ママチャリ利用歴の長い私は自転車の重量については考えた事も無かったのですが、ロードバイクに乗り出してからは少し重量を意識するようになったんです。
そもそもロードバイクはなぜ速く走る事が出来るのか?
私の様な素人にはうまく説明出来ませんがそれでも確実に分かる事が1つあります。
ロードバイクは車体重量が軽いから早く走れるという事です!!
実際にどの位ロードバイクが軽いのか?ロードバイクに乗った事がない方はピンと来ないと思います。
そこで今回は”自転車の種類ごとの重さの違い”、”自転車が軽い事によるメリットは何か?”こんなテーマで書いて行きたいと思います。
自転車ごとの重さの違いまとめ
私がロードバイクを購入するまでに歴代乗ってきた自転車は、ホームセンターの自転車コーナーに並んでいる最安値のママチャリです。
自転車メーカーや乗り心地なんて関係ありません。
『この店で一番安い自転車を出してくれ!!』
ちょっとダサいのですがこんな感じです。
それでも当時乗っていたママチャリの重さを軽いと感じた事も無ければ、重たいと感じた事も無かったのですがロードバイクに乗ってから初めて分かったんです。
ママチャリは重たい!!
実際にどのぐらい重量に差があるのでしょうか?
今回は数ある自転車の中から独自調査による種類ごとの重量一覧を作成してみました。
【自転車の種類】 | 【車体重量】 |
キッズ自転車(16インチ:3歳~5歳) | 約8.5kg |
ママチャリ(26インチ) | 約19kg |
折りたたみ自転車(20インチ) | 約12.5kg |
マウンテンバイク | 約14kg |
クロスバイク | 約11kg |
ロードバイク | 約9kg |
※自転車の重さに関しては某自転車サイトの人気車種を平均して換算しました、あくまでも参考値ですので悪しからず。
改めて自転車の種類ごとの重量を一覧にして出してみると圧倒的にロードバイクが軽い事が分かります。
ある意味ロードバイクは子供時代に補助輪付けて乗っていた自転車と同じくらい軽いという事です。
そしてママチャリと比較するとその重量の差は約2倍あるんです!!
車体重量が”軽い”自転車に乗る事のメリット
ママチャリとロードバイクでは約2倍くらい重量が違った訳ですが、正直ママチャリに乗っていた時に”この自転車は重たいな~”なんて思いながら走った記憶もないですし、”自転車が重たくて嫌だ!!”と思った事もありません。
では一体自転車が軽い事で得られるメリットはどの様な物があるのでしょうか?
軽い自転車のメリット① エネルギー消費が少ないから疲れにくい
自転車で最も大きなエネルギーを消費する瞬間は、停止している状態から自転車を動かす為にペダルを漕ぎ始める瞬間です。
重量の重たい自転車を動かす時と重量の軽い自転車を動かす時ではエネルギー消費に大きな違いが生まれます。
特に信号の多い街中では何度も何度も停車と発車を繰り返しますので、重量が軽い自転車に乗った方が疲れにくいのです。
また登り坂を走る際も同様の事が言えます。
ママチャリ時代に必死こいて立ち漕ぎで走っていた登り坂も、ロードバイク等の車体が軽いであれば座ったまま走る事が出来ますし脚へのダメージも少なかったりするんです!!
軽い自転車のメリット② 自転車を持ち上げるのが楽になる
自転車を持ち上げるシュチュエーションが日々の中でどのくらいあるのか?
そんな疑問は一度置いといて・・・。
車体重量が軽ければ自転車を持ち上げるのは楽です。
例えば駐輪場などでも自転車を持ち上げて駐輪しないといけない駐輪場もあります、私の地元の駅の駐輪場も持ち上げてスタンドに前輪を乗せるスタイルです。
重たい自転車だと地味にきついです。
また急な方向転換をしなければならない場合なども自転車を持ち上げる事があるかと思います。
自転車の重量は軽すぎるのも問題がある?!
ちなみに私は「軽い自転車が最強だ」と思っていたのですが、実は軽すぎる自転車にも問題が生じてしまいます。
実際にロードバイクのレースで「ロードバイクの重さは6.8kgを下回ってはならない」と言う規定があります。
これは国際自転車競技連合(UCI)と言う組織が出しているロードバイクの重量に関する規程です。
ちなみに日本自転車競技連合(JCF)でも同様の規定がありこれを下回るとレースには参加出来なくなるんです。
自転車は軽ければ軽いほどメリットがあると思いましたが、確かに自転車の軽量化を突き詰めていけばより薄く軽量化されたフレームが採用され、より軽量化されたホイールで走る事になります。
あまりにも過度な自転車パーツの軽量化を行えば自転車自体の強度などにも影響が出るでしょうし、肝心な安全性が疎かになってしまうんですね。
まとめ
今回自転車の重量に関する事をつらつらと書いてきました、結果的には自転車の重量は軽い方が何かとメリットがあります。
しかし自転車の重量よりもっと気にしなくてはいけないのは自分の体重です。
お金を掛けて軽量化され自転車を購入する前に自分自身の軽量化をしましょう!!