私が今まで歴代乗ってきたママチャリは、ホームセンターの自転車売り場にある最安値で売られている安いママチャリです。
大体7,000円位の本当に一番安い自転車に乗ってきました。
でも一方で私とは縁遠い存在ではありますが、同じママチャリでもちょっとお高めなママチャリも存在するんです。
そこで今回は同じママチャリでも”安いママチャリと高いママチャリは何処が違うのか?”、こんなテーマで調査して行きます!!
安いママチャリと高いママチャリはどこが違うのか?
高い・安いママチャリの違い① フレームの素材が違う
ママチャリの価格を左右する一番大きな要素は”フレームの素材”だと言っても過言ではありません。
ちなみに一番安いフレーム素材は『鉄』で、私が歴代乗っていた最安値のママチャリも鉄製フレームでした。
鉄フレームは自転車が安く買えるのですごく助かるのですが、デメリットとして自転車の重量が重たくなりますし屋根のない駐輪場に置いていると短期間でサビます。
一方で高級なママチャリのフレーム素材を見てみると『アルミフレーム』が採用されている事が多いですね、アルミはロードバイクやクロスバイクでも採用されているフレームです。
価格的にはお高くなりますが、アルミは素材自体も軽量ですし、サビにも強い特徴をもっています。
高い・安いママチャリの違い② ギアが違う
2つ目はギアの違いとなります。
最安値のママチャリはシングルギアです、要するにギアの切り替えが出来ない自転車です。
逆に高価なママチャリになると”内装3段ギア”タイプの変速機を採用しています。
【外装ギアタイプの変速機】
【内装ギアタイプの変速機】
画像出典:entry-parts.shimano.co.jp
内装3段ギアタイプの変速機は汚れやサビに強いのでメンテナンスを頻繁にする必要もありませんし、チェーンが外れたりする事もありません。
高い・安いママチャリの違い③ フロントライトが違う
今回ママチャリの価格について調べていると、地味に価格で差が出ているのがフロントライトでした。
安いママチャリと言えばおなじみのタイヤに押し付けながら発電するダイナモブロックタイプが一般的ですが、最新式の高価なママチャリには自動点灯式のLEDライトが採用されているんです!!
もちろん後者の方が高い事は言うまでもありません。
高い・安いママチャリの違い④ タイヤの質が違う
ママチャリの価格を左右する要素の一つとしてタイヤも欠かせない要素となります。
一般的に安価なママチャリのタイヤは中国製のタイヤですが、高級なママチャリのタイヤは国産の耐パンクタイヤと言うタイヤが採用されています。
耐パンクタイヤは肉厚のゴムが使用されている為、ノーマルタイヤよりも異物がタイヤを貫通するリスクが低いのでパンクしにくい構造になっています。
高い・安いママチャリの違い⑤ 安全・品質・保証が違う
ここまではママチャリの性能に関する違いが主でしたが、最後に安全に関する違いについて紹介します。
安価なママチャリにはありませんが、高価なママチャリにはBAAマークと言うシールが貼られています。
画像出典:baa-bicycle.com
このBAAマークが貼られた自転車は自転車の安全性に関するブレーキ性能、耐久性、強度など約90項目の検査をクリアした「自転車安全基準」を満たした自転車しかBAAマークを貼る事が認められていません。
品質検査も年に一度市場に出回っている自転車を抜き打ちで検査されるので、その場しのぎで検査を通過する事が出来ない厳しいモノとなっています。
それ以外にも高級なママチャリの方が自転車の保証期間も長いんです、逆に言えばそれだけの長期間の保証にしても壊れない自転車だと言う自信がある自転車なのです。
まとめ
今回自分が調べた中で最も高価だったママチャリは、自転車メーカーMIYATAが販売しているステンマックスベルト(税込87,648円)でした。
このMIYATAのママチャリは今回紹介した高価なママチャリのさらに上を行くスーパーママチャリです!!
フレームはもちろんアルミフレームで、ギアは内装5ギアを装備しており、チェーン部分がベルトドライブ仕様となっています。
ベルトドライブのイメージはこんな感じです。
ゴムベルトなのでチェーンと違ってサビにくく注油なども不要の凄いヤツです!!
「安価なママチャリと高価なママチャリの違いは?」
自転車の素材、機能性、利便性、それに加えて安全性や品質まで全ての面において高価なママチャリである理由があるという事でした!!