ロードバイク

いつかこのロードバイクともお別れが来るのね・・・、自転車の寿命は何年くらいなのか?

2021年8月8日

先日会社の同僚が車を買い替えたと言う話をしていました、10年前に買った車で走行距離は実に20万kmも走ったんですって!!

 

個人的には車は10万km走れば壊れると思っていましたが最近の車は思ったより走るんですね。

 

車を買い替えた理由は「エンジンが掛からなくなった」と言う理由でした。

 

そして私はその話を聞いてふと思ったんです。

 

『自分のロードバイクもいつか寿命が来るのかな・・・』って事を。

 

自分がロードバイクを始めたのは2年半前の事です、ロードバイクもまだまだガタが来ている部品もありませんが、この先10年乗り続けたらいつかは寿命が来て乗り換える日が来るのかもしれない。

 

そんな時にこんなブログの記事を目にしました。

『BD-1(2000年前後製)にお乗りの方は注意してください

 

東京の西荻窪にある創業103年老舗の自転車屋”和田サイクル”さんのブログで、注意喚起の為に期間を空けて何度も投稿されているものです。

 

正直このブログを見てもらうと自転車の寿命に関する答えは出てしまうのですが、一応当ブログも見てくださいね!!

 

今回はロードバイクの寿命について考えて行きたいと思います。

 

 

ロードバイクの寿命は何年なのか?

よくよく考えると私は同じ自転車を3年以上乗った事がないんです、今まで乗ってきた自転車はホームセンターで”一番安く売っているママチャリ”だったり、自転車屋さんで”安く売っている中古のママチャリ”だったり、特にこだわりもなく思い入れも無いから数年経ってボロボロになったら買い替えたり、引っ越す時に買い替えたりしていました。

 

だから乗りつぶすまで自転車に乗った経験はない、でも今回のロードバイクに関しては愛着もありますし出来れば長く乗りたいと思うんです。

 

果たして現在乗っているロードバイクの寿命はいかに?

 

 

フレームの寿命=ロードバイクの寿命だという事

ロードバイクの各パーツを考えるとタイヤやチューブなどの消耗品は交換すれば新品になります、その他にもサドル、ホイール、ブレーキ周りも交換できます。

 

しかしロードバイクで一番肝心な部品であるフレーム交換の話はほとんど聞いた事がありません。

 

”フレームを変えればまだ乗れる!!”と確かにそれも考えましたが正直フレームを交換した時点でもうそれは別のロードバイクだと思うんです。

 

無理やりフレームを交換するにしても、自転車知識の乏しい素人の自分がフレームからパーツを外して再度調整をしながら新しいフレームに付け替えるのはちょっと現実的では無いですからね。

 

なのでロードバイクの中心となる「フレームの寿命がロードバイクの寿命」なのかなと改めて思いました。

 

 

ロードバイクフレームの寿命は何年なのか?

私が現在乗っているロードバイクはアルミフレームです、アルミフレームは強いイメージがありますが一般的な寿命は5年〜10年なんです。

 

冒頭でも紹介しました和田サイクルさんのブログでも書いていますが、アルミフレームは”4年目から経年劣化が進み出す”との事です。

 

また自転車メーカーによっては取扱説明書などにも自転車の寿命に関する記載もあるようです。

 

画像出典:cycleurope.co.jp

 

これは自転車販売店サイクルヨーロッパジャパンさんの取扱説明書から抜粋させていただいたものです。

 

ちょっとお高めのシティサイクルなので採用されている”スチールフレームは約6年”。

ロードバイクでもハイグレードの車種に採用されている”カーボンフレームは約5年”

そして自分が乗っている”アルミフレームは約4年”との記載があります。

 

これを見てもアルミフレームに関しては”経年劣化4年説”が正しいのかなと思いました。

 

そしてフレームの寿命が5年~10年と言う話でしたが、経年劣化が4年目から始まり5年目以降で寿命を迎えると考えれば何となくつじつまも合います。

 

4年目位から少しずつフレームの劣化が進み、細かいひび割れが負荷のかかりやすい部分から入り出すんです、なので4年目過ぎた当りからは定期的にフレームを見る癖を付けた方が良いのです。

 

あくまでも一般的なロードバイクの寿命がは5年〜10年と言うだけで日々のメンテナンス等でも変わってきますし、走行頻度や走行距離、乗っている人の体重でも大きく変わるのかなと思います。

 

 

 

ロードバイクに乗っていなくても経年劣化は進む!!

 

ちなみに今回調べて最も驚いたのは、ロードバイクに全く乗っていなかったとしてもフレームの経年劣化は進むと言う事です。

 

さすがに納得がいかなかったので「なぜ全く乗っていない自転車でも経年劣化が進んでしまうのか?」この現象に関してさらに詳しく調べてみました。

 

 

自転車フレームは各パーツからの圧力を常に受けている

フレームは自転車のベースとなるパーツです、色んな部品がフレームに固定されたりブレーキワイヤー等でも引っ張られたりしています。

 

考えた事もなかったけど実はそれだけでもフレームに負荷が掛かっているんです。

 

 

サビによって劣化する

一般的にアルミフレームはサビにくいと言われていますが、それでも少しずつサビは進行していきます。

 

”雨の日に乗らなければ大丈夫でしょ!!って思いましたが、アルミの酸化に関しては空気中の物質と結合する事でも酸化現象が起こるので結局はロードバイクに乗らなくてもサビるという事です。

 

 

 

少しでもロードバイクの寿命を延ばす為に出来る事

ここからは少し悪あがきをしてでも『ロードバイクの寿命を延ばそうじゃないか!!』という事で今出来る事を考えてみます。

 

ロードバイクの寿命を延ばす① メンテナンスを怠らない

経年劣化の大きな原因の一つはサビのよるものです。

 

このサビを出来るだけ抑える為には日々のメンテナンスが重要なんです、こまめに注油をしたり、フレームを拭いたりしていきましょう。

 

 

ロードバイクの寿命を延ばす② 保管方法の見直す

ロードバイクの保管に関してはやはり室内保管がベストです、これも結局はサビを少しでも防止する為です。

 

また紫外線によるダメージも考えなくてはいけません、ゴム製品であるタイヤはもちろんですがフレームの塗装も紫外線によってダメージを受けますのでロードバイクの保管方法も大切なんです。

 

 

ロードバイクの寿命を延ばす③ 乱暴な運転は避ける

ロードバイクの寿命を延ばすという事で今回色々と調査をしたのですが、一番基本的な事を自分は忘れていました。

 

ロードバイクを大切に乗るという事。

 

私が乗っているアルミフレームに関しては衝撃にはあまり強くないという事を最近知りました、さらにアルミフレームは衝撃を蓄積させてしまうと言います。

 

だから走行中に”この位の段差は大丈夫でしょう!!”と言う思いで”スピードを落とさないまま段差を超える”この行為は完全にNGな行為でした、あとはロードバイクを倒してしまうのもダメですよ。

 

 

まとめ

 

今回調べて分かった事をまとめてみるとこんな感じです。

●アルミフレームの寿命は約4年

●カーボンフレームの寿命は約5年

●経年劣化は4年目から始まる

●乗らなくても劣化は進む

こんな感じですね!!

 

私が乗っているロードバイクも購入から2年半が経っているという事は、早ければあと2年半で寿命を迎えるのかな?

 

でもたったの5年で自分はロードバイクを手放したくはない、悪あがきかもしれませんけどもう少しメンテナンス頻度を上げて出来れば10年くらいは乗りたい。

 

 

ロードバイクがぶっ壊れるその日まで乗る!!

 

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