ソロキャンプを始めてみたい!!”と思った時に、キャンプギアをレンタルして始める方もいるかもしれませんが、多くの方はキャンプギアを買い揃える事から始めると思います。
お金に余裕がある方であれば『予算30万で選びました!!』と言う方もいまが、私は少ないお小遣いをやりくりしながらコツコツと貯めたお金でキャンプギアを買い揃えたので、ソロキャンプの初期費用は5万円でスタートさせました。
今回はこれからソロキャンプを始める方に向けて”低予算でのソロキャンプギアの揃え方”について、実際に私が購入したキャンプギアを交えながら紹介していきますよ!!
予算5万円でソロキャンプを始めるには?
ソロキャンプのギアであれば1人分のキャンプギアを買い揃えれば良いので、『予算1万円でソロキャンプギアを揃えた!!』と言う猛者もいます。
しかしある程度満足感を得ながらソロキャンプを行うには、個人的には最低でも『3万円』の予算は必要だと考えています。
私が実際に5万円以内で買い揃えたソロキャンプギアの内訳をご覧ください。
キャンプギア(ブランド) | 購入価格 |
テント(HILL STONE) | 10,799円 |
寝袋(ベアーズロック) | 6,850円 |
チェア(ショップオリジナル品) | 3,980円 |
コット(コールマン) | 6,346円 |
ガスコンロ(ニチネン) | 2,990円 |
焚き火台(Viaggio+) | 4,680円 |
ランタン(DABADA) | 2,990円 |
テーブル(ショップオリジナル品) | 2,860円 |
マット(フィールドドア) | 1,600円 |
ホットサンドメーカー(村の鍛冶屋) | 3,000円 |
グランドシート(近所のホームセンター) | 600円 |
私のソロキャンプ初期費用は”総額46,695円”です。
写真付きで更に詳しく見てみたい方はコチラ。
その他にもソロキャンプで必要な細々した小物等も合わせると、ソロキャンプの初期費用は5万円位になりました。
5万円と言う低予算でソロキャンプ用のギアを買い揃えるわけですから、有名なブランドのギアはほとんどありません。
唯一ブランド品と言えば”コールマン”ぐらいでしょうか?
ただし私の場合は、最低限の予算でソロキャンプギアを選びましたが”満足できる良いギアを選んだ”と自負しているんです。
実際にソロキャンプで3年以上ギアを使っていますが、どのギアも未だに壊れる事なく全て現役で使えていますからね。
個人的に思うのは、低予算でのソロキャンプ選びではブランド品にこだわらず、実際使用した方の口コミやレビューブログを参考に選ぶ事が重要かなと思います。
5万円でソロキャンプ用ギアを買い揃える時の『予算配分とポイント』
それではここからは各キャンプギアごとの予算配分や、ソロキャンプギア選ぶ時のポイントを私の経験も踏まえてまとめてみました。
予算5万円で選ぶソロキャンプギア 『テント』
テントの予算目安
10,000円~15000円
ファミリーやグループで使用する大人数用のテントをイメージすると『一万円のテントは安すぎるのでは?』と思われるかもしれませんが、ソロキャンプのテントであれば一万円程度で割と有名なブランドのテントも買えます!!
こだわりのある方は予算を13,000円~15,000円位まで上げれば、コールマンで人気のツーリングドーム等も普通に買えますよ。
テントを選ぶ時のポイント
安すぎるテントには要注意!!
ソロキャンプ用のテントであれば最安値で五千円程度のテントもあります、私も予算が少なかったので安価なテントを購入検討していましたが、安すぎるテントは口コミやレビューブログ等を見ても「一回の使用でフレームが壊れた、テント幕が薄くてすぐに破れた」など、あまり宜しくない書き込みが多いのが現実です・・・。
安価なモノはダメ!!とは言い切れませんが、キャンプのメインギアであるテントには少し多めの予算を掛けてあげてください。
予算5万円で選ぶソロキャンプギア 『寝袋』
寝袋の予算目安
5,000円~8,000円
寝袋もこだわり出せばキリがないキャンプギアの1つです、予算5万円で抑えるとすると現実的な所では一万円を超えるような高価な寝袋に手を出す事は厳しいかなと・・・。
寝袋を選ぶ時のポイント
ソロキャンプに行く季節はいつなのか?
寝袋選びで最も重要な事は『使用限界温度』、どの位の寒さまで耐えられる寝袋なのか?という事が重要なのです。
極端な話で言ってしまえば『僕は夏場にしかキャンプに行かないよ』と言う方は寝袋を買わなくても良いかも知れません。
夏場でも山間部などでは若干冷えますので、全く寝具を持って行かないと言うのは無謀ですが、家にあるブランケットなどを持って行けば寝袋代は0円に抑えられます!!
秋から冬、そして春先にかけてはかなり冷えますので、使用限界温度がより低い温度まで耐えられる寝袋が求められます。
寝袋を選ぶ際は自分がソロキャンプに行く季節を想像しながら選びましょう!!
予算5万円で選ぶソロキャンプギア 『アウトドアチェア』
アウトドアチェアの予算目安
3,000円~5,000円
ホームセンター等に行けば1,000円位の安いアウトドアチェアもありますが、実際にソロキャンプを始めてから改めて考えてみると、キャンプって大半の時間をテントの前でチェアに座って過ごすんです。
あまりにも安いチェアで不満を感じながら長時間過ごすのはいかがなものかと・・・。
アウトドアチェアを選ぶ時のポイント
ハイスタイル?ロースタイル? スタイルを決めてから選ぶべし!!
