ロードバイク

すぐに盗まれる自転車の特徴は何なのか? 他人事ではないこの問題を真剣に考える!!

2021年9月17日

私は自転車関連のブログやニュースをよく見るのですが、定期的に自転車の盗難に関する話題を目にするんです。

 

もし自分のロードバイクが盗まれたらって考えたら怒り狂いますよね!!

 

そして先日自転車の盗難に関して調べているとこのようなサイトを見つけました。

『CSI:自転車特捜24時

 

日本全国のロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの盗難被害情報が掲載されているサイトなんです。

 

そしてこのサイトを見ていると”盗まれやすい自転車”の共通点が浮かび上がってきたんです。

 

今回考えたいのは”どんな自転車が盗まれやすいのか?”怒りを抑えきれない自転車盗難被害について考えていきましょう。

 

 

自転車盗難には2つの目的がある

自転車の窃盗に関しは新しくきれいな自転車が盗まれるのかと思っていましたが調べていると「ボロボロの自転車が盗まれた」と言う方もいました。

 

ボロボロの自転車が盗難被害に遭った方は防犯登録をしていた事もあり自転車が無事に見つかり警察署に引き取りに行ったそうなのですが、そこで警察官に「自転車の窃盗する人は2種類に分かれている」という話を聞いたそうなんです。

 

①目的地に向かう為の足が欲しくて盗む

私も過去にボロ自転車の盗難被害経験があります。

私が盗まれた自転車の場合は飲み会帰りに酔っ払いのおじさんが家まで歩くのが面倒くさくなり、道路沿いにあったアパートの駐輪場から物色して私の自転車を盗んだんです。

 

私も当時は「こんなボロ自転車盗むもの好きもいないでしょ?!」って思っていましたので安いワイヤーチェーンを掛けていたと思う。

 

自転車を盗んだおじさんの心理とすればとりあえず家に着くまで自転車に乗って帰れればいいので、別にボロボロのママチャリで良かったのです。

新しい自転車を盗んだ方が罪悪感も増えるし、しっかりした鍵で施錠している方も多いでしょうし、私の様なぼろ自転車の方が盗りやすいんだと思いました。

 

ちなみに私の自転車が盗まれたのは20年近く前の話です、今現在なら飲酒運転+自転車の窃盗でその酔っ払いおじさんは重たい罪になっていたでしょうね!!

 

 

②転売目的で盗む

一方転売目的で盗む場合はどうでしょうか?

 

転売目的であった場合は私が乗っていた様なボロ自転車を盗んだ所で何一つメリットは無いので、新しく少しでも高価な自転車がターゲットになるんです。

 

高価な自転車であれば各パーツだけでも何万と言う値が付きますし、今ではフリマアプリなど便利な世の中になってしまった為に簡単に転売が出来てしまうんです。

 

 

「こんな自転車が盗まれる」盗難被害に遭いやすい自転車とは?

ここからは冒頭で紹介したCSI:自転車特捜24時を参考にして盗まれやすい自転車について考えていこうと思います。

 

盗まれやすい自転車① 無施錠の自転車

今回調べた中で分かったのですが盗難被害に遭った人の約6割は無施錠状態で被害にあっているんです!!

 

自転車窃盗犯の気持ちになれば分かりますよね?

 

窃盗に出来るだけ時間を掛けたくないので無施錠の自転車は格好の餌食になってしまうのです。

 

ちなみに京都府警が興味深い資料を公表していたのですが、大学生の自転車盗難被害にあった方の2割の人は大学の構内で自転車を盗まれているという事でした。

 

『学校の中だし自転車を盗む人なんかいないでしょ?』と言う気持ちで鍵を掛けないまま自転車を置く学生さんが多いのですね。

 

この様な無施錠での被害を減らすために地域によって条例で自転車への施錠を義務化したり、無施錠の自転車に警告の札を貼ったり色々な取り組みをしているようです。

 

私もついコンビニなどで『短時間だし大丈夫でしょう!!』と言う気持ちで無施錠で買い物する事あるんですけどそれがダメなんですよ!!

 

盗まれやすい自転車② 夜間の時間帯、長時間駐輪している時

例えば前日の夜に駅前の駐輪場に停めて翌朝に取りに行った時に盗まれていたというケースが多くみられました。

 

人出の多い日中よりも薄暗く人手の少ない時間帯の方が確かに鍵の切断などはやりやすい傾向にあります。

 

また僅か1時間駐輪している間に自転車を盗られたと言う方もいますが、やはり長時間の駐輪によって盗られるケースが多いんです。

「3日間ずっと駐輪場に置いていたのでいつ盗難被害にあったかが分からない」と言う方もいました。

 

駐輪場に置きっぱなしにしている時間が長いほど自転車の盗難被害のリスクは上がります。

 

 

盗まれやすい自転車③ 防犯カメラの死角に自転車を置いている時

突発的な自転車の窃盗の場合は下調べなどもしていないでしょうし防犯カメラなどもあまり意識していないかもしれませんが、計画的に犯行に及ぶ窃盗犯などは防犯カメラの位置なども確認している場合が多いのです。

 

駐輪場に防犯カメラが設置されている場合は防犯カメラの見える位置に自転車を停めるの事がベストです。

 

 

自転車の窃盗は年々減少傾向にある

自転車の盗難は現在年々増えているのか?それとも減っているのか?自転車の盗難件数に関して見てみましたが減少傾向にある事が分かりました。

 

警視庁が発表しているデータなので東京都の自転車盗難の発生件数だと思いますが、2014年には年間5万6千件あった自転車の盗難ですが2018年には年間3万5千件にまで数が減ってきています。

 

毎年自転車の盗難被害は5千件位減っているという事です!!

 

しかし年々減少傾向ではありますが東京都だけで1日当たり約100件の自転車盗難被害が出ているというので驚きですよ。

 

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