数年前から空前のスポーツバイクブームによってロードバイクユーザーが増えています、私もブームに乗っかりロードバイクを購入した一人です。
そして最近特に増えているなと感じるのは女性のロードバイクユーザです、ガチ系のいわゆる”ロードバイク女子”をサイクリングロードでも良く見かけます。
先日いつものごとくロードバイク関連のネット記事を見ていたら『女性モデルのロードバイクを貰ったのですが、これを男性が乗るのはおかしいですか?』こんな事が書かれていたんです。
個人的には「別におかしくないんじゃない?女性用モデルはサイズが小さくなるだけでしょ?」なんて事を思っていたのですが、実はサイズ以外にも違う部分がある事が分かりました。
そこで今回は「女性向けのロードバイクと一般的なロードバイクの違い」についてさらに詳しく調べてみました。
女性用ロードバイクといえばコレ!!
女性用ロードバイクと言うと個人的にまず思い付くのはジャイアントの女性向けブランド「Liv(リブ)」です。
リブが立ち上がったのは2008年です、当時はLiv/Giantと言うブランドでしたが2014年からLivに名称の変更が行われています。
私の感覚では数年前から”ロードバイク女子”が増えたと思っていましたが、実は2014年頃から徐々にスポーツ系の自転車に乗る女性が増えて来たんですね。
Livに関して今回初めて調べてみましたがラインナップが結構すごいです、女性用設計でクロスバイク、ロードバイクだけでなく電動自転車、マウンテンバイク、グラベルバイクまである!!
ちなみに女性用のモデルを販売しているメーカーは多くありますが、女性専用ブランドを立ち上げているメーカーはLivだけなんです。
女性用ロードバイクは一般的なロードバイクとなにが違うの?
女性用ロードバイクはサイズが小さいと言うイメージしかありませんでしたが、実はその他にも細かい違いがありました。
女性用ロードバイクの特徴① フレームサイズが違う
まずは私もなんとなく思っていた事ですが、女性用ロードバイクは一般的なロードバイクと比べてフレームサイズが違います。
私が乗っているロードバイク「ジャイアント:コンテンド2」の場合、1番小さいフレームサイズは430mm、適正身長は155cm〜となっています。
一方で女性専用ブランドLivのロードバイクを見てみると、1番小さいサイズは395mm、適正身長は145cm〜となります。
女性向けロードバイクは小柄な女性でも乗る事が出来るフレームサイズがラインナップされています。
今回はLivに関して書きましたが、自転車メーカーによっては男女どちらでも乗れる様に最初からフレームサイズのラインナップを増やして対応しているメーカーもあります。
女性用ロードバイクの特徴② フレームの形が違う
この写真は私が乗っているコンテンド2です、写真の矢印部分のトップチューブがサドルに向かて少し斜め下方向に下がっているのわかりますか?
このトップチューブの傾斜が更に低くなる様に女性用フレームは設計されています。
トップチューブは低く地面に近い方が自転車にまたがり易く、信号待ちで停車する場合にもしっかりと足を地面に付けることが出来ます。
女性用ロードバイクの特徴③ サドルの形状が違う
女性用モデルのロードバイクは一般的なロードバイクと比べてサドルの形状が違います。
女性用モデルのロードバイクは男性と違い骨盤の広い女性に合った幅広タイプのサドルが採用されています。
男性である私も細いサドルによるお尻の痛みに苦しみましたが、今回調査した調感じだと女性の方が痛細いサドルによる影響を受けやすいとの事でした。
女性用ロードバイクの特徴④ ハンドルの幅が違う
ロードバイクのハンドルに関しても男性より肩幅の狭い女性に合ったハンドル幅が採用されています。
具体的にはハンドルの長さはおよそ2cm位女性向けの方が短めです。
またステム部分も前傾姿勢が楽にできるように3cmほど女性用は短くなっているんです。
あとがき
個人的には女性専用モデルのロードバイクは”フレームサイズが違うだけ”だと思っていましたが、さすが女性専用モデルと言うだけあって実は細い設計の違いがあるんですね。
特にロングライドをメインで楽しみたい方で身長の低い男性の方は、無理に普通のロードバイクを買うより女性用のロードバイクの方が走るが楽なんですって!!