40代になって急にアウトドアに目覚めた私は趣味でロードバイクとキャンプを楽しんでいます。
アウトドア系の趣味を始めて厄介だなと思った事があります、それは”天気に左右される”と言う事です。
アウトドア系の趣味で1番厄介な天気は言うまでもなく”雨の日”ですね、雨の日でもロードバイクもキャンプも出来ない訳ではありませんが正直面倒くさいんです。
そしてこの雨の日に匹敵するくらい厄介な日が”風が強い日”です、『雨の日の方が圧倒的に嫌でしょ!!』って思うかもしれませんが”風による影響”は計り知れないのです。
ロードバイクであれば強風によって横転のリスクもありますし、キャンプでもテントが吹き飛ばされた経験がありますからね。
今回のブログは『ロードバイクで厄介な向かい風に立ち向かう方法!!』と題しまして色々と調査をしてみました。
ロードバイク(自転車)で向かい風の時はどう走るべきなのか?
自転車乗りにとって「追い風」に関しては本当にメリットしかないです。
ペダルが軽くて仕方ない!!
でも一方で「向かい風」になった時はペダルをいくら漕いでも前に進まない、そんな向かい風の時に僕らに出来る事はあるのか?
ロードバイク(自転車)での向かい風対策① ギアを落としましょう
普段私は少し重めのギアにしてペダルを漕いでいます、しかし向かい風が本当に強い日は重たいギアで頑張って漕いでも歩いているスピードと変わらないくらいのスローペースになり心が折れた事が何度もあります・・・。
向かい風の強い日はたとえ走りやすいサイクリングロードの平地を走っていても登り坂を走っているのと同じなんです。
無駄に体力消耗しますし筋力も消費しますので、まずは重たいギアでペダルをぶん回すのではなく軽いギアに切り替えて走るのがベストです!!
ロードバイク(自転車)での向かい風対策② 前傾姿勢で走る
自転車乗車時における空気抵抗の約8割は自分の体によるものです。
確かに自転車本体を改めて見てみると空気抵抗を受けそうな部品は少ない気がします。
風が強い日はただでさえ大きな空気抵抗を受けてしまうんです、前傾姿勢で少しでも体に受ける空気抵抗を減らす事が向かい風の中ではかなり重要になります。
ただしあまりにも前傾姿勢にこだわって思いっきり姿勢を低くするのも考え物なんです、普段より低い前傾姿勢にして走れるのはせいぜい30分程度ですので頑張って思いっきり姿勢を低くするよりはずっとキープできる程度の前傾姿勢にしましょう。
ロードバイク(自転車)での向かい風対策③ スピードを上げ過ぎない
私は”〇〇の法則”的な事は上手く説明できないので結論しかお伝えする事は出来ないのですが「スピードが上がれば上がるほど空気抵抗は増える」という事なんです。
向かい風の中でがむしゃらにペダルを回して少しでもスピードを上げようとするのは実は”空気抵抗が増えて疲れるだけ”なので無駄な抵抗だったという事でした。
向かい風で楽に走る為にはあえて”ゆっくり走る”事も重要なのですね。
ロードバイク(自転車)での向かい風対策④ 服装を見直す
先ほども書きましたが空気抵抗の8割は自分の体で出来てしまうのでサイクリングの時は服装も重要になります。
その点で言えばサイクルウエアは優秀です、空気抵抗を最小限にする為に体にフィットするピチっとした作りになっていますよね?
確かにTシャツなどはゆったり着れる反面で風を受ける面積は大きいので空気抵抗を考えると圧倒的にサイクルウエアが有利なんだと思います。
あと向かい風で走る時に一番NGなスタイルは”シャツやパーカー等の上着の前を開けて走る事”です。
私もサイクリング中に体温調整の為にパーカーのファスナーを開けたり閉めたりしていましたが、この行為が一番空気抵抗増やしますし、ある意味自ら空気抵抗を増やしていたんです。
風向きや風の強さを事前に確認する事も大切!!
風向きに関しては今は便利な世の中ですよ、ネットで調べたらすぐに出てきますから!!
風向きを詳しく調べるには?
自分はそこまで詳しく見る事は無いので「Yahoo!天気予報」の3時間ごとのざっくりとした風向き、風速しか見ませんが、毎日自転車通勤している私の友人は各地域ごとに1時間ごとの予想風向き、風速を見る事が出来る日本気象協会の天気予報を確認していました。
実際にこんな感じで細かく書かれています。
出典:日本気象協会HP
その友人いわく精度も高いみたいです!!
風速の目安を知ろう
風向きはたとえ調べても目的地まで同じ方向に走る事は無いのであまり参考にはならないなと思いますが個人的には風が強そうな日は風速をチェックするようにしています。
出典:九州電力
風速の目安としてはこんな感じです。
『自転車的に乗らない方が良いとされる風速はどの位なのか?』と言う事で調べてみると、”風速8m/s”の風の強さが春一番の条件になる風速なんです。
そしてこの”風速8m/s”になると自転車での走行が困難になっていく目安になります。
人によっては『風速5m/sある日は乗らない!!』と言う方もいます、風の強い日は自転車にとっては危険も伴いますしそれぞれの感覚で安全に配慮して判断しましょう!!
あとがき
二輪走行の自転車にとって雨も厄介ですが強風もかなり厄介だと思いませんか?
自分みたいに趣味で乗っている人は『風が強いから今日のサイクリングは中止だ!!』と言えますが、通勤、通学で自転車を使用されている方はそうは行きませんので悩ましい所ですね。