キャンプには2つの異なるスタイルがあります。
”ハイスタイル”はこんな感じでテーブルもチェアも脚の長いタイプで過ごします。
画像出典:楽天市場
イメージ的にはまさしくこの様な感じです!!
一方で”ロースタイル”はどのようなものかと言いますとテーブルもチェアも脚の短いタイプで過ごします。
画像出典:楽天市場
この2つの異なるスタイルのどちらが自分に合っているかを考えてから決めてください!!
予算五万円で選ぶソロキャンプギア 『コット』
コットの予算目安
0円~8,000円
コットはキャンプをやっていない方にとっては馴染みのない物かもしれませんがこんなアイテムです。
簡易ベットのような物ですかね?!
このコットは正直有っても無くてもどちらでも良いキャンプギアなので0円~8,000円としました。
コットの購入を迷う方へ
キャンプで就寝時の快適性を上げるならコットは買いです!!
コットは無くても困らないキャンプギアです。
テントの中でアウトドアマットを敷いて寝ればもちろん寝ることは出来ますが、私があえてコットを購入したのはキャンプでの睡眠の質を上げる為です。
今回はソロキャンプという事で1つだけコットを購入する際の注意点があります、コットはテントがある程度広くないとテント内にコットが入らない事があります。
この辺はご自身のテントとの兼ね合いになりますので十分ご検討してくださいね!!
予算五万円で選ぶソロキャンプギア 『焚き火台』
焚き火台の予算目安
5,000円程度
ソロキャンプで使用する焚き火台はコンパクトで多機能な焚き火台が3,000円程から購入できます。
私はソロキャンプにしては少し大きめな焚き火台を使用しています。
ソロキャンプなのでコンパクトな焚き火台で少しずつゆっくりと焚き火を楽しむのもアリだったかなとも思います。
焚き火台を選ぶ時のポイント
一台で二役、焼き物も出来る焚き火台がおススメ!!
見た目優先で焚火専用の焚き火台を購入するのも良いとは思いますが、個人的にはBBQなどの焼き物も出来る焚き火台がやっぱり使い勝手が良いです。
私が購入した焚火台もBBQ台としても使えるのでかなり使い勝手が良いですよ。
予算五万円で選ぶソロキャンプギア 『ランタン』
ランタンの予算目安
3,000円~5,000円
ランタンも本当にピンキリなんです。
本当に安いランタンで良ければ、ダイソーのランタンでも良いのですから!!
個人的にはソーラー充電が出来たり、バッテリー機能を持った多機能ランタンが欲しかったので3,000円程のランタンを購入しました。
LEDランタンであればもう少しグレードの高いランタンでも5,000円もあれば良いランタンが買えます。
ランタンを選ぶ時のポイント
面倒くさがりの方はLEDランタンがおススメ!!
今回はLEDランタンについて書いてしまいましたが、もちろん本格派でお洒落なのはオイルランタンやガスランタンです!!
オイルランタンは確かにキャンプ場で他のキャンパーさんが使用しているのを見てもカッコ良いです。
でもそこまでランタンにこだわらない方はLEDランタンの方が楽ですよ!!
私の場合は自宅の部屋の日の当たる場所に常にランタンを置いてソーラー充電していますので、キャンプ前日に充電する事もしていません。
予算五万円で選ぶソロキャンプギア 『アウトドアテーブル』
アウトドアテーブルの予算目安
3,000円程度
アウトドアテーブルも一人用のコンパクトなテーブルであれば、3,000円台で迷う位色々なタイプのテーブルが選べます。
テーブルに関しては自宅にコンパクトなテーブルがあれば無理に買わなくても良いと思いますし、キャンプの小物を入れるコンテナボックスなどでも十分にテーブル代わりになりますよね!!
アウトドアテーブルを選ぶ時のポイント
大きさ選びを間違うな!!
”ソロキャンプは一人だからコンパクトなテーブルで良い”と先ほど言ったばかりですが、私が購入したテーブルがコチラ。
テントの入り口とほぼ同じサイズの大きめサイズのテーブル!!
調理をする時などはこんな感じで沢山食材を並べる事が出来ます。
大きいサイズのテーブルで良かったと思う事もありますが、ソロキャンプは一人ですしキャンプギアの持ち運びも大変です。
今となって思うのは『もっとコンパクトなテーブルで良かったよな・・・』って事です。
予算五万円で選ぶソロキャンプギア 『アウトドアマット』
アウトドアマットの予算目安
0円~5,000円
アウトドアマットはどの様なものかと言いますと、こんなマットです。
アウトドアマットはコットがあれば不要ですので0円~5,000円としました。
アウトドアマットを選ぶ時のポイント
就寝時のマストアイテム、マットにはお金をかけるべし!!
キャンプ場の地面はどれだけフラットに見えても多少の凸凹間はありますので、マットなしではかなり眠りにくいです。
また冬場のキャンプでは地面が氷の様に冷たいので、床冷えでマットなしでは眠れません。
まとめ
・ガスコンロ(ガスバーナー)
・ホットサンドメーカー
・グランドシート
この3点に関しては評価が分かれるところなので今回は割愛させて頂きました。
”低予算でのソロキャンプギアの揃え方”という事で、予算配分やポイントに関する自分の考えを過去のソロキャンプでの経験を基に書いてみました。
人それぞれこだわりたいポイントは違うと思いますので一概には言えませんが、低予算でキャンプギアを買い揃える参考になればうれしい限りです!!