ロードバイク

【意外と知らない自転車の事】自転車で違反するとどうなっちゃうの?

2021年9月12日

自転車って思い返せば小学校に入る前から乗っていて、学生時代は毎日の様に乗っていましたし社会人になってからしばらく乗らなかった時期もありますが、かれこれ30年以上自転車に乗っているんですよね。

 

そんな身近な存在な自転車ですが意外と知らない事って沢山あるんですよね。

 

特に最近『知らなかったな・・・』って痛感するのは”自転車走行時のルールや決まり事”です。

 

実際に自転車のルールや決まり事を破り違反した場合はどうなるのでしょう?

 

 

自転車のルールはこんなにある!!

自転車安全利用5則

①車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先

②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認

③夜間はライトを点灯

④飲酒運転は禁止

⑤ヘルメットを着用

画像出典:npa.go.jp

 

自転車安全利用5則に関しては自転車に関する一般的なルールです、小学校の時にお巡りさんが学校に来て安全教室などで教わった記憶が私にも微かに残っています。

 

 

道路交通法 危険運転15項目

① 信号無視

② 通行禁止違反

③ 路側帯通行時の歩行者の通行妨害

④ 交差点安全進行義務違反等

⑤ 歩道通行時の通行方法違反

⑥ 遮断踏切立入り

⑦ 安全運転義務違反

⑧ 通行区分違反

⑨ 指定場所一時不停止等

⑩ 歩行者用道路における車両の義務違反

⑪ 酒酔い運転

⑫ 交差点優先車妨害等

⑬ 制動装置(ブレーキ)不良自転車運転

⑭ 環状交差点安全進行義務違反等

⑮ 他の運転を妨害する運転(あおり運転)

危険運転15項目は道路交通法に定められている自転車乗りが順守すべきルールです。

数年前に私が確認した時は”危険運転14項目”と言われていましたが、昨今深刻な社会問題となっている”あおり運転”が道路交通法の危険運転に追加され現在は全15項目となっていました。

 

危険運転15項目に関しては大人になって自動車免許取得時に教わった記憶はありますが、これらの15項目全てを自転車に乗り始めた小学生の頃に教わった記憶は私にはありません。

 

 

もしも自転車のルールを破ったらどうなるのか?

自転車に乗る際は車やバイクと違って免許が必要ではないので、たとえ違反を犯しても免許の点数が引かれたり、免許停止もありません。

 

しかし自転車にも交通違反による取り締まりがありますのでルールを守って走らなければ痛い目に合う事もあります。

 

自転車警告指導カード(イエローカード)

 

この自転車警告カードに関して実は罰則はありません!!

 

自転車警告カードで罰金や前科が付くことはなく、あくまでも安全運転を啓発するために作られたカードです。

 

しかし自転車警告カードを交付されると警察署に記録として残るのでもちろん気持ちの良いものではないですよね。

 

また自転車警告カードの取り締まりの年齢対象は14歳以上となっています。

確かに小学生に書類を書かせるのも考え物ですが年齢で区切って良いものなのでしょうか?

 

 

違反切符(赤切符)

 

自転車の走行時に警察の方が”危険な運転だ!!”と判断した場合は先ほどの自転車警告カードよりも厳しい”赤切符”を提示する事があります。

 

自転車警告カード=イエローカード

赤切符=レッドカード

こんなイメージでしょうか?

 

私はと言いますか、多くの方は赤切符を見た事がないと思いますが、過去に以下の様な事もあった様なので注意が必要です。

大阪府警が朝の8時~10時の時間帯で2日間信号無視の取り締まりを実施した結果、87人が摘発されたケースがあったのです。

 

 

赤切符が交付されたらどうなる?

今回調べて分かりましたが赤切符を交付されると結構面倒な事になります。

 

①警察署での事情聴取

まずは警察署での事情聴取が行われます、自転車の違反で警察署に行く事になるんですね。

そして警察署で赤切符が切られ事実確認や簡易裁判の日程が決まります。

 

②簡易裁判所への出頭

簡易裁判所では被疑者という扱いになり検察官からの取り調べが行われ、今回の違反に対する常習性や反省具合を見られる事になります。

 

③検察官から判断が下される

今回このブログを書くために信号無視で赤切符を切られた方のブログを何件か見ましたが、初犯であった事と取り調べでも反省の色が見られるもあり皆さん”罰金無し”という判断が下されていました。

 

 

まとめ

今回は自転車に関するルールを改めて見てみました。

 

自転車の違反では警察官から口頭注意で終わるものだと思っていましたが、警告カードや赤切符を貰っうケースもある事もあるのですね。

 

改めて自転車のルールを守らねばと思い知らされた今日この頃です。

-ロードバイク