楽しみたい方は27インチ、28インチの自転車の方が有効になります。

 

 

あとがき

自転車のインチについて今回色々と調べて見ましたが、結局タイヤのサイズが大きかろうが小さかろうが走行性能にはほとんど影響が出ないという事です。

 

なので自身の用途に合ったサイズを選ぶのが良いのかと思います。

 

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