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イオンバイクで買えるお手頃価格のクロスバイク『カグラ(KAGRA)』ってどんな自転車なの? 性能面や評判を調査してみました!!

2023年3月26日

一昔前までは自転車を買うとなれば、街の自転車屋さんで購入するかホームセンターで買っていた気がしますが、今では大きく選択肢が広がりました。

 

今現在で自転車購入時の強い味方と言えば、国内最大手の自転車ショップサイクルベースあさひです。サイクルベースあさひは2023年3月時点で519店舗あります。

 

実際に大分県在住の私もサイクルベースあさひで自転車を購入しました。

 

 

そしてそのサイクルベースあさひに次ぐ店舗数を誇るサイクルショプが今回調査するイオンバイクです。

イオンバイクは私の調査なのでさっくりとしか出せませんでしたが、イオンバイクの店舗数は(イオンサイクルを含む)350店舗以上あります。

 

今回は国内でも350店舗以上の店舗数を誇るイオンバイクで取り扱いがある「お手頃価格のクロスバイク『カグラ』」を調査して行きますよ!!

 

 

『カグラ』はどこの自転車メーカーのクロスバイクなのか?

イオンバイクのクロスバイクで、代名詞ともいえるクロスバイクがカグラ(KAGRA)と言うブランド名のクロスバイクです。

 

全国展開しているイオンバイクが扱うブランドですから『大手自転車メーカーの自転車なのかな?』なんて事を想像してしまいます。

 

カグラとは一体どの様な自転車メーカーなのか?

カグラと言うブランドは実はイオンバイクのオリジナルブランドなんですって!!

 

更に調べを進めてみますと”カグラ”と言うクロスバイクは自転車、自転車関連用品の開発・輸入・販売を行っているホダカ株式会社と言う日本の企業が取り扱っていた”モーメント”と言うクロスバイクの後継機だという事が判明しました。

 

ちなみにホダカ株式会社は安田大サーカスの団長さんがアンバサダーを務める”コーダブルーム””ネスト”など現在もスポーツバイクブランドを持ち、かつては自転車業界最大手の”ジャイアント社”の傘下に入っていた歴史ある自転車販売会社でした。

 

イオンバイクのサイトではカグラに関して以下の様に書かれています。

「KAGRA(カグラ)」のネーミングは日本伝統の「神楽」に由来します。

その名が示すように、日本向けに企画され、日本人に合わせたフレーム設計。

スポーティーで機能的なデザインを持ち、日本人が乗りやすく設計されたこだわりの一台。

より遠くへ行ってみたくなる「KAGRA」。

新しい体験をお楽しみください。

 

それでイオンオリジナルブランドカグラのクロスバイクを見ていきましょう。

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aのスペックまとめ!!

価格 54,780円(税込)
サイズ 1サイズ(適応身長:約160cm以上)
車体重量 約12.8kg
変速段数 外装24段変速
フレーム素材 アルミフレーム
メインコンポ シマノ:ターニー
タイヤサイズ 700×28C(英式バルブ)

クロスバイク「KAGRA」に関しては公式サイトを見てみましたが、大手自転車メーカーの様に細かなスペックは記載されておらず上記の様な大まかなスペックのみの表記となっていました。

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aの価格について

クロスバイク『KAGRA Z-3A』はカグラシリーズの最上位グレードではありますが、本体価格は54,780円(税込)です。

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイク価格との比較】

自転車メーカー エントリーモデル 価格
ジャイアント ESCAPE R3 79,200円(税込)
トレック FX 1 Disc 82,390円(税込)
ビアンキ C-SPORT 1  93,500円(税込)

 

昨今はコロナ禍の影響もあり自転車の部品不足の影響でクロスバイクの価格もかなりの勢いで上昇傾向です。

 

名の知れた大手自転車メーカーが販売している初心者向けのクロスバイクは約8万円~9万円程度しますので『KAGRA Z-3A』はかなり安い価格設定となっています。

 

 

ちなみに今回紹介しているKAGRA Z-3はクロスバイクKAGRAの最上位モデルです、その他のKAGRAのクロスバイクのラインアップは以下の通りです。

参考

【クロスバイクKAGRAのモデル一覧】

KAGRAモデル 特徴 価格
KAGRA Z-1  変速段数7段 38,280円(税込)
KAGRA Z-2 変速段数18段 43,780円(税込)
KAGRA X-2 変速段数18段+ディスクブレーキ 54,780円(税込)

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aのサイズについて

クロスバイク『KAGRA Z-3A』のサイズ展開に関しては1サイズのみです!!(適応身長:約160cm以上)

 

自転車のメーカーさんによっても異なりますが、一般的にスポーツバイクは「XXSサイズ、XSサイズ、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ」と乗る人の身長に合わせてフレームサイズを展開しています。

 

参考

【主要自転車メーカーのクロスバイクのサイズ展開】

自転車メーカー エントリーモデル サイズ種類
ジャイアント ESCAPE R3 4種(XXS、XS、S、M)
トレック FX 1 Disc 5種(XS、S、M、L、XL)
ビアンキ C-SPORT 1  4種(43、47、51、55)

 

こう見ていると各メーカーさんで独自のサイズ表記なんですね、それでも自分の適応身長に合ったベストなフレームサイズを選択できると言うのは安全面に快適な走行をする事が出来ますし、非常にありがたい事です。

