いつもの様にロードバイク関連の記事をネットで見ていたら驚くべき内容の情報を見つけてしまいました。
それがタイトルにもあるのですがどうやら普通の自転車を電動化するアイテムがあるらしいのです。
『そんなものがあるわけないよな~、将来的にできるって話でしょ?』なんて事を思っていたのですが、どうやらもう世に出回っているみたいです・・・。
今回はこのにわかに信じがたい”普通自転車の電動化”について色々と調べてみようと思います!!
そもそもロードバイクに電動アシストタイプはあるのか?
現在巷ではスポーツ系の電動アシスト自転車の事を”Eバイク”と呼んでいるようです。
そして普通のママチャリ型の電動アシスト車が実は日本生まれって知っていました?
日常生活の中で使うママチャリを楽に走れるように開発されたものです。
一方でEバイクは欧州生まれのスポーツバイク型の電動アシスト車です。
日常使いのママチャリタイプとは違いフレームなどもスポーツタイプ寄りで、日常使いと言うよりはサイクリングを楽しめるように設計されているんです。
その為Eバイクは電動アシストで走れる走行距離もママチャリ型の倍である100km位走れるようになっています。
ママチャリの電動自転車は街中でもたまに見かける事はありますしテレビとかでもたまに見るのですがロードバイクタイプの電動アシスト自転車は言われてみれば見たことないかもしれません。
実際に調べてみるとドロップハンドルの本格的なロードバイクタイプのEバイクはちょっと少ないですね。
自転車大手メーカーであるトレックやジャイアントもクロスバイク型のフラットバータイプのEバイクを発売しています。
ロードバイク型で人気がある電動アシスト自転車はヤマハ発動機が出しているYPJ-ERと言うのが有名です。
出典:YAMAHAホームページ
3.5時間の充電でスタンダードモードであれば111km走行が可能!!
コンポは最新モデルを見てみるとティアグラを採用しています、タイヤは乗り心地を考えて標準装備は700×35Cで車体は19.8kgとなっています。
しかし価格的には352,000円ですので流石に手軽に買えるものではなかったですね・・・。
普通自転車を電動化するアイテムとは?
話はそれましたがここからが本題です。
普通自転車の電動化出来るアイテムについてここから書いていきます。
UrbanX
出典:キックスターターHP
普通自転車を電動化出来るUrbanX(アーバンエックス)なるアイテムがありました!!
これは普通自転車の前輪部分を変えて使えるという画期的な物です。
取り付けは非常に簡単で
・前輪のホイールを変える
・ハンドルにスロットルを付ける
・ホイールとハンドルのケーブルをつなぐ
以上で終わり!!
公式HPでは60秒で完成と書いてありました。
ちなみにこのUrbanXには3のモードがあります。
①スロットルを下げるだけでペダルを漕がなくても動かせるフルエリクトリカルモード
②ペダリングをアシストしてくれるペダリングアシストモード
③アシストを完全にオフにも出来るトラディショナルモード
この3つのモードがあります。
ホイールのサイズ展開も豊富でロードバイク、クロスバイクに対応した700C、その他にも24インチから29インチもラインナップされています。
重量も7kgという事で先ほど紹介したEバイクが19kg台だったことを考えると車体全体の重量をはるかに軽くすることが出来ます。
そしてお値段は約7万円という事でコスト的にも抑えることが出来るんです。
ただし・・・。
最大の欠点がございましてこのアイテムを取り付けても日本で乗る事は出来ません。
どうやらわが日本では道路交通法に引っかかってしまうんです。
電動アシスト自転車は、走行中にペダルをこぐ力を電動モーターが補助(アシスト)する仕組みの自転車です。
道路交通法施行規則では「人の力を補うため原動機を用いる自転車」として基準があり、搭乗者がペダルをこがないと走行しない構造であることや、時速 24 キロメートルまでアシスト機能が働き、時速 24 キロメートルを超えると補助がなくなることなどが定められています。
出典:国民生活センター
つまり電動アシスト自転車は法律に引っ掛かりませんが、UrbanXの様にペダルを漕がなくても動いちゃう電動自転車はダメですよって事なんです。
ちなみにUrbanXのフルエリクトリカルモードはペダル漕がなくても最高で30km/hで走れるって事なので完全にNGでした。
ちなみにアメリカやEUでは法律には触れないらしく普通に走れるみたいです!!
あとがき
結局日本では市販されている完成車しか電動アシスト車は乗れないんですね。
ちなみに私も最初っから引っかかっていたんですけど「スポーツタイプに電動アシスト要らなくない?」って思いませんでした?
それでも電動アシストEバイクが普及してきている理由としては、例えばスポーツタイプの自転車に乗りたいけど筋力が衰えて走れなくなってしまったり、お年を召した方々だったり、そこまで自転車に乗ったことがない奥さんやお子さん、または彼女と走りたいと言う方がEバイクを選ぶんです。
私もEバイクには興味はありますが値段的に購入する事は出来ないかな・・・。