 

その点ではカグラのサイズ展開は1サイズしかありませんので微妙な感じもしますが、よくよく考えればママチャリなどもフレームサイズは同じなので、サドルの高さで調整して適応身長を満たしていれば通勤通学などの走行に使用する分にはそこまで気にならないのかもしれません。

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aの車体重量について

クロスバイク『KAGRA Z-3A』の車体重量は約12.8kgです。

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイク重量】

自転車メーカー エントリーモデル 重量
ジャイアント ESCAPE R3 10.7kg(Sサイズ)
トレック FX 1 Disc 12.68kg(Mサイズ)
ビアンキ C-SPORT 1  11.2kg(47サイズ)

※トレック:FX 1 Discはディスクブレーキ仕様(ディスクブレーキは普通のブレーキと比較すると約800gほど重たくなります。)

カグラは車体重量だけを見るとジャイアント社の”ESCAPE R3””よりは2kgほど重たいですが、ディスクブレーキ仕様ではありますがトレック”FX 1 Disc”とはいい勝負をしていますね。

 

しかし一般的なママチャリが16kg~20kgですので、クロスバイク『KAGRA Z-3A』の車体重量は12.8kgはママチャリと比べると軽い自転車となります。

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aの変速段数について

クロスバイク『KAGRA Z-3A』の変速段数は24段変速です。

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイクの変速段数】

自転車メーカー エントリーモデル 変速段数
ジャイアント ESCAPE R3 24段変速
トレック FX 1 Disc 16段変速
ビアンキ C-SPORT 1  24段変速

『KAGRA Z-3A』の変速段数は24段変速ですので、クロスバイクでは最もポピュラーな変速段数と言えます。

 

『変速段数が多い=速く走れる』と思いがちですが、決してそんな事はありません。

現にジャイアント社の最高グレードのクロスバイクは16段変速です。

 

変速段数とスピードに関して詳しく知りたい方はこちらで。

 

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aのフレーム素材

クロスバイク『KAGRA Z-3A』のフレーム素材はアルミフレームです。

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイクフレーム素材】

自転車メーカー エントリーモデル 素材
ジャイアント ESCAPE R3 アルムフレーム
トレック FX 1 Disc アルムフレーム
ビアンキ C-SPORT 1  アルムフレーム

 

クロスバイクは基本的に軽量化する為アルミフレームが採用されているのが一般的で、アルミは耐久性も高くサビにくい素材としても知られています。

 

ただし同じアルミフレームの中でもグレードで分かれている為、主要自転車メーカーのアルミフレームの方がより高いグレードのアルミが使用されていると思われます。

 

逆にフレーム素材がスチール製であったり、ハンドル部分が鉄製のクロスバイクは安価であってもちょっと遠慮したい所ですね・・・。

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aのメインコンポについて

クロスバイク『KAGRA Z-3A』のメインコンポはシマノ社のTourneyです。

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイクメインコンポ】

自転車メーカー エントリーモデル メインコンポ
ジャイアント ESCAPE R3 SHIMANO:ALTUS 
トレック FX 1 Disc SHIMANO :Tourney&Acera
ビアンキ C-SPORT 1  SHIMANO :Tourney&Acera

 

自転車におけるコンポーネントとは、自転車の駆動部やギア周りの周辺の走行性能に大きな影響を与える部品の事を言います。

 

コンポーネントがグレードアップするだけでスポーツバイクの本体価格が数十万アップするほど、自転車の肝になる部品です。

 

クロスバイクに採用されているのシマノ社のコンポで、エントリーモデルに採用されているコンポは以下の通り。

・ALIVIO

・ALTUS

・ACERA

・TOURNEY

上から順番に性能も価格も高いコンポとなります。

 

クロスバイク『KAGRA Z-3A』のコンポに関しては公式サイトでも詳細は書かれていませんが、私が独自で調べたところシマノ社のTourneyが採用されています。

 

クロスバイク『KAGRA Z-3A』に採用されているシマノ社のコンポの中では一番下のグレードのコンポとなります。

 

一番下のグレードのコンポとは言え、自転車部品メーカー最大手であるシマノ社が手掛けるコンポですので、一番下のグレードでも良いパーツである事に変わりはありません!!

 

 

クロスバイク:KAGRA Z-3Aのタイヤサイズについて

クロスバイク『KAGRA Z-3A』のタイヤサイズは700×28Cです。 

 

参考

【主要自転車メーカーのエントリーモデルのクロスバイクタイヤサイズ】

自転車メーカー エントリーモデル タイヤサイズ
ジャイアント ESCAPE R3 700x30C
トレック FX 1 Disc 700x35c
ビアンキ C-SPORT 1  700x38c

 

『KAGRA Z-3A』のタイヤは28Cです。(タイヤ幅は28mm)

ママチャリのタイヤが一般的に35mmと言われていますので、ママチャリと比べると細めのシャープなタイヤです。

 

一昔前までは細いタイヤのスポーツバイクが主流でしたが、今現在は少し太めのタイヤが主流になりつつあります。

 

 

 

あとがき

イオンバイクのクロスバイク『カグラ』に関して調査をしてみました。

 

大手自転車メーカーさんのクロスバイクと比較すると確かに物足りなさも感じる部分はありますが、通勤通学など日常の移動で利用する分には個人的には良いなと感じました。

 

 